今月の中田利樹：１月

＜１月31日（月）＞
「今日の出来事」 ●朝早くからお仕事体制。午後２時から「Adult Oriented Radio」＋もう１本、STARdigioの季刊番組「SmoothJazzSeduction」(SKYPerfecTV 400ch)の収録があるのでそれの選曲、そして、進行表制作（ＣＤ番号は何で、その何曲目、イントロは何秒で曲の長さはいかほど、そして、喋りは何処で何秒、何分くらい入れる、リクエストを読む時はそのメールも貼り付けておく....etc.　基本的には出たとこ勝負のフリー・トークなのでいわゆる台本はありません）。と、そうこうしているうちに午後１時になってしまい、慌ててシャワーを浴び収録地へ。昼食取れませんでした....。さて、本日の収録内容ですが、「Adult Oriented Radio」は２月６日放送分。＜アーティスト名鑑 A To Z＞は“Ｓ”の２回目で、スティーリー・ダンをクローズ・アップ。第１位が『Gaucho』の３曲目、＜Glamour Profession＞であることは間違いないですが、２～５位は本当に悩みました。ちなみに、ドナルド・フェイゲンのソロから入れていません。そんなことしたらもっと悩みまくるので。「Smooth Jazz Seduction」は２月10日（木）22時から23時までの60分番組（再放送は２月13日、日曜日の午前11時から12時です）。今回は“一足早い春の訪れ”をテーマに、ナイト・フライト（あの名グループとは同名異人。英国のスムース・ジャズ・グループです）、デヴィッド・ベノワ、ネルソン・ランジェル、ポール・ジャクソンＪr.、フォープレイ、ドン・グルーシン、スティーヴ・オリヴァー、ジェイニー・クルーワー、エヴェレット・ハープ等が掛かります。 ●収録は６時半前に終わり、さて、どうしましょうか....と。有楽町の国際フォーラムに直行すれば、あのビッグ・アーティストのライヴが観れる....しかし、昼食抜きだったので何はなくともメシ！　でも、目黒のラーメン店はもう結構食べ尽くしているので他が好い....。と言うことで、今日は、中央線の大久保に出向きました。が、しかし、そこで私を待ち受けていたものは～！　ナント、これです。“恐るべし、ラーメン不幸伝説！”。ゆっくりとご説明させていただきましょう。まず、私が大久保を選んだ理由は、「神楽屋」に行きたかったからなんです。このお店はかつて西武池袋線の練馬にあり、私のど真ん中ではなかったものの結構美味しくて本などにも多数取りあげられていた人気店なんです。が、昨年の３月に、心機一転、大久保：小滝橋通りに進出し（支店を出した、ではなく、移転です）、味も変えた、とのこと（正確には「鰹だし醤油ラーメン　神楽屋」になっています）。ならばこれは食べるしかないでしょう。と、思った次第ですが、何処をどう捜しても、「神楽屋」が見つからない。ラーメン本に記された地図がいい加減で、あれ～、この住所だったら、この地図に記された場所より３～４ブロック、北ではないですか....と歩くこと数分。あ、そうそう、あの「大勝軒」の新宿支店っていうのが昨年12月に出来たんだよね、新大久保のホームから見える看板でもデカデカ宣伝しているからね....で、それは好いけど、「神楽屋、神楽屋」と。あれ、もう別の番地じゃない！　ということは....え？　K-PLAZA 1F？　え～！　「神楽屋」さん、１年もしないで「新宿大勝軒」になっちゃったんですか～！　残念！　が、これだけでは“ラーメン不幸伝説”にはなり得ません。それからさらに遡るです。実は、現「新宿大勝軒」、元「神楽屋」の住所は、新宿百人町1-20-3　K-PLAZA 1F。では、「神楽屋」の前