<11月20日(月)>
「今日の出来事」
●一応、今日が締め切りと言われていたコンピ盤のライナーにようやく取り掛かりました。が、予め、1日遅れるかもしれませんメールを担当者に送ったところ、24日までに在れば好いですよ、と返信頂き、一気にテンション・ダウン。今回はスタンダードの曲も多く入っているので、時間を掛けてゆっくりやることにしました。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<11月17日(金)〜19日(日)>
「今日の出来事」
●ちょいと旅に出ていました。車に乗っている時のBGMはもちろんiPod。でも、FM電波に飛ばしての受信〜OAなので、Sの子音(サシスセソ)は思いっきりビビりますね、「サ」が「シャ」、みたく。特に新しめのディジディジ音源だと。でも、かと言って高音を下げるなり、いちいちトーン・コントロールを調整するのも面倒臭いし...なかなか上手く行かないものですね。ま、でも、あの小型ボディに何千曲も入っているわけですから凄い以外の何物でもありませんが。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<11月16日(木)>
「今日の出来事」
●ランデヴー・レーベルのサックス奏者、マイケル・リントンさんへのメール・インタヴュー、ようやく答えが来ました。このところ、デイヴ・コズさんのクルーズに参加していたりで多忙だったようですが、20を越える中田の質問に、テキパキ答えてくれました。大感謝です。1994年から98年、ボビー・コールドウェルのバンドに参加した経緯は、当時のキーボーディストでもあるトラック・オルステッドさんの紹介だったとか。日本盤のアルバムは最新作の『A Song For You』とひとつ前のヒット作『Stay With Me』の2枚が来年1月にビデオアーツからリリースされます。さ、回答も来たので、そろそろライナーに取り掛かりましょうか....最近、どうも始動するまでが遅いので、私....
●インタヴュー関連で言うと、70年代に活躍した某スタジオ・ギタリストにもいきなりメールを打ってみた(彼のHP内の「CONTACT」から)のですが、これが直ぐにお返事頂けて、近々にメール・インタヴューを行えることになりました。旧譜のライナーはやはり書き手のデータや思い入れで綴るよりも当時の現場にいた人の証言を紹介するほうが全然重みありますからね。これで、かなり好いものになる気がします、そのライナー。とは言え、そのアルバムのボートラの音源が全然来ないので全く足踏み状態ですが....

「Today's Song File」() Jingle Bells / Brian Culbertson from 『Soulful Christmas』(2006:GRP)
●友人が「ブライアン・カルバートソンのクリスマス・アルバム、良いですよ!」と推薦してくれたのですが、流石に未だそういったCDを聴く気にはなれなかったのです、時期的に....。が、ふとした時間のエア・ポケット(?)にハマり、思わずパソコンで聴いてしまいました、今日。で、マイケル・マクドナルドさんの歌うオリジナル・クリスマス・ソングもありますし、スムースながら非常に骨太さもあって、なるほど、タイトル通りに“ソウルフル・クリスマス”だわに〜、を感じた私です。でも、だからと言って、ここで1曲取り上げるのはちと大袈裟? いえいえ、これが反則なほど衝撃でした。で、それは何故かと言いますと〜。この誰もが知っているクリスマス・ソングを、実に粋なアレンジで料理してしまったのです、Mr.カルバートソン。最初はファンキー、そして、途中にスインギーな4ビートを挟み込む、というスタイル。で、まあ、別にそれ自体が画期的なことだとは全く思いません.多くの人が既にそういうのを取り入れていますから。が、しかし、カルバートソン選手、リズムの変わり目とともにドラマーまで換えているんです! これ、驚き! しかも、ファンクがオスカー・シートン、4ビートがヴィニー・カリウタ、というスーパー贅沢な組み合わせ。いったい、どうやって録ったのかとにかく興味津々。両名には最初からそういう意図だよ、と説明してお願いしたのか、はたまたアルバムの大半はオスカー・シートンが叩いているのでこの曲も最初は彼で全編録り、でも、今イチしっくり来なかったので4ビートの所だけヴィニーに差し替えたのか、その辺りが非常に気になります。中田は未だカルバートソン選手とコンタクトを取ったことが無いのですが、来年辺りちょっと会いに行ってみたい気がします。美味しい才能ですからね。

