Russ Taff Profile


＜ラス・タフ＞
1953年11月11日、ミズーリ州スティールヴィルの出身。　幼いときから３人の兄と共にグループを結成。主に教会で歌っていました。サザン・ゴスペル、カントリー・ゴスペルに大きく影響され、10代の終盤になるまでセキュラーの音楽をほとんど聴いていなかった、というクリスチャン・アーティスト。　生涯で最も影響されたのはゴスペル・シンガー、マハリア・ジャクソン。「彼女の歌詞、そして、心から表現するという部分に多大なる影響を受けている」と語っています。　ラス・タフはミズーリの後、カリフォルニアを経てアーカンソー州のホット・スプリングスに移住。そこで生涯の親友となるジェイムス・ホリハンＪr.と出会い、やがてハイ・スクール・バンドをスタート。共にギターをプレイし、オリジナル曲も書き始めます。　その後、彼らはグループ：Sounds Of Joyを結成。自主制作アルバムもリリースしています。彼らは地元ホット・スプリングスでそこそこの知名度となり、そんなことからCCM界の名門グループ：インペリアルズの公演でオープニング・アクトに抜擢。そこでラスの声に魅せられたインペリアルズの面々はラスの元に直接電話を掛け、“You're The One !”と言ってグループに誘い入れます。もちろんラスはこれを直ぐに承諾。数十人のオーディエンスを相手にしていた週末だけのクラブ・ギグから一転、何千人という大きな観客の前でリード・ヴォーカルを取る、大スターへと転身するのでした。　ラス・タフがインペリアルズの一員としてでリリースしたアルバムは1977年の「Sail On」から1980年の「Priority」までの計６枚。この時期こそが、40年近い歴史を誇る同グループの中でも最も輝いていた事は間違いなく、ＣＣＭチャートでNo.1ヒットを３曲生み出し、ＣＣＭ界のグラミーことDove Awards でもArtist of The Year、Best Pop/Contemporary Album of The Year、Song of The Year、Best Group of The Year を立て続けに獲得しています。また、ラス・タフはグループに在籍しながら、Dove Awardsで２年連続Best Male Vocalist of The Yearを受賞するという名誉も得ています。　しかし、ラス・タフはその安住の地に収まることなく、グループを卒業。1983年からソロ活動を開始します。１stアルバム「Walls Of Glass」は当初、インペリアルズ時代も息の合った所を見せているマイケル・オマーティアンのプロデュースで制作する予定でしたが、当時マイケルはワーナー・ブラザーズと専属契約を結んでいたために、クリストファー・クロスのアルバムを優先しなくてはならなくなりラス・タフのアルバムをやむなく断念。そのマイケルに紹介されたビル・シュネーがプロデュースを担当し、LAで録音をスタート。ジェフ・ポーカロ、マイケル・ランドウ、ビル・チャンプリンを始めとした人気ミュージシャンが大挙参加し、AORファンを刺激する作品に仕上げています。CCMチャートでも、スピリチュアルなバラード＜We Will Stand＞が15週間No.1という大ヒットを記録した他、高い評価を得、ラスは翌年のDove Awardsで Best Male Artist を獲得しています。　1985年にはジャック・ジョセフ・プイグとの共同プロデュースで「Medals」を発表。ここにも、ダン・ハフ、マイケル・ランドウ、ロビー・ブキャナン、トミー・ファンダーバーク他が勢揃いし、１stをよりモダンにしたような世界を展開。今度は、Dove Awards で Best Pop/Contemporary Album に輝き、ソロ・シンガー：ラス・タフの存在を確固たるものへとしています。　その後はよりアーシーなR&Bゴスペル、カントリー・ゴスペルなど、時代と共にスタイルを変え、冒険心豊かな拘りをアピール。今なお、CCM界のリーダー的存在として、多くのシンガーの良きお手本になっています。＜Discography＞ Imperials 1977 ｢Sail On｣ 1978 ｢Live｣ 1979 ｢Heed The Call｣ 1979 ｢One More Song For You｣ 1980 ｢Christmas With The Imperials｣ 1980 Priority｣（レーベルは全てDay Spring） Solo 1983 「Walls Of Glass」 Myrrh 1985 「Medals」 Myrrh 1987 「Russ Taff」 Myrrh 1989 「The Way Home」 Myrrh 1991 「Under The Influence」 Myrrh 1992 「A Christmas Song」 Sparrow 1994 「We Will Stand / Yesterday & Today」 Myrrh 1995 「Winds Of Change」 Reprise 1999 「Right Here Right Now」 Benson

