<1月20日(木)>
「今日の出来事」
●昨晩収録したMDのダビング、検聴、Qシート書き。その他は、やや身体がボケ気味。一昨日まで常夏の島に約1週間居たことを考えれば、ま、仕方のないことですがね....。

<1月19日(水)>
「今日の出来事」
●大きな時差ボケはないですが、それでも、普段より1時間くらい早く目が覚めてしまいました。で、朝食後にうとうとしたり....。午後から仕事モードに戻り、休みの間にオーダーが入っていた通販の梱包をまずは済ませます。そして、夕方、FM Co-Co-Lo「Adult Oriented Radio」1月23日OA分の収録。アドリブ誌:山崎さんを迎えてのゲスト・コーナー録りと、逆に、山崎さんがSTARdigioでやっている番組 「AD LIB AOR Cruisin'」にゲスト出演する、持ちつ持たれつの1日でした。うちの番組では、マイケル・フランクスを溺愛する山崎さんの選ぶ、マイケル・フランクスの曲をカヴァーしたアーティスト集、がメインで、クレモンティーヌ、マーク=アーモンド、ローラ・フィジー、ワークシャイ他が登場。一方、山崎さんの番組では、中田が気になった2004年の名作紹介+ハワイ土産話+クール・サウンドの2005年、みたいな内容になっています。スミマセン、どちらの番組も、このコラムを更新した時、すでに、放送は終わっていますが....。その後、スタッフで新年会(?)。目黒のヤキトリ系のお店で1時間ちょい盛り上がりました。

<1月18日(火)>
「今日の出来事」
●そして無事帰国。流石に帰りは若干長く感じられました。なので久々に映画も見てしまいました。途中から見出したので間違っているかもしれませんが、確か「Black Small Book」とかいう恋愛系コメディー?だと思います。思いますって、いかんせん、映画のこと、全然疎いので。俳優さんの顔と名前も含めて....。成田に着くと....やっぱり寒いですね、日本は。ま、冬なんだから当たり前ですが。しかし車で好かったです、空港から。やっぱりなんだかんだで荷物の山でしたから。さ、美味しいラーメンに飢えているので帰りに一杯!と言うのはもちろん冗談で、やはり帰国した日の夕食は母親の手料理が一番。ビールを呑みながら1週間分のスポーツ新聞をチェック。至福のひとときです(笑)。

<1月17日(月)>
「今日の出来事」
●もう帰る日です。5泊7日の旅はなんてあっと言う間なのでしょう....。今朝は日本から持ってきた讃岐うどんを茹でて食し、デザートも残したら勿体ないとオレンジ・ムース、カリフォルニア・オレンジと連食。その後、余裕を持って、帰り支度、という感じです。昨朝は来なかった白い鳩クンが再登場したので、ベーグルの残りとベビースターの残りをあげると、さらに、雀達も集まってきて最終的には10羽ほどに。ホテル側としたらラナイを汚すし、エサをあげるという行為は絶対に反対なのでしょうが、家でもセキセイ・インコを40羽以上飼っているという環境もあって、お腹をすかしている鳥さんたちを見るとほおっておけないんですよね、私。
●ホテルをチェック・アウト後、フライトまで結構時間があったので最後のショッピングへ。場所は、アイワラエにあるお店、Harrys。楽器、楽譜がほとんどで、CDは地元のアーティストが少々あるだけ、と、まあ、またしても中古盤漁りには失敗したわけですが、しかし、楽譜が結構美味しくて計8冊買い込んでしまいました、重いのに(笑)。ルパート・ホームズ「Partners In Crime」、ジョニ・ミッチェル「Mingus」、EW&F「Raise !」、シカゴ「16」、ボーイ・ミーツ・ガール「Reel Life」、ドゥービー・ブラザーズ「One Step Closer」、サントラ「White Nights」、そして、エグザイル「Mixed Emotions」という各アルバムの全曲集で、基本はヴォーカル&ピアノ譜+ギター・コード(押さえ方付き)。BMG等は別に難しい音楽演ってませんが、ジョニ・ミッチェルはやはり構造を確認したいですし、さらに、EW&Fも実は結構複雑な和音が少なくないんですよね。それにドゥービーもマイケル・マクドナルドの曲はいろいろと勉強になりますし。大半は中古ですから値段も$3〜$7くらいですしね。
●続いて早めのランチを。今日は、韓国冷麺の店「ユッチャン」へ。アラ・モアナ・ショッピング・センターのそば(と言うか、「大勝軒」からほんのワン・ブロック)にあるお店で、その筋ではかなり知られているお店の模様。私は初めて行きましたが、スープがシャーベットのようになっていて大吃驚! これならばいつまでも冷たいスープが堪能できますね。しかも、コクもばっちりで。ただ、細くて黒い麺なのですが、中田的にはより一般的な薄い黄色のゴムのような麺の方が好みですね。