<11月15日(水)>
「今日の出来事」
●COOL USENの12月分選曲を2本。1本はアーティスト特集で年末に相応しく盛り上げる感じでザ・マンハッタン・トランスファーにしました。78年から83年の5年間だけでも1時間半は十分に埋まりますからね、AOR系だけに絞っても。そしてもう1本は2006年を振り返る、にしました。今年はホント、インターネット・ラジオを中心によく音楽を聴きました。まさかまさかのiPodまで購入してしまいましたし。古いパソコンが壊れたことが結果的にこんなに楽しい人生を届けてくれるとは! 嗚呼、もっと早くこの快感を体験したかったです! は、さておきまして〜、そんな具合ですからここ数年の中では一番充実感が味わえました、1年間の新譜を振り返った時に。しかも、今回はスムース・ジャズのインストを全く入れずとも2時間分の曲が揃ってしまいました。これは凄いです。お気に入りのアルバムにしても1枚から最大2曲しか選んでいないのに〜! なお、12月30日(土)の「Adult Oriented Radio」 では全編2時間に渡りまして、アドリブ山崎氏と今年1年を振り返る企画をお届けしますので、関西地区の方、ぜひぜひ聴いてやって下さいませ。76.5MHzです(HPはwww/cocolo.co.jp/aor)。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<11月14日(火)>
「今日の出来事」
●今日も日記書きを少し頑張り、その他はFM Co-Co-Lo「Afterglow」の選曲を2本、そして、ソニーさん関係の冊子用原稿を書き上げました。内容はジョージ・ベンソンに関して、です。

「Today's Song File」() Cabo Frio / Pete Escovedo from 『Flying South』(1996:Concord Picante)
●特に理由はないのですが、ここ1〜2日、ピート・エスコヴェドのCDを聴いていて、久々にこの曲を聴いた次第です。オリジナルはアール・クルーで、元々は彼の77年の名作『Finger Paintings』に収められていたもの。それを結構同じテンポでカヴァーしているのですが、メロディの歌い出しを女性コーラスのワードレス・ヴォーカルに置き換えていて、これが、中田の琴線にドンピシャとハマっちゃいました。で、クレジットを見るとそのおネエさんたちがパスティーシュだと解り、嗚呼、納得。最近も彼女たちのアルバムアマゾンで買ったばかりですからね(2001年の『Pastiche』)。ピートさんのこのアルバム、今まではデバージの名曲<All This Love>のカヴァーしか選曲リストに入れていなかったのですが、こちらも絶対リスト入りですね。アルバムにはジョージ・デューク、レイラ・ハサウェイ、ナジー、ジェラルド・アルブライト、そしてもちろん娘さんのシーラ・E他、豪華なゲストが結構入ってます。他のアルバムでも楽しいカヴァーが結構入っているし、自分の中では今、結構、再評価の人です。リズムだけで押しまくるのではなく、かなりメロウ&スムースな面も打ち出す人なのでね。以上、久々の「Today's Song File」でした。

