<11月20日(土)>
「今日の出来事」
●久しぶりに日記書き。その傍らで、12月発売新譜の音をダビング&ダビングし、紙資料と共に媒体に郵送。アルバムはロス・ロボトミーズとジェイニー・クルーワーの2Wですが、媒体に合わせて、片方だけ、あるいは両方、を選択。2台のCDプレイヤー、2台のMDプレイヤーがフル稼働です(笑)。


<11月19日(金)>
「今日の出来事」
●トミー・ファンダーバークの音が到着。何はなくとも、直ぐにステレオに! なるほど、予想していた音と近いと言えば近いですが、もうちょっとメロディック・ロック寄りかな、という危惧もあったので、これなら全然OKです。相変わらずのファンダーバーク節は健在ですし、なんとか売れて欲しいです。日本ではもちろん、ヨーロッパでも。ちなみに、ブルース・ガイチ氏は全くこのアルバムに関わっていないとのことでしたが、キング・オブ・ハーツ時代の<Remember When>のセルフ・カヴァーが入っていました。意外にも、よりアダルティーな仕上がりで思わずニッコリ、の中田です。アルバム・タイトルは「Anything For You」で、全編のプロデュースは昨日話しに出てきたファブリツィオが担当。参加ミュージシャンも彼の人脈オンリーで、いわゆるLA系AORのプレイヤーは1人も参加して居ません。ま、でも、レヴェルは全然低くないです。
●ようやく今日からジェイニー・クルーワーのインタヴュー・テープ興し。明日には完成させて一気にライナーも書いてしまいたい私です。
●久しぶりに税務署にも行きました。海外との取り引きに関する租税条約云々、が7月から変わっていて、それに関する必要資料提出の件でいろいろと解らなかったりしたもので....。



「今日のラーメン」file no.022 [らーめん まる玉]
●両国駅から歩いて5分弱の所にある、鶏をふんだんに使ったスープが美味のお店です。正しい表記は、漢字の「玉」を◯で囲んだもので、行くのは今回が2回目。前回非常に好い印章を持ったので約1年振りに行ってみました。で、相変わらず旨い! 鶏をふんだんに、と言っても醤油系ではなく、かと言って、塩でもない、ポタージュのようなスープ。これがハマるんです。コクがばっちりで。麺は中細の縮れ系。サクッと一気にすすり、ついつい「替え玉!」と叫びたくなる自分がそこにいます(でも、今回はハシゴするので、替え玉はなし)。チャーシューも柔らかさこの上なく、さらに味も抜群。それと、普通のお店ではお目に掛かれない“あおさ海苔”もスープに非常に好くマッチしています。あと、別注の味玉が、また本当に美味しかったです、トロトロ半熟、味も沁みてて。ただ、ビール、とかが無さそうなので、長居はできなそうです、念のため。●

「今日のラーメン」file no.022 [めん屋そら]
●昨年オープンした、新しめのお店です。そして、新規開店組中ではNo.1の呼び声も高く、実際、成美堂出版から出たラーメン本「うまいラーメン大事典520軒」では、エリア内(東京23区内)イチ押しの店!として紹介されていました。場所は、千代田区神田。JRの駅南口からホンの1〜2分、という場所ながら裏の小道に面しているので、ちょっぴり分かり難いかも知れません(実際、私は前回、さんざん迷いました。その時は、営業時間内にも拘わらず、辿り着いたら、「スープ切れで本日終了」となっていて、超ガッカリしたものでした、ハイ)。で、まずは、生ビールをクイッ! そして、「とりあえずの3点盛り」というつまみを頼むと、支那竹、焼豚、味玉という、中田の好物3点が乗せられ、まずはニッコリ。そして、いよいよラーメンを注文。友人と2人で行ったので、塩と醤油を1つずつ頼み、両方味見。中田は塩メインで食したのですが、これがバカ旨! いやあ、さすが、エリア内イチ押し! これは凄いです。パンチ十分なのに和的な繊細さも備えている。コクは満点。奥も深い。そして、スープが超熱々。「純連」系と同じく湯気は全然立っていないのですが、とにかく熱い! 火傷に注意!ですね。麺は細縮れ麺と平打ち麺を選べるのですが今回は塩も醤油も平打ちをセレクト。これがまた非常に美味しかったです、歯ごたえ十分で。これは癖になりそう....。というか、本当に、最近の新店は美味しいところが多いですね。恐れ入谷の神田明神! といったところで本日のレポート終了です。