<1月16日(日)>
「今日の出来事」
●若干、曇り気味ですが、今日もまさに爽快な朝でニッコリ。ラナイから入ってくる風がなんとも気持ち好いです。で、こうなると、お昼まで寝ていたい!と言いたいところですが、もう実質今日が最後の観光日なのでそんな勿体ないことは出来ません。タンタラスの丘やヌアウ・パリ他、誰もが行く観光スポットを車で回り、その他、買い物はウォード・ウエアハウス内のCCMショップ:Logos、そして、食事はクラム・チャウダーの美味しい「チャウダー・ハウス」へ。「チャウダー・ハウス」は2年前に行った時は全然感動しなかったのですが、今回は、無茶苦茶旨かったです。アサリが、たっくさん入っていましたしね。CCMのCDはキース・グリーンのベストCD&DVD、サンディ・パティの2枚組、ポイント・オブ・グレイスの最新作ブレスレット付き(笑)他7枚ほど購入。とりあえず、昨年からCCMは卒業しました宣言をしていますが、ま、7枚くらいならば罰はあたらないでしょう(笑)。そして、部屋に戻って休憩。ディナーは初めて行く日本食のお店「静」。しゃぶしゃぶ食べ放題$22.95がひとつの売りになっていますが、それ以外にも寿司カウンターがあり、日本食全般で勝負できるお店です。私はここでまず鮪のポキとほうれん草のおひたしをオーダーし、続いて、しゃぶしゃぶの食べ放題に突入! お肉は薄かったですが(笑)、値段からしたら全然OKなのではないでしょうか? ポン酢も胡麻ダレももちろん差し替えてくれますし、また行きたいと思わせるレヴェルです、確実に。で、歩いていったので焼酎もそこそこ頂き(iichikoです)、好い気分。加えてお店のおネエさん(注:ギャル、ではなく、おネエさんです):Tomaさんがまた人懐っこい感じですし、BGMはスムース・ジャズ系(CDでした。BWBとかジャズマスターズとか)で、こちらも高感度。次回は寿司カウンターに座りますよ!と告げて店を出てきました。場所は、ロイヤル・ガーデン・アット・ワイキキというホテルの4F。ちなみに、このホテルは某日系航空会社のキャヴィン・アテンダントさんたちが泊まっている所でもあるらしいです。あくまでも伝え聞きなので確かめてはいませんが..。さて、「静」を後にした中田は、無謀だと解りつつも最後はラーメンで締めたい!と、カラカウア大通りにある「キワミ」へ。ま、実際に食べられるかどうかはともかくとしましても、本に載っていたにもかかわらず一度も入ったことがないお店なので“偵察”するつもりだったのですが、ナント、この日の夜と明日の昼は臨時休業、とのこと。なんともまあ間が悪いです。ま、でも、食べ放題の後だけに、お店がやってても完食は出来なかったかもしれませんが。結局、ABCマートで最後の買い物(お土産系)をしてホテルへ。CDを聴きながらこの日記を少しでも済ませようと頑張りました。嗚呼、明日はもう帰国かあ。淋しいっす!

<1月15日(土)>
「今日の出来事」
●今朝もラナイにはいつもの鳩が。3分の1くらい残っていたベーグルをあげるとこれを底なし状態でつっついてくれます。で、普通ですと食べ終わったら直ぐに飛び立つものですがよっぽど居心地が好かったのか、はたまた単純にお腹いっぱいで動けなかったのか(笑)、その後もラナイでボ〜ッとしていました、その鳩クン。ま、悪いものではないですが。
 それはともかく、見つけて好かったのか好く無かったのか、毎朝部屋に届けられる新聞の広告でタワー・レコードのDVDが昨日から4日間25%オフなのを発見! なるほど、だから昨日は安かったんだ、と喜ぶ反面、一昨日も結構買っちゃったじゃない....という後悔が。さらに、こうなったら帰るまでにまた買っちゃうよ!という購買意欲も再燃。これは、フトコロ的に絶対拙いっす。
 で、今日はアラ・モアナ・ショッピング・センターそばにある「大勝軒」で早めのランチを。ここでの辛口コメント!は下記をご覧下さいませ。
 そして、「大勝軒」の後はレンタカーを約30分飛ばしてワイケレのアウトレットへ。土曜日ということでかなりの人出でして車が中々駐車できませんでした。で、ようやく停めた後は手際好く買い物。いろいろな有名ブランド店に入るも、結局、アロハ系シャツ、半パン、靴、サングラス、しか見ない私なので特に大きな出費は無く、カジュアルな皮靴?を2足買った程度。足が小さい私は中々合うものが無かったりするのですが、今回はラッキーでした。それと、2足買えば2足目が50%オフ、となっていたので同じ靴の色違いを買った、というのが正直なところだったりします。ちなみにメーカーはBASSというところでした(凄く履きやすかったです)。
 そして帰る途中パールリッジのJelly'sに寄るも全く欲しいものはなく、続いて同じくパールリッジのタワー・レコードへ。ここではCD4枚、DVD10枚という戦績、でした。

CD
▲Various Artists「This Is Smooth Jazz」(Instinct : 1999 $7.99)
Gota、Bill Sharpe、Count Basic、Nite Flyte他全10曲を収録。早速ホテルで聴きましたが無茶苦茶好かったです。ジャケットがモロにShanachieのコンピしていて(つまり、セクシー女性系)、値段も激安だったので買ったのですが、これは大当たり! ちなみに、InstinctはNYのレーベルのようです(でも、収録しているのはUKのアーティストばかり)。
▲Various Artists「Undercover」(Hip Bop : 2004 $19.99)
Hip Bopレーベル関係のアルバムで他人の曲をカヴァーしたものばかりを集めた2枚組コンピ盤。レニー・ホワイトによるクリストファー・クロスの<Sailing>のカヴァー他、AORファン的に楽しめるトラックも少なくないですが、ま、でも、全体的にはマニアックな内容ですね。
▲Gerald McCuuley's West-Coast All Stars「Live Sessions」(215 Music & Media : 2004 $11.24)
DVDとCDの2枚組でこの値段! キーボーディスト:ジェラルド・マッコリーを中心としたスーパー・セッション・ライヴ・アルバム。オール・スターズには、トム・スコット、ジョナサン・バトラー、エリック・マリエンサル、クレイグ・T・クーパー、クリス・ボッティからアン・ヴォーグ、フランク・マッコム、フィリップ・イングラム、マイケル・クーパーまで多彩な人たちが含まれています。曲は各人の代表曲+アルファ。音と映像と両方で楽しめるのはライヴ盤ならではですね。
▲Various Artists「N-Coded Music Presents Volume One : Smooth Sax」(N-Coded Music : 2003 $9.99)
Bona Fide、Walter Beasley、David Mann、Paul Taylor、Candy Dulfer他、サックス系がフィーチャーされた曲を10トラックを収録したコンピ盤。FMの選曲に役立ちそうな1枚です。