<11月13日(月)>
「今日の出来事」
●朝から「Adult Oriented Radio」 、11月25日放送分の検聴&Qシート書き。今回の山崎・中田コンビ、いつも以上に面白いです(笑)。客観的(?)に聴いて、改めてそう思いました、ギャングウェイをスウェーデンのグループとか嘘言ってますが(平謝り)。
 そして、その後、久々にこの日記書き。ようやく落ち着いて時間が取れましたので。しかし、その反面、実は、そういったデスク・ワークが最近、異常にはかどらないんです。理由は....先週会った友人からこう言われたからなのです。
「iTunesでラジオ聴くんだったら、smoothjazz.comも好いですけれどbaysmoothjazz.comも面白いですよ、格好良いモノがたくさんかかって」
 で、これが、私の知らない曲ばかりかかるんです、アーティストはお馴染みの人でもいわゆるマニアックな選曲と言うかなんと言うか、とにかく定番曲は全体の1割も無いほどコア。こちらももちろん、HPとリンクしていて多くの曲はAmazon.Comと直結していたり非常に便利です。と言うわけで、7〜8割の曲が未チェック・チューンなのでそれをいちいち書き留め、持っていないCD、あるいは、初めて出会うアーティストに関してはその後直ぐにAmazon.comを訪問、そこに無ければCD Babyを訪問、そしてAll Music Guideでさらに情報を仕入れ...とやってしまい、ホント、時間がいくらあっても足りません状態です。
 あくまでも通常の地上波FM局同様、新しめの曲はリピートにリピートを重ね、これが今、流行ってるんですよ!を教えてくれるsmoothjazz.comに対して、baysmoothjazz.comは同じ曲のリピートは最小限、とにかく、ヒット感よりも曲の豊富さで勝負、という大きな違いがあります。
 まあ、どっちが良い悪いはないですが、baysmoothjazz.comは本当に手強いです。Amazon.comとCD Babyで欲しい物はもう一通り購入した、と思っていた私に新たなる出費の嵐が襲いかかる今日この頃....。聴き出してからまだ5日間だというのに未体験チューンが約300曲。この間、Amazon.comとCD Babyで購入したCDは約40枚。この調子で聴き続けると仕事の効率は一層悪くなり、さらにCD代も恐ろしいことになりそう....。ま、私の場合、単なる趣味のコレクションで終わること無く、仕事に結びつくことが唯一の慰めになっていますが....。

●話しはガラリと変わって、夜は讃岐うどん好きの知り合いと銀座の某人気店に行ったのですが、そこで流れていたJ-PopのUSEN(?)を聴いて吃驚! あのデヴィッド・フォスター作曲、ナタリー・コール歌唱、で、多くの感動を呼んだ<Grown-Up Christmas List>の日本語版が流れてくるではないですか〜! 思わず、「誰、これ??」と蒼くなる私に友人は「あ、これ、平原綾香じゃないかな?」と一言。そうですか、平原さんですか。私は恥ずかしながら彼女の歌を聴いたことが一度も無いですし(もちろん、お店のBGM他で耳にしている可能性はありますが..)、さらにもっと恥ずかしいことに顔も全く存じ上げません。が、一部のフュージョン、スムース・ジャズ・マニアの間では彼女のカーク・ウェイラムさん大々々好きぶりが非常に有名でして、3〜4月のデイヴ・コズさんとの共演ライヴにも何回も足を運び(もちろん、一客人として)、さらにCDにサインをもらうためファンと一緒に並んでいた、という姿が目撃されています。
 今回、フォスターさんの曲を取り上げていたということを知り、なんか、さらなる親近感を抱いた中田でした。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<11月12日(日)>
「今日の出来事」
●今日もまたまた都内某ホテルに行き、ようやくパトリック・ラムさんにご挨拶。ボビー・コー・バンドへの参加の経緯を始め、いろいろな話しを聞かせてもらいました。まだ36歳という若さ(?)で、これまでのCDのジャケット写真より全然イケてました。ちょっと褒め過ぎになるかもしれませんが、クリス・ボッティに似ている、と言うか(笑)。でも、偶然にも2人は以前、同じ音楽の先生に師事していたとのこと(時期は異なるかもしれませんが)。そしてその先生が最近、体調を壊しているか何かで、ベネフィット・ギグが行われ、クリスと共演した(する?)ような話しも出ていました。
 そして、パトリックさん、昨年、ボビ・コーで来日した際に彼の音楽に興味を持ったファンがいきなり日本語のサイトを立ち上げたようで、非常にご満悦の様子でした。いろいろな情報が載っていますので、ご興味のある方は覗いてみて下さい。http://www.patricklamb.jp/
 そんなパットさんの最新作『Soul Of A Free Man』は全編歌もので、全てご本人が歌ってます。正直、吃驚しました。サックスはあまり吹き捲くっていないので。なんて書いていて気が付きました。結局、今回、ライヴを観にはいきませんでしたね、ボビ・コーさんの。セットリストを見ると前回とあまり変わらない感じで、なんか食指が動かされなかったかな、と。って、どっちにしても週末はソールドアウトですから、突然観たいと思っても難しいでしょうが。

