<アーノルド・マッカラー>
1950年8月26日オハイオ州クリーヴランド生まれ。1970年にミュージカル「ヘアー」 の オーディションに合格、約2年間全米をトゥアー。その後、NYに移り、The New York Community Choirに参加。そのメンバー4人でグループ:Revelationを結成。 75年に RSOからアルバムをリリースする。そして70年代後半からセッション・シンガーとし てNYのスタジオ・シーンで活躍。ルーサー・ヴァンドロス&デヴィッド・ラズリー と共に 数え切れないレコーディングに参加。ジェイムス・テイラーのバック・ヴォーカル を 務めるようになったのもこの頃で、以来、アーノルド・マッカラーの実力は、ミュ ージシャン仲間で特に高い評価を得るようになる。 1978年、映画「American Hot Wax」に出演するため約4ヶ月ウエスト・ハリウッド に 滞在。これがキッカケとなり、活動の場をLAに移す。親友デヴィッド・ラズリーの 紹介で出会ったデヴィッド・ベノワのアルバムでゲスト・ヴォーカルを担当。彼の 声に惚れた レコード会社がアーノルド自身のソロ制作を薦め、本人もこれを承諾。そうして 1984年、デヴィッド・ベノワとの共同プロデュースによって1stアルバム「A Part Of Me That's You」を発表する。以後も、アレサ・フランクリン、リッキー・リー・ジョーンズ、 デヴィッド・サンボーン、ケイコ・マツイ…数え切れないほどのセッションに参加 。 また、「Beaches」「Crossroads」他いろいろな映画に出演したり、フットボールの 試合でアメリカ国歌を独唱したり、存在感十分なパフォーマンスを至る所で披露す る。 1994年、元シャンペーンのダナ・ウォルデンをプロデューサーに迎え、2枚目のソ ロ作「Exception To The Rule」(Coyote Records)をリリース。よりヴァーサタイル な音楽性 を披露し、ソロ・ライヴも積極的に展開。1999年にはビル・キャントス他のプロデ ュースで第3作「You Can't Go Back」を発表している。