DVD
★Bernie Williams「The Journey Within」(GRP : 2004 $12.74)
2003年の五指に入った大のお気に入りアーティスト、バーニー・ウィリアムスの7曲入りライヴ盤+メイキング・フィルムです。ライヴはシカゴのハウス・オブ・ブルースで収録したものですが、デヴィッド・ベノワ、リチャード・エリオット、ヴィニー・カリウタ、ティム・ピアース、ルベン・ブレイズ、リー・スクラー、デヴィッド・サンキシャス他、超豪華なミュージシャンがバッキング&ゲスト出演していて、思わず唸ってしまいました!
★Ambrosia「Real Artists Working」(Hollywood Music Store : 2003 $14.99)
デヴィッド・パック抜きの6人組アンブロージアのDVD。TV番組のようにホストが出てきて彼らのサウンドの秘密を探る、という内容で、曲は6曲程度しか入っていない模様。超マニア向け、の1枚ですね。
★Iron Maiden「The History Of IRON MAIDEN Part 1 : The Early Days」(Columbia Music : 2004 $14.99)
25%オフだとこういうものまで買ってしまうのが玉に瑕?、ですね。でも2枚組DVD、全編5時間以上、というヴォリュームでこの値段ですから、ついつい「買っておきましょうかね」となるのもごくごく自然な流れでしょう。が、しかし、残念ながら我が家のプレイヤーでは観れませんでした..。
★Chris Botti & Friends「Night Sessions Live In Concert」(Columbia : 2002 $9.99)
ヘヴィ・メタの後はジャズです。スティングのバンドにも参加しているイケメンのトランペッタ−:クリス・ボッティ。そのスティングとショーン・コルヴィンが2曲ずつ参加したライヴ盤で、2001年12月、LAのEl Ray Theatreというところで収録したものです。キーボードはハーヴィー・ジョーンズとなっていますが、この人って、ロビー・デュプリーのアルバムでも好い仕事していた人ですよね、確か。あ、これも観れませんでした....なんだ、よく見ると小さく書いてあるじゃないですか、リージョン・コード。失敗!
★Stevie Wonder「Songs In The Key Of Life」(Rhino : 1998 $11.24)
ちょっと前に話題を集めた、“あの歴史的名盤はこうして生まれた−−制作の裏話、秘話シリーズ”です。約75分収録。この値段で新品が買えるなんてホント、バーゲン様々です。
★Supertramp「Inside Supertramp : An Independent Critical Review 1974 - 1978」(Classic Rock Productions : 2003 $18.74)
大好きなスーパートランプのDVDです。ヒストリーものは持っていましたが、これは今回初めて見つけた代物。1978年まで、つまり、名作「Breakfast In America」の前まで、というのが非常にビミョ〜!ですが、ファンとしてはやはり押さえておかないと。なんたって、大好きなロジャー・ホジソンのパフォーマンスが観れるのですからね。でも、実際は、タイトル通り、評論家達がスーパートランプの魅力を掘り下げる映像が多かったです。
★Lee Ritenour「RIT Special Live」/ Steps Ahead「Live In Tokyo」(Eagle Rock Entertainment : 2004 $11.24)
かつてVideoArtsで出ていたライヴの名作2タイトルが2 on 1で収録され、しかも、驚くべきこの価格。ホント、これを買わなかったら罰があたります。リトナーは84年の、そして、ステップスはマイケル・ブレッカー在籍時、87年の東京公演を収めたものです。これは、最初から観れないのは解って買いました。でもこの値段ですから、次回のプレイヤーに備えて。
★The Manhattan Transfer「Vocalese Live」/ Carmen McRae「Live In Japan」(Eagle Rock Entertainment : 2004 $11.24)
こちらも同じく2 on 1DVD。やっぱり超お得ですので、観れずとも買ってしまいます。
★Sons Of Champlin「Secret」(? : 200? $14.99)
CDでも出ている7曲入りライヴ盤。2002年2月に収録したものです。トム・サヴィアーノももちろん入ってます。
★Various Artists「Dance Hits」(Disky : 2002 $14.99)
80年代のダンス系シングルのPVをコンパイルしたDVD。これは観れます! ジャーメイン・スチュアート、ジュディ・チークス、リロ・トーマス、ケニー・トーマス他、今となっては懐かしい名前の連続ですが、購入の決め手はロビー・ネヴィルの<C'est La Vie>が入っていたから。好きでしたからね、昔。最近もいろいろとご活躍のようですが、そう言えばもう5年以上会っていないかも...。

●夜はランスとルースズ・クリス・ステーキハウスで食事。此処もなんだかんだ言ってホノルルに滞在する2回に1回は来てしまうお気にのお店です。そして、食事のあと、再度、タワー・レコードに足を運び、これでもかとまたまたDVDを購入しました。流石に、もうそんなに買うものもないですが、またまたご紹介させていただきます。

