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◆ソングライターとして数々の職人技を披露してきたブロック・ウォルシュの最新音源集。ここ数年の間に書かれた作品の中から厳選した11曲を、自己のスタジオ:The Moon Roomで再編集。 ◆自信と愛情、逞しさと渋さを漂わす、好感度溢れる作品。 ◆クリスティーナ・アギレラに提供し、彼女のデビュー・アルバムに収められた<Blessed>と、1998年にベット・ミドラーが発表した<Lullaby In Blue>、アルバムの冒頭を飾るこの2曲のセルフ・カヴァーがハイライトで、特に、<Lullaby In Blue>で聴けるドラマティックな世界は必ずやハートに響くはず。 共作者でもあるアダム・コーエン(勿論、あのレナード・コーエンの息子さん。Columbiaレコードからソロ・アルバムも発表)のギターとバック・ヴォーカルも絶妙の味わいを届けてくれます。 3曲目の<When I Was Rich>はブロック本人が最も好きだと語るナンバー。ここでの"Rich"とは金銭的な意味ではなく精神面での裕福さ。かつて恋人と一緒だったときは本当にRichだった。しかし彼女が去った今は、お金はあるが決してRichではない、という歌。かつて、Galdston & Thom、そして、Far Cryという印象的なデュオでアルバムをリリースしているフィル・ゴールドストンとの共作。 4曲目は<Wishing Well>。同じタイトルの曲が世の中には多数存在するが、ブロック曰く『他の誰の曲より僕のが良いよ。特に詞が良いんだ』という自信作。 5曲目の<Don't Forget My Name>は、ヨーロピアンな雰囲気とアメリカンな(スタンダードっぽい)曲調が上手く合致した曲。 <One World>はストーリーテラー的な部分が出たナンバー。AORファンよりもシンガー・ソングライター・フリークにお薦め。 <A Map Of Paris>は亡き母親のコートのポケットからパリの地図が出てきた、という歌。きっといつかそこを旅することを夢見ていたんだろうな..というセンチメンタルなバラード。 8曲目の<I Could Go On Forever>はメロディーの展開、力強いヴォーカルが印象的な佳曲。 <Castaway>はオルタナティヴAC、といった感じのナンバー。 <Little Love>は今から48年前、ブロックの母親が作詞・作曲した作品。いつも子守歌代わりに歌ってくれたという思い出深い1曲。 そしてラストの<Everyone Goes>は今年の3月に環境問題のチャリティ・イヴェントで歌ったライヴ・テイク。TV番組「Once And Again」のために作ったという作品で、そのため、番組の脚本家2人も作者にクレジットされている。 ◆リマスタリングはLAの名手ボブ・ストーンが担当。 ◆ブロック・ウォルシュの細かなプロフィールはこちらをクリックして下さい。 |
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