<11月18日(木)>
「今日の出来事」
●キング・レコードのN氏からTEL。「今度、うちで、トミー・ファンダーバークのソロをやることになったんです。(イタリアの)Frontiers(Records)からのライセンス・ディールで。つきましては、ライナーを....」。なんと、そうですか、オメデトウございます、トミー様。音は早速送って下さるとのことで、ライナーは1月下旬の模様。これは楽しみです。ただ、ひとつ気掛かりなのは、ジョセフ・ウィリアムスのVertigo同様、トラックはLAに住むイタリア人、ファブリツィオ・V・ジー・グロッシーがプロデュースしたとのことで、ヨーロッパの市場を中心としたメロディック・ロック系の音作りが予想される、という部分。トミーにはもっとソウルフルな部分を打ち出してもらわないとその好さは半減してしまいますからね。何はともあれ、明日の音&クレジット到着を待つとしますが、ただ、グレッグ・マティソンとの共作が半分くらいを占めている、というので、例のお蔵入りしている(というか、8割形やったところで、諸事情により完成を断念せざるを得なかった)アルバムの曲が甦っている可能性は大です。その他にも、ブルース・ガイチとの共作も1曲ある、とか。早速、トミー&ブルースにメールを打ってみたいと思います。インタヴューも至急にセッティングしないと....。た・の・し・み。
●夕方、HMVの本社に出向き、商品部のチーフ・バイヤーさんとミーティング。ちょっとした策を練って、それを持ちかけたのですが、さて、どうなりますやら。それはともかく、六本木の交差点から数分の所にあるHMVさんの本社。ちゃんと受け付け嬢が居たり、実にゴージャス。まさに、“オフィス”“本社”、という感じで憧れちゃいました。クール・サウンドには夢のまた夢、ですから(笑)。
●その後、渋谷のDUO Music Exchangeに足を運び、スティーヴン・ビショップのライヴを鑑賞。ここ数回はソロでのギグが続いた(と記憶している私です....)ビッシュですが、今回は3人編成。キーボード1名、そして、ギター兼ベース1名、それにビッシュというトリオなのですが、う〜ん、あまりトリオとしては機能していなかったかな、という印象も。コーラスもキーボードの人なんかは歌ってるんだか歌ってないんだか解らない感じで中途半端。まあ、ビッシュの歌声はいつもの感じで悪くなかったですが。それより、業界の方が非常に多くて吃驚しました。レコード会社の方、音楽出版社の方、作曲家の方、新聞社の方、あ、それと、アドリブ:山崎さん....等々。皆、ビッシュが好きなんだなあ〜を痛感。2階席まで入ってましたし、なかなか盛況だったのではないでしょうか? 終演後は、私を誘って下さった某レコード会社を卒業なさったばかりのプロデューサー氏と飲み会。氏の薦めで、道玄坂の「モリゲン」という焼き鳥屋さんに行ったのですが、これがマジ旨! しかも、非常に個性的なお店なんです。かつてレコード会社に居たというマスターは大のソウル・ミュージック好きで鳥を焼きながらその傍らでDJ(お皿回しですね)を演っている、という器用な人。それでいて、焼き鳥は非常に美味しいのですから、これには、大吃驚、です。お店の名前を今一度確認すると「Funky Chiken Bar ヤキトリもりげん」となっている、それはすなわち、そういうことなんです、はい。そして、それだけではありません。このマスター、元ボクサーという肩書きも持っていて、お店に入ると目の前にはサンドバッグがぶら下がっている、という、こんなお店はまず無いでしょう、インパクト十分。でも、決して、常連さんオンリーとか妖しい客しか居ないとか、そういったことはないので、ぜひ、足を運んでみて下さい。ご機嫌なソウル&ファンク・ミュージックを聴きながら美味しい焼き鳥&酒をかっ食らう。誰もが「生きてるのを、嗚呼実感!」なさることでしょう。場所は、道玄坂を上がって百軒店の所を右折。最初を左に曲がってまた直ぐ右折。30m位歩いた左側です。渋谷区道玄坂2-18-11 サンモール道玄坂105。私も又行きます、絶対に。