★Christopher Cross「An Evening With Christopher Cross」(CMC International : 1998 $18.74)
CDでも出ている例のライヴと同内容だと思われますがCDより2曲多いです。バックにはキキ・エブセン&ジジ・ワースがしっかり確認できます。
★Bruce Hornsby「Bruce Hornsby + Friends」(Hybrid : 1995 $11.24)
パット・メセニー、ドン・ヘンリー、ボニー・レイット他、豪華なゲストが出演しているので買ったのですが、そういうこと抜きでも楽しめる、いや、ぜひ観たいDVDですね。ホーンズビーさんのピアノ、ハンパじゃなく気持ち好いですから。キレ抜群! 左手もホント強いですね。ジャジーな曲も素晴らしいし。とか言ってたらドン・ヘンリーとの共演で<The End Of The Innocence>が始まってしまいました(この曲は元々両者の共演曲でした)。うわ〜、やっぱりゲストも捨てがたいは!(笑) メセニーも<White Wheeled Limousine>でソロを弾きまくってます。
★James Taylor「Live At The Beacon Theater」(Columbia : 1998 $11.24)
これは来てます! JTと言うとマイケル・ランドウもよくツアーに参加しているのでこれでも観れるかな....と購入した次第。残念ながら今回その願望は叶いませんでしたが(ギターはボブ・マンでした)、1曲目からJTのギター1本による弾き語り曲で、彼の両脇にはアーノルド・マッカラー&デヴィッド・ラズリー、そして、ケイト・マコーヴィッツ&ヴァレリー・カーターがいて、5人でハモる姿はもう喜びの極地ですね。他もドラムス:スティーヴ・ジョーダン、ベース:ジミー・ジョンソン、キーボード:クリフォード・カーター、パーカッション:ルイス・コンテ、サックス:デヴィッド・マン! と超豪華。さらに、25曲、109分というヴォリュームに加えて、インタヴューあり、ディスコグラフィーあり、JT本人はもちろん、バンド・メンバーの簡単なバイオグラフィーあり、と、まさにてんこ盛り状態で。それを新品でこの値段、は、ホント、申し訳ないほどです。そして、エンド・ロールの一番最初で「Dedicated to Carlos Vega」と流れてきたのが何より感動的でした。そう、カルロスさんは一時期、JTさんのバックをよく務めていましたからね。
★Utopia「Live in Columbus, Ohio 1980」($14.99)
いきなり映像の画質が好くなくて、半分、ブート紛い?と不安になりましたが、3部構成のライヴをたっぷり収録していて、ファンならばニンマリすること間違い内容になっています。トッド・ラングレンへの最近のインタヴューもしっかりとフィーチャーしていますし。ユートピアの曲が中心なのは当たり前ですが、途中、<It Wouldn't Have Any Differences><Can We Still Be Friends><Hello It's Me>をメドレーで、しかも、ロジャー・パウエルのピアノ1本で歌うトッドにはかなり惹かれてしまいました。また、終盤には定番<Love Is The Answer>ももちろん飛び出しますし。決してテクノでも何でもないのですが、当時としてはやはりかなり“モダン・ポップ”な人たちでしたね。間違いなく、ホール&オーツよりも確実に。
★Various「Super Hits Of The 70's : Have A Nice Day」(Rhino : 2001 $11.24)
アメリカの<Horse With No Name><Ventura Highway>、ホール&オーツ<Rich Girl>、アル・スチュワート<Year Of The Cat>、ドゥービー・ブラザーズ<China Grove>、バッドフィンガー<Come And Get It>、さらに、BTO、フリー、ジェスロ・タル他、貴重な19曲が観れる、ということで購入するも家では観れず....でも、諦めません!
★Various「WOW 2000」(Sparrow : 2002 $7.49)
CCMのオムニバスです。DCトーク、スティーヴン・カーティス・チャップマン、アヴァロン、アウト・オブ・エデン、FFH他、19曲を収録。DCトークはやはり大好きなグループですね。特にケヴィン・マックスの声と存在感には無茶苦茶惹かれます。

「今日のラーメン」file no.007 [ホノルル大勝軒]
●ここに行くのは3回目なので、流石に「あの行列店:大勝軒の支店がハワイに出来た!」「ハワイでも大勝軒のラーメンが食べられるなんて大感激!」といったセリフでは済まされなくなります。本当に旨いのか、心からお薦めできるのか、etc.。で、前回がつけ麺だったので今日は普通の中華そばに戻りました。で、正油のスープは本家に通じるものですが、やはり、ハワイという土地柄からして日本よりかなり劣るのは否めないところ。ただ、これは全然許せます。問題は麺ですね。大勝軒、と言うと、モチモチの中太麺が売りなわけですが、ここのは、平たい麺で本家よりは全然細目。コシにも欠けるし、まず第一に改良して欲しいポイントです。と言いますのも、ここは自家製麺を売りにしているわけですから、ある程度は自由が利くのでは、と思うからです。そりゃあ、日本で製麺するのと同じ小麦粉が簡単に手に入る、という環境ではないかもしれませんが、「大勝軒で修行!」の看板を掲げるのでしたら、素材がどうであれ、麺だけ食べても美味しいものを提供して当たり前かな、と。それと、ラーメンのスープで作るのだろうと思い、ミニ・カレーもセットでオーダー。これがまたいけませんでした。全く個性の無い味(今回、中田、無茶苦茶シビアです)、に加えて、ラーメンとの相性が全く感じられない。ラーメンをある程度食べた後、カレーを食し、そしてまたラーメンに戻ると、スープの味も何も全てが殺されてしまいます。魚系の出汁がかすかに残る程度で。私がカレーとセットで食べる海外のラーメン店、と言うと、LAの「ラーメン日本」があるわけですが、あそこのは本当に旨い。そしてラーメンとカレー相性が抜群! ほとんど毎回それにしてますからね。で、今回の結論! 正直、もう大勝軒はいいや、という感じでしょうか。1回目はお店が出来たことが嬉しかったし、2回目はつけ麺だったので執行猶予的な感じでしたが、今回初めて正当な舌で接することが出来、以上のような生意気な感想を発表した次第です。願わくば、これら全てが店主の意図だったらな、と。つまり、ハワイというマーケット、地元民の舌に合わせてこう変えた、アレンジした、であって欲しいのです。本当は、東池袋の「大勝軒」と同じ物を提供したいのに、素材と技術が及ばないからこうならざるを得ない、という泣きゼリフだけは絶対に聞きたくないですから。
P.S.ハワイには日本の有名ラーメン店の支店がたくさんあり、それらの大半が日本よりかなり劣る味になっています。結局、しょうがないのだろうな、というのは重々承知していますし、敢えて中田は他の店に関して「日本の店より劣る!」等と書く気はありません。つまり、「大勝軒」に対してはそれほど思い入れが強いので、ついつい力んでしまう、ということです。ハワイの「大勝軒」はお店の方の接客や雰囲気はとても好いし、全く嫌な思いはしていないので、お店の何かに対する恨みの辛口ではないことをご理解いただけますようお願いいたします。

