<グレッグ・マティソン>
本名:ドン・グレゴリオ・マックロベッツ・マティソン。1950年2月25日、LAの生ま れ。 60年代後半にジェイ・グレイドンと出会い、本格的に音楽活動をスタート。彼の薦 めもあり、ハモンド・オルガンで独自のフィールドを確立する。ジャズからポップ 、ロック、R &Bまで幅広い分野でセッションを行う。1972年に、タタ・ヴェガを中心とするグ ループ Earthquireのメンバーとして、モータウンからアルバムをリリース。その後も、様 々な ミュージシャンとコラボレーションを続けるが、特に1978年の活躍は目覚ましく、 ラリー ・カールトンの「夜の彷徨」(<Room 335>収録)、ドナ・サマーのNo.1ヒット< Mac Arthur Park>、オリビア・ニュートン・ジョン&ジョン・トラヴォルタの映画 「グリース」のサントラ他で、キーボードやアレンジを担当。一躍、LAのスタジ オ・シーンを 代表する1人となる。また、1980年代初頭からは、プロデューサーとしても大活躍 。82 年12月11日付けのビルボード誌では、グレッグがプロデュースした2曲−−トニー ・ベイ ジルの<Mickey>とローラ・ブラニガンの<Gloria>−−が1位2位を独占。ビル ボード 誌の長い歴史の中でもごく数人しか達成できなかった快挙を為し得る。その年、 1982年に 本作「The Baked Potato Super Live !」を日本のみでリリース。また、この頃から 、 アメリカだけでなく、南米、ヨーロッパ、日本他、世界中のプロジェクトに関わる ようになる。1990年には、LAのフュージョン・レーベルHead Firstから「For My Friends」をリリース。気心の知れた仲間達とご機嫌なサウンドを作り出してい る。また、近年は、エイブラハム・ラボリエルとのデュオ・プロジェクト"Double Vision"で活動、また、 プロデューサーとしても、トミー・ファンダーバーク(Airplay, Boston他)の初ソ ロ作を全面手掛けるなど、さらに、積極的な姿勢を見せている。