<11月17日(水)>
「今日の出来事」
●2泊3日の疲れから午前中は全く機能せず。午後も、あまり身になる仕事は出来なかったような....。

<11月16日(火)>
「今日の出来事」
●浜名湖への名残に後ろ髪を引かれつつ、車を東へ1時間強。今日は大井川鉄道のSLに乗る、がメイン・サブジェクト。今日ではほとんど見られなくなったSLに乗れる貴重な鉄道、ということで前から気になっていたのですが、どうせ行くなら紅葉が綺麗かな?というこの季節がバッチリだろう、と足を運んだ次第です。ただ、残念ながら、紅葉は未だでした。猛暑がここにも影響?していました。ちょっぴり残念。でも、SL自体は情緒があって好かったです。走っている最中、常に社内アナウンスがあって、まさに旅行気分100%。楽しませていただきました。大井川鉄道のSLはJRの金谷と千頭という所を結ぶ全長39.5km。これを1時間20分前後で走るわけですから、平均時速約30km。停車駅が限られる急行仕様ながら、普通の電車=各駅停車よりも余計に時間が掛かる、スロウライフなところがまたグーッです。ちなみに、車で行かれる方は、金谷駅のお隣、新金谷駅に1日500円で停められる駐車場が用意されていますので、そちらをご利用下さい。また、SLは基本的に予約制。平日はパッと行ってパッと乗れる、と思いますが、土日は予約しないと厳しそうです。webはwww.oigawa-railway.co.jpです。
●そして遅めの昼食は、新金谷から車で1時間弱の所にある焼津さかなセンターで美味しいお鮨をパクリ。上寿司でも1800円というリーズナブルさでこれがまた美味。そして、さかなセンターで土産用のさかなをいろいろと購入。大トロのバラ(?)、中おちのパック、大ぶりのハマグリ、アジの干物、マグロの味醂干し…。早速、家に帰って食べましたが、どれも絶品! 値段も安いし、これはクセになりそうです。
●焼津さかなセンターは東名焼津インターチェンジのほとんどお隣さんなので、本来ならばそのまま東京に向かってGo!なのですが、なんと運が悪いのでしょう、平日は東名高速集中工事とバッティングしてしまい、表示を見ると6km60分等という文字の連続。これじゃあ、高速に乗る意味がない!と、下の道にトライ。これが、正解で、結構、スムースに走れました。途中、景色の好いところも少なくないし。で、流石に、沼津まで行けば....と思い、そこから乗ろうとするもまだ渋滞しているようで結局、御殿場から東名に。しかし、また厚木〜横浜の間で1時間の渋滞、と出ていたので、厚木で降りたら、流石にこれは大失敗。横浜町田に行くだけで1時間以上掛かってしまいました。なんなんでしょう、厚木の渋滞。平日だというのに....。などと試行錯誤しつつも夜9時には帰宅。あまりの土産の多さに改めて吃驚する私。車庫が自分の家にあって好かった....。もし、駐車場は住まいから歩いて5分の所、なんてことだったら超大変です。その場合は、とりあえず、荷物だけ家の前で下ろして、それから駐車しに行く、しかないですね。エニウェイ、自分自身に「お疲れ様でした!」。

<11月15日(月)>
「今日の出来事」


<11月14日(日)>
「今日の出来事」


<11月13日(土)>
「今日の出来事」
●今日こそ、遅刻は必至!と焦りながら、早朝からAdult Oriented Radioの選曲&進行表作り。普段は放送美の前の週の前半に収録するのですが、今回は明日から2泊3日で旅に出るので、その前にやっておこうとなった次第。で、特集はTom Keane(渋い!)。さらに、河合奈保子さんとAORスターのデュエットを数曲紹介したり、「We wish on CDs」では、Passageのセルフ・タイトル作品を紹介したり、例によって、中田色豊かに進めさせていただきました。その収録が11時から2時で、2時からはアドリブ山崎さんを交えたゲスト・コーナー:28日オン・エアー分を早くも収録。今回山崎さんが持ってこられたのは「フュージョン・アルバムに聴くAORヴォーカル・トラックス」。リー・リトナーの「RIT 2」に入っているエリック・タッグから始まり、デイヴ・グルーシンの「Nightlines」に入っているランディ・グッドラム、イエロージャケッツの「Samurai Samba」に入っているボビー・コールドウェル、ジョー・サンプルの「Spellbound」に入っているマイケル・フランクス等、8曲を紹介しています。最近のスムース・ジャズ・アルバムにもいろいろなヴォーカルものが入っていますが、そうではなく、あくまでもAOR全盛期、或いは、それに近い作品から選曲しているので、かつての“あの”雰囲気が十分に味わえます。山崎さん、サンクスでございます。
●収録後は、普段ですと、スタッフと一緒に食事に行くのですが、私は、明日の朝も早いし、別件もあったので午後4時前に“サイナラ〜!”しちゃいました。で、とりあえず、ラーメンを食べに行ったのですが(遅い昼食です)、これが、2軒続けてクローズしててガッカリ。雑誌に載っているデータを信用するならば、まだ絶対に空いている時間なのに....残念です。でも、そんな時でもあくまで前向き。行き当たり張ったりのラーメン店、どこでも好い!と妥協せず、電車に乗ろうが歩こうが、あくまでも、美味しいとされている店(つまり雑誌に載っている店)を体験するしかない、と頑張りました。結果、今日は、神田〜秋葉原、と探索したので、それならばと、上野の大勝軒を訪問。さらに、その3時間後くらいにもう1杯、の2杯攻撃を遂行した次第です。あ、その間は、また今日もティル・ブレナーを観に、ブルーノートに行きました。ギャグも含めた構成は昨日と一緒でした。「アイシテイルケド ケッコンデキナイ」。