<1月14日(金)>
「今日の出来事」
●今回は結局、気分転換ホノルル:美食ツアー、という気もします。今日のお昼は水豆腐の名店「ソ・ゴン・ドン」へ。水豆腐、と言っても、冷たいのではなく、豆腐チゲ系です。で、このお店、半年位前までは、アラ・モアナのタワー・レコードの目の前にあって、マニアのための小さな名店だったのですが、少し前に大通り(Kapiolani Blvd.)の方に移動し、店の大きさも倍ぐらいに成長?しました。で、お昼前から、たくさんのお客さんが足を運び、相変わらずの人気ぶりを実感。お店の十八番、水豆腐を堪能し、これからも頻繁に通うこと間違いなし、と思った私です。
●さて、それでは食事も済んだし、いつものCheapo Musicに行って、中古CDでも物色しましょうかね....と思ったら、グア〜〜ン! 今回の滞在で一番のショック! なんと、チーポがクローズしてしまいました!!!!!!!!!!!!! 入口の横のガラスには「NOW LEASING」の貼り紙が....そして、店の中には片付け?の人たちが。いやあ、ショックですね、ホント、悲しい!! とにかく大きな店でしたし、本土ほどではないですが、この店からどれだけの貴重盤、安価盤をゲットしたことやら....。元は3軒あったお店が2年位前に1店無くなり、さらに、昨年だったか、もう一つの大きなCheapoがなくなり、最後の砦になっていただけに、今回の閉店は諄いようですがショックの一語。これでハワイの存在価値が少し減った、と言っても決して大袈裟ではないでしょう。はい。
●なので、さて、どうしましょうか....と半途方に暮れた中田は、でも、めげずに、そうだ、カハラ・モールに行けばバーンズ&ノーブルもタワーもあるぞ、と空元気を見せるのでした。で、B&Nで廉価盤のCDを3枚+DVDを3枚、そしてタワーでCD8枚、DVD4枚、という戦績。DVDだけでも記しておきますと、

★Michael McDonald「Sound Stage」(Koch Vision : 2003 $15.99)
ライヴものです。で、ドゥービーの2人(トム&パット)が数曲で客演し、ドゥービーの曲が半分以上という選曲ももちろん嬉しいのですが、2003年のアルバム『Motown』が大きな注目を集めた彼だけに、なんと、アシュフォード&シンプソンの2人がスペシャル・ゲストで登場し、一緒に<Ain't No Mountain High Enough><Ain't Nothing Like The Real Thing>他を共演しちゃうんです。この姿はまさに感動の一語。その瞬間だけを観るためにDVDを買っても損はない、と思いました(中田的には)。
★Journey「Greatest Hits DVD 1978-1997」(Columbia : 2003 $14.99)
安いからついつい買ってしまったのですが、いや〜、やっぱりジャーニーは最高です! ホント。スティーヴ・ペリーって、ライヴでも無茶苦茶歌上手いですし。それと、昔の映像ではギターのニール・ショーンが超アフロ・ヘアーで、なんか、面白かったです。あ、ヴィジュアル面では、Gパン、T−シャツにタキシードのジャケット、というペリーさんのトレードマーク?も懐かしかったです。
★Tom Dowd「Tom Dowd & The Language Of Music」(Palm : 2003 $24.99)
40年以上に渡って活躍した名プロデューサー:トム・ダウドの偉大なるワークスを綴ったドキュメンタリーもの。レイ・チャールズ、アレサ、クラプトン他、多数のアーティストが顔を出します。
★George Duke Band「Live At Shibuya Public Hall, Tokyo Japan 1983」(BPM : 2003 $14.99)
ルイス・ジョンソン、ポール・ジャクソンJr.、スティーヴ・フェローニ、ロバート・ブルッキンス他の名手が参加した、1983年のスーパー・セッション・ライヴです。以前はヴィデオで出ていて、それも持っていましたが、今回、改めてDVDで買い直した次第です。でも、DVDならではのボーナス映像、etc.はなかったような....。
★Chaka Khan「Live」(MVD : 2002 $14.99)
1981年6月7日に、LAのロキシーで収録したライヴです。画質は今イチですが、ブレッカー兄弟(horn)、ハミッシュ・スチュアート&デヴィッド・ウィリアムス(g)、アンソニー・ジャクソン(b)他、今となっては絶対集められない名手が多数参加しています。曲は<What Are You Going To Do For Me>(って書かれていますが、要は<Whatcha Gonna Do For Me>です)、<We Can Work It Out><I'm Every Woman><Night In Tunisia>他、当時の代表曲が次々に登場します。
★The Doobie Brothers「Rockin' Down The Highway」(Legacy : 1996 $9.99)
トム・ジョンストン、パット・シモンズ、マイケル・マクドナルド他、ゴールデンなメンバーが揃った1996年のライヴ。基本的には、NYのスタジオでお客さんを入れて演奏したものですが、途中、マイケル・マクドナルドが登場する部分はナッシュヴィル?のライヴでした。CDでも出ているもののと同じだと思いますが、収録曲や曲順は若干違います。もちろん、その分、各人へのインタヴュー他が挿入されていますので、曲が足らない、と言った類の全然不満はありませんが。それはともかく、この時からベースがスカイラークで、サポート・キーボードがガイ・アリスンだったとはホント、チェック不足でした。反省しています。やはり私はイーグルスの何倍もこのバンドが好きです。マイケル・マクドナルドが居たから、はもちろんですが、なんか曲が好きです、そして、バンドのアティチュードも。