＜ラス・タフ＞

　1953年11月11日、ミズーリ州スティールヴィルの出身。
　幼いときから３人の兄と共にグループを結成。主に教会で歌っていました。サザン・ゴスペル、カントリー・ゴスペルに大きく影響され、10代の終盤になるまでセキュラーの音楽をほとんど聴いていなかった、というクリスチャン・アーティスト。
　生涯で最も影響されたのはゴスペル・シンガー、マハリア・ジャクソン。「彼女の歌詞、そして、心から表現するという部分に多大なる影響を受けている」と語っています。
　ラス・タフはミズーリの後、カリフォルニアを経てアーカンソー州のホット・スプリングスに移住。そこで生涯の親友となるジェイムス・ホリハンＪr.と出会い、やがてハイ・スクール・バンドをスタート。共にギターをプレイし、オリジナル曲も書き始めます。
　その後、彼らはグループ：Sounds Of Joyを結成。自主制作アルバムもリリースしています。彼らは地元ホット・スプリングスでそこそこの知名度となり、そんなことからCCM界の名門グループ：インペリアルズの公演でオープニング・アクトに抜擢。そこでラスの声に魅せられたインペリアルズの面々はラスの元に直接電話を掛け、“You're The One !”と言ってグループに誘い入れます。もちろんラスはこれを直ぐに承諾。数十人のオーディエンスを相手にしていた週末だけのクラブ・ギグから一転、何千人という大きな観客の前でリード・ヴォーカルを取る、大スターへと転身するのでした。
　ラス・タフがインペリアルズの一員としてでリリースしたアルバムは1977年の「Sail On」から1980年の「Priority」までの計６枚。この時期こそが、40年近い歴史を誇る同グループの中でも最も輝いていた事は間違いなく、ＣＣＭチャートでNo.1ヒットを３曲生み出し、ＣＣＭ界のグラミーことDove Awards でもArtist of The Year、Best Pop/Contemporary Album of The Year、Song of The Year、Best Group of The Year を立て続けに獲得しています。また、ラス・タフはグループに在籍しながら、Dove Awardsで２年連続Best Male Vocalist of The Yearを受賞するという名誉も得ています。
　しかし、ラス・タフはその安住の地に収まることなく、グループを卒業。1983年からソロ活動を開始します。１stアルバム「Walls Of Glass」は当初、インペリアルズ時代も息の合った所を見せているマイケル・オマーティアンのプロデュースで制作する予定でしたが、当時マイケルはワーナー・ブラザーズと専属契約を結んでいたために、クリストファー・クロスのアルバムを優先しなくてはならなくなりラス・タフのアルバムをやむなく断念。そのマイケルに紹介されたビル・シュネーがプロデュースを担当し、LAで録音をスタート。ジェフ・ポーカロ、マイケル・ランドウ、ビル・チャンプリンを始めとした人気ミュージシャンが大挙参加し、AORファンを刺激する作品に仕上げています。CCMチャートでも、スピリチュアルなバラード＜We Will Stand＞が15週間No.1という大ヒットを記録した他、高い評価を得、ラスは翌年のDove Awardsで Best Male Artist を獲得しています。
　1985年にはジャック・ジョセフ・プイグとの共同プロデュースで「Medals」を発表。ここにも、ダン・ハフ、マイケル・ランドウ、ロビー・ブキャナン、トミー・ファンダーバーク他が勢揃いし、１stをよりモダンにしたような世界を展開。今度は、Dove Awards で Best Pop/Contemporary Album に輝き、ソロ・シンガー：ラス・タフの存在を確固たるものへとしています。
　その後はよりアーシーなR&Bゴスペル、カントリー・ゴスペルなど、時代と共にスタイルを変え、冒険心豊かな拘りをアピール。今なお、CCM界のリーダー的存在として、多くのシンガーの良きお手本になっています。 ＜Discography＞

Imperials

1977 ｢Sail On｣
1978 ｢Live｣
1979 ｢Heed The Call｣
1979 ｢One More Song For You｣
1980 ｢Christmas With The Imperials｣
1980 Priority｣（レーベルは全てDay Spring）

Solo

1983 「Walls Of Glass」 Myrrh
1985 「Medals」 Myrrh
1987 「Russ Taff」 Myrrh
1989 「The Way Home」 Myrrh
1991 「Under The Influence」 Myrrh
1992 「A Christmas Song」 Sparrow
1994 「We Will Stand / Yesterday & Today」 Myrrh
1995 「Winds Of Change」 Reprise
1999 「Right Here Right Now」 Benson