「今日のラーメン」file no.021 [上野大勝軒]
●業界の知人が「上野に大勝軒が出来たんですが、今イチでしたね....スープが熱いだけで味は....」と教えてくれました。そして、その店のことが「東京ウォーカー」に出ていたので場所も確認し行った次第です(駅の東口、北側。岩倉高校そば)。夕方の5時半過ぎ、という時間でしたが、これがしっかりと混んでいて待ちが3人。10分くらい並んで食せました。そうですね、友人のコメントが引っかかっていたので、特に期待はしなかったのですが、特に不味いとは思いませんでした。大勝軒のチェーン店?には、ウッソ〜?! 全然美味しくないじゃん! という店も少なくないので、ここなどは平均は行ってると思います。でも、大勝軒は伝説が一人歩きして、実はそれほど凄い店ではないのでは....なんてことも最近思うようになりました。そんなイメージを打破するためにも、ぜひ、完成された本物の大勝軒を食べさせていただきたいです。ちなみに、ここの麺は丸形ではなく平打ちに近い形でした、極太でもないし。で、中田は、生まれて初めてに近いのですが、その平たい麺が喉につかえて(張り付いて)全然取れなくなってしまいました(おそらく5mmとか1cm、そんな短いものだと思います)。まるで、魚の骨が引っかかっている感じ。ただ、喉に張り付いた、というよりも、鼻だか他へ抜ける道?に張り付いたようで、全然取れないんです。以後、水を飲もうが、ご飯を食べようが24時間くらい引っかかったままでした。こんなこともあるんですね。

「今日のラーメン」file no.022 [支那そば しる幸]
●さて、今日も元気に2杯目のラーメンに挑戦しました。場所は飯田橋。帰り道だったので丁度好いかな、と。で、これもラーメン本に載っていたのですが、大通りに面していない、一本入った所なので、お客さんを集めるのは若干キツイんじゃないかな..というのが第一印象。実際、私が行った時はお客さん誰も居ませんでした。ところで、「支那そば」と読むと、どうしても、あっさりとした昔ながらの味、あるいは、ラーメンの鬼:佐野実氏の「支那そばや」、そのどちらかをイメージしてしまうのですが、ここのは、かなり醤油も豚骨も濃くて、元来の「支那そば」、という雰囲気からは結構離れている、という印象でした。特に凄い、ということもなくま、普通かな、と。でも、売りはチャーシューのようで、それは確かに柔らかくて美味しかったです。それから、たまたま客が私だけだったせいか、店主といろいろ話しをしてしまったのですが、非常に愛想の好い方でした。いわゆる話し好き、というタイプではなく、なんか自然体で話しが出来る、というタイプ。そこがこの店の一番のプラスだったりして....(笑)。

<11月12日(金)>
「今日の出来事」
●今日はライヴのダブルヘッダー。

「今日のラーメン」file no.020 [西麻布 五行]
●博多で有名な(東京にも支店がたくさんありますね)「一風堂」の新展開店です。博多の豚骨ラーメンを食べさせるのではなく、形に捕らわれないラーメンの創造がテーマの模様。店の雰囲気は、西麻布そのものですし、焼酎もたくさんあって、とりあえずは酒を飲んでチョ、つまんでチョ、というニュー居酒屋系スタイルを取っています。で、各種つまみもまあまあ(笑)ですが、一番嬉しかったのは栗焼酎「ダバダ火振」が置いてあったこと。業界の知人で、お酒と食べ物にうるさい方が「中田さん、栗焼酎だったら“ダバダ火振”っていうのが美味しいですよ、ぜひ、呑んでみて下さい」と薦めてくれていたのが、ようやく見つかりました。で、これが本当に円やかで美味! 栗だけに甘味もあるので、ひょっとして硬派の呑兵衛殿には合わないかもしれませんが、私には完全ストライク。女性にもバッチリだと思うので、ぜひ、記憶しておいて下さい、ダバダ火振。高知県の焼酎だそうです。と、話は逸れましたが、ラーメンも非常に美味しかったです。中田はこの店評判の一品、焦がし味噌を食べたのですが、超熱々&美味なスープの中に美味しい麺が泳いでいて、直ぐにファンになりました。ちなみに、この店に行くのは今回が2回目で、前は平打ち麺の塩を食したのですが、それよりもやはり衝撃度という点で今日の焦がし味噌を評価したいと思います。

<11月11日(木)>
「今日の出来事」