●CDの後は、アラ・モアナのロス・ドレス・フォー・レスに行き、その後、アロハ・タワーのカフェで一服。そして、今日は折角コンドミニアムに泊まっているのからと、ホテルの部屋で食事を作り堪能。食材はアラ・モアナから近い所にあるダイエーで買い込みました。いやあ、ダイエー、ホント、何でもありますね。それもそんなに高くない値段で。感激しました。

<1月13日(木)>
「今日の出来事」
●やはり時差ボケが抜けません。ホテルを出ようと思った頃はもうお昼。ランチは人気のチャイニーズ・レストラン、メイプル・ガーデンへ。初めて行くここは、King St.から見える(確か、UniversityとMcCullyの間の通り)大きくもなく小さくもなく、という規模ですが、駐車場はこれでもか!というくらい満杯。しかも、隣にもレストランがあってそちらも人気なのか、二重三重で車が停まっています。と言うことで、とりあえず時間を潰してまた戻ってくることに。とにかく、周りのストリートも全く空いていない状況ですから、パーキング。で、安いランチ・プレート($6〜7くらい)を頼んだのですが、これが旨い! これなら混むのもしょうがないですね。はい。その後、ウォード・ウエアハウスの方に行き、99セント・ショップでいろいろと買い物。続いて、その隣りの隣りの隣りくらいにあるロス・ドレス・フォー・レスでまたまた買い物。そうこうしているうちに夕方になり、ランスとディナー。今日は前回(10月)も行ったアラ・モアナのそばにある「牛角」で焼き肉。ここは本当に美味しいです。値段もそんなに高くないし....って、ランスの驕りだったので、値段の詳細はよく解らないですが、メニューを見るからに、この味でこの値段!?って、驚かされたのは事実です。そして、食後の運動は....もちろんそうです、アラ・モアナ・エリアと言えば、タワー・レコード、これで決まりです。もっとも、新品のCDはそんなに買いたくない(値段的にそんなに得な気がしない)のでスムース・ジャズの新譜をチェックする程度に止まり、あとは、バーゲン品くらいでしょうか? が、特別凄い掘り出し物があるわけではなく、CDはThe Tubes「Then And Now」($12.99)、Sister Sledge「We Are Family」($6.99)、Sheila E.「The Glamourous Life」($6.99)他、数枚だけ。その分、DVDに目が行ってしまったのですが、ホント、安いですよね、アメリカ盤のDVD。CDとそれほど変わらない、大抵の品は$19.99で、高くても$24.99。タックス込みで日本円にして¥3,000行かないのですから。よ〜く捜せば、$14.99とか、中には$9.99も結構ありますし。と言うことで、ここで購入したDVDは以下の通りです。