●そんな日の夜はプロ野球のアジア・カップに没頭するしかないでしょう。今日が決勝戦。我らが日本ハム・ファイターズ(もちろん、予選は首位で通過)が予選2位の台湾:ラニューを迎えての決勝戦。かなりの投手戦となり1対0の辛勝でしたが、日ハムの先発ダルヴィッシュ投手のピッチングは凄過ぎました! 7回で被安打1、三振10個。今シーズンは12勝でしたが、来季は最低15勝、ひょっとしたら20近く勝つのでは....と西武ファンの中田は早くもビビっている次第です。でも、観ていてホント気持ちが好いし、無茶苦茶ファンになってます、ダル君の。

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<11月11日(土)>
「今日の出来事」
●午前中から先日録った「Adult Oriented Radio」 、11月18日放送分の検聴をし、午後から今度は「Adult Oriented Radio」 、11月25日放送分の後半、アドリブ:山崎さんとの掛け合い部を収録。今回は、山崎さんがワークシャイの男性ヴォーカル、マイケル・マクダーモットさんをクローズ・アップする、ということでしたので、中田もUK〜ヨーロッパものを2曲紹介させて頂きました(通常、山崎さんとの絡みの場合、全曲、山崎さんの選曲になっています)。で、1曲は山崎さんも大好きなカラー・フィールドの<Thinking Of You>で、それは好かったのですが、もう1曲、ギャングウェイをかけた際、中田は何故か、スウェーデンのグループ等と、馬鹿な間違いを発してしまいました。正解はもちろんデンマークなのに....なんか、一種のエア・ポケットではないのですが、何故かふと、いい加減な言葉が口から出て、その際は全く気付かず、後で検聴等をして、うわ、やば! テキトー言ってる....なんて恥ずかしくなる私です。どうもスミマセン....。

●Avexさんから届いた寺尾聰さんの新作『Re-Cool Reflections』(12/20 発売予定)のサンプルCDを聴いて、なんとも複雑な私です。あの名作『Reflections』を曲順通りにまんまリメイクした作品でして、今回も井上鑑さんがアレンジを手掛け、今剛さん、高水健司さん、山木秀夫さん他、お馴染みの人たちが参加しています。んなわけで、非常に嬉しい1枚ではあるのですがー、前のアレンジの美味しいツボは残しつつ、そこに新しいエッセンスを加えて行く手法が、まだ戸惑いを感じさせます。あと、数曲で貫禄のグルーヴを響かせるヴィニー・カリウタのドラムスが、決して声量豊富ではない寺尾さんの声よりダイレクトに伝わり、こちらも複雑な気分です(ただ、これは、iPodで聴くと全然気になりませんでした。スティール・ドラムが目立って聴こえるのはどの装置で聴いても感じましたが..)。まあいずれにしましても、聴くうちに好きになれる気もします、文字通りCOOLに生まれ変わった曲もありますし。ただ、あれですね、昔は耳に入って来なかった歌詞がなんだか妙に耳に飛び込んで来て、これは辛かったです、正直。サウンドは25年分リフレッシュされても歌詞は昔のままですよね....? あくまでも寺尾さんのが歌世界であって、中田が歌っているわけではないのだからとやかく言うのは変ですが、でも、所々、恥ずかしかったです、いろいろな言葉が....。アドリブ山崎さんや、寺尾さん&鑑さん&今さん大々々好きのTさん(某レコード会社)の率直な感想もお聞きしたいところです。近々3人でご飯しましょう!

「Today's Song File」() /  from 『』(:)