DVD
★Peter Cetera「Sound Stage」(Koch Vision : 2003 $14.99)
ライヴです。オーケストラを中心としたアコースティック系の。で、バックは、と言うと、これがブルース・ガイチ、ジーン・ミラー他。ゲストはエイミー・グラントで、彼女のソロ曲、そして、デュエットによる<The Next Time I Fall>他が堪能できるのですが....流石にピーターさん現在還暦ですからね、シカゴ時代&ソロ初期より大半の曲のキーを2度とか3度下げているのが直ぐに解り、ちょいと複雑な気分です。まあ、でも、無理に張り上げるよりは聴いている方も安心できる、という意味では、こちらの方が好いのかもしれませんが....。
★TOTO「Past To Present 1977-1990」(Columbia : 1990 $14.99)
ヴィデオ・クリップを中心としたベストものです。ジョセフが痩せてたな、とか、ルークも常に変貌しているな、とか、いろいろな発見があって面白いです、この手は。特に、1980年代後半の彼らのファッションはなんだかニュー・ロマンティックしている時もあって、何故かデュラン・デュランからCCBまで、いろいろなバンドのことを思い出してしまいました(笑)。
★Dan Fogelberg「Live : Greetings From The West」(Epic : 1991/2000 $9.99)
CDにもなっている1991年のライヴです。<Longer>を演っていないのは悲しいですが、ティム・ワイズバーグがゲストで出てきたり、ジム・フォトグロがベースを弾いていたり、見所は少なくありません。そしてなにより、大半に字幕が出ている、というのが超親切! インタヴューも歌詞もこれでより身近に楽しめる、というものです。ただ、CDは2枚組だったので、そっちのほうが3曲くらい曲が多かったです、照らし合わせてみたら。それにしても$9.99は安いなあ〜。
★Grover Washington, Jr.「Standing Room Only」(Image Entertainment : 1990/2001 $14.99)
スムース・ジャズ大好き!の中田は、ここ2〜3年で、グローヴァー・ワシントンJr.を以前にも増して大リスペクトしている次第ですが、そんなこともあって、今回、彼のライヴDVDを2枚、買ってしまいました。まずこちらはにニュー・ジャージーで行ったライヴです。1曲目が<Winelight>でいきなりスムース・ジャズのど真ん中! 映像を観ず音だけだったらまるでLAのWAVEステーションを聴いている状態です。面子は特に凄い人はいないようですが、全体的にアダルトでリラックスした雰囲気が好いですね。後半にマーヴィン・ゲイ・メドレーから連なるヒット曲コーナー?が登場するところがあって、終盤はかなり盛り上がります。それにしても、この手のライヴもののエンディング・クレジットって、映画のそれと同様に制作スタッフの名前−−監督から大工さんまで−−が延々と流れてくるのに、肝心のミュージシャンがおざなりになっているケースが多すぎるのを今回改めて感じました。やっぱり、まずは、ミュージシャン、それからいろんな制作スタッフ、そして最後がプロデューサーで好いのでは? とにかく、バック・ミュージシャン好きの中田には不満が残るライヴ・ヴィデオが少なくないことをここで発表したいと思います。
★Grover Washington, Jr.「In Concert」(View Video : 1991/2001 $19.99)
そして、こちらは1981年にフィラデルフィアで収録した、かつての(クロスオーヴァー・)ファンにとっては垂涎ものの1枚です。なんたって面子が超豪華。リチャード・ティーにエリック・ゲイル、ラルフ・マクドナルドにスティーヴ・ガッド、さらにアンソニー・ジャクソンにポール・グリフィン(key)、加えてザック・サンダース(vo)、ですからね。そして、演奏曲目は当時大ベスト・セラーを記録していた『Winelight』からの曲が核となり、もちろん、<Just The Two Of Us>で頂点に、ってな感じです。しかし面白いですね、同じ<Winelight>でも、上記のヴィデオではモロにスムース・ジャズなのに、こちらはクロスオーヴァーなんですよ。時代の違い? う〜ん、なんなんでしょう....。
★Don Grusin「Hang」(Sovereign Artists : 2004 $19.99)
今年のグラミー賞にCDがノミネートされているドン・グルーシン。そのアルバムのDVD版がこれです。まさに、ドン・グルーシン&フレンズの集大成、という内容で、兄デイヴ、リトナー、ネイザン、エイブ、ナベサダ、パティ・オースティン、フィル・ペリー、ハーヴィー・メイスン、アーニー・ワッツ、ネルソン・ランジェル他、凄いメンバーがドンの音楽を一緒に盛り上げます。ちなみに、このレーベル、Sovereign Artistsはトミー・ファンダーバークが創設者の1人、という、大人の音楽を届けるレーベルです。すでに、3枚くらいアルバムを発表している模様です。
★Luther Vandross「From Luther With Love」(Epic : 2004 $14.99)
大病克服、は、その後、どうなったのか、ちょいと気になるルーサーのクリップ集。日本には絶対来ない1人、なので、動いている姿はこういったヴィデオ系でしか観れないんですよね、残念ながら。歌は文句無く上手いし、曲も好きなんですが、やっぱり、アルバムのジャケットでダイエット成功! またまた痩せたぞ、ルーサーは! は、無理があったのか、どの曲でも、ふっくらしたルーサー様が堪能?できます。しかし、<Never Too Much>の頃はそんなにビッグではなかったので(体型が)、結局、成功が、身も心も太らせた、という事でしょうかね。でも、ヒールを履いたマライアより全然デカいのですから、この方、横幅だけでなく、上背もかなりのもの、と見ました(って、フォローにも何にもなっていませんが)。そんなことはともかく、早く元気な姿を見せて欲しいです。世界中のファンが貴方の回復を願っていますから。
★Crosby, Stills & Nash「Acoustic」(Rhino : 2004 $19.99)
GAROが音楽のルーツ、と語る中田利樹にとって、CS&Nはまさにもう一つの原点。<Suite : Judy Blue Eyes>他をライヴで観たくて買ったのですが....日本では観れませんでした。残念!
★Saga「All Areas : Live in Bonn 2002」(SPV : 204 $19.99)
大好きなカナダ出身のハード・プログレ・バンドです。DVDの前作は持っていますが、これは知りませんでした。帰国後、一番最初に観たのはたぶんこれだったのでは....。最高! 私のアナザ・ヒーローです。
★Focus「The Anthology」(Classic Rock Legends : 2004 $24.99)
フォーカスはオランダを代表するプログレ・バンド。名曲<Sylvia>は昨年末に行われた奥本亮さんのライヴでも演奏されたほどですから。ライヴDVDですが、以前の映像が3分の2、そして、比較的最近リユニオンしたライヴでの映像(でも、ギターはヤン・アッカーマンではございません)をミックスしたものでした。キーボード&ヴォイスのタイス・ヴァン・リアの変わり用(倍くらい大きくなってました!)にはホント吃驚しましたが、オルガンと妖しい声はまさに彼そのもの。でも、<Focus Pocus>の高音が出なくて、その部分だけギターの人にカヴァーしてもらってたのは情けなかった....いや、それだけ年月が経過したんだな、ということを実感した次第です。ま、それはともかく、タイコもベースもかなりジャズしていますし、ヤン・アッカーマンもホント、ロックとジャズの好いとこ取りというか、素晴らしいし何より格好良い、クールで。このバンドはマジで凄かったな〜!を再認識させられるお薦めの1枚です。

<1月12日(水)>
「今日の出来事」
●今日からハワイです。5泊7日。一応、出張と銘打っていますが、ま、本音としましては寒い日本から逃げ出したい、でございまして、ランス・ジョー他には会うものの特に新しい音源の発掘や取材というのはございません。で、通常通り朝7時半前に起きるも、やはり出発日はバタバタするもので、2日遅れとなっているクール・サウンド・インフォメーションにまでは取り掛かれず、遅れて申し訳ございませんメールをまずは送らせていただきました。で、その代わりにやっていたことは何か、と言いますと、数寄屋橋HMVで展開している中田利樹のAORコーナー用の原稿書き。今回のテーマは1月26日に初のソロ作『Anything For You』がキング・レコードからリリースされるトミー・ファンダーバークの特集。エアプレイ、ザ・フロント、ボストン他、彼がレギュラー参加した作品はもちろん、最近の角松敏生逆カヴァー集に代表されるセッションもの、さらに、レイ・ケネディ、REOスピードワゴン他、トミーのバック・ヴォーカルが美味しいものまで集めています。ぜひ一度、足を運んでみて下さい(とか言いつつ、バーニー・トーピンのアルバムや『Running Scared』のサントラはもう廃盤ですし、メリサ・マンチェスターの『Mathematics』や『Inside Moves』のサントラは未CD化ですし....結構、良いもの逃している気もしますが....)。
●とまあ、若干、不満も残りますが、それはそれでさあ出発。例によって、旅の準備は1時間弱で一気に。そして、愛車で成田まで。非常にスムースでこれは随分早く着いてしまった、時間を持て余すぞ、と思ったら、ノースウエストのカウンターでトラブル。中田の名前が“TOSHIAKI”で登録されていたようで、その書き換えに大慌て。なんだかんだ30分くらい掛かってクリアになったんですが、なんか、非常に偉そうにしていた年輩のグランド・ホステス、どうにも感じ良くなかったです。でもって、ハワイに着いて入国する際も又、別のトラブルがあって、こりゃあ祟りの旅になるのかな..と心配しましたが、ま、以後は問題なくスムースに行ったので、これ以上、細かな愚痴は書きません(笑)。
●さて、ハワイに着くと天気もなかなかで(先週までは寒めで雨も降っていた模様)、思わずニッコリの私。珍しくフライトの8割を寝て過ごすという快挙まで達成しましたが、それでもまだ眠いのは何故でしょう(笑)。便は朝早く着くので、もちろん、ホテルにチェック・インは出来ず。なので、まずはアロハ・スタジアムに行き、そこの出店をチェックすることに。着いていきなりT−シャツや小物など、お土産用のグッズを購入するとはなんとも情けない感じもしましたが、ま、それはそれ、That is that、ということで。そうこうしているうちに11時くらいになってきたのでまず1食目、毎度お馴染みのシコシコうどん屋「Jimbo」へと行きました。相変わらずハワイらしからぬ本格的な関西風うどんを食べさせてくれるこのお店。行列が出来るほど安泰でしょ!と思っていたら、なんと少し前からお隣のジャパニーズ・レストランが人気を呼んでいるようで、こちらも11時半だかの開店前から人が列をなしていました。なんでもこちらはバッフェ(ビュッフェ、かな、日本語では....?)のスタイルをとっているそうで、それが人気の秘訣だとか。日本のガイドブックにも載りだしたようですし....。それにしても、ワイキキからはそれなりに離れているのですが、ちゃんと集まるんですね、美味しい店には。
●お腹はいっぱいになったものの、しかし、まだチェック・インには早過ぎる....ということで、再び、ショッピングへ。続いては、これまたお決まりコースのハワイカイ・タウン・センターにあるディスカウント・ショップ「ロス・ドレス・フォー・レス」へ。本当にワン・パターンな人生を送っている(?)私、中田は、ここでも、アロハに短パン、サングラスしか見ず。サクッ、サクッ、サクッとテンポ良く商品を決めレジへ。あ〜あ、これじゃあ、なかなか時間が経たないよ....。で、続いては、アラ・モアナ・ショッピング・センターへ。恥ずかしながら、ブランド・ショップを1〜2軒覗いたところで、流石に眠さもマックス。駐車場の車の中で仮眠をとること1時間、エンジンは切ったままなのでかなり汗をかいてしまいましたが、なんだか心地好かったです。そして、3時過ぎにホテルに行くと無事チェック・イン出来たので万々歳! 今回は、ワイキキの東側で、クヒオ通りより若干北側のコンドミニアム、「Aston Waikiki Sunset」をお願いしました。知り合いに頼んでリーズナブル・プライスで予約してもらったのですが、35階という高層階でしっかりオーシャン・ヴュー。本当に感謝感激です。キッチン付きのなので、飲食類も充実させ、さ、これから5泊、のんびりくつろぎたいと思います。
●初日のディナーは、イリカイ・ホテルのてっぺんにあるイタリアン・レストラン:Sarento's Top of The "I"へ。ワイキキとダイアモンド・ヘッドが見渡せる絶好の席をランス・ジョーさんが予約してくれて非常に有意義なひとときを過ごすことが出来ました。ランス一押しの店、というのも嗚呼納得。ちなみに、スタッフには日本人の女性も居ますので、あらゆる面で楽です。ぜひ、皆さんも機会があったら使ってみて下さい。きっと感動しますから。

<1月11日(火)>
「今日の出来事」
●午前中からSTARdigio版Adult Oriented Radioの選曲、進行表作りをし、午後から収録。1月23日FM Co-Co-Lo分の1時間、及び、STARdigio版スペシャル・ヴァージョンを収録しました。夜は某レコード会社の人と打ち合わせ飲み会。

「今日のラーメン」file no.006[屯ちん]
●今日の締めは池袋でも行列する東京トンコツ・ラーメンの人気店「屯ちん」の新宿店です。変に芸術に走らない、マニアではなく広く大衆に訴え掛ける味はやはりたまに食べると妙に美味しく感じます。麺の量は並でも大でも一緒、というサーヴィスも非常に嬉しいですし。一緒に行った方も、何気に「美味しい!」を連発していました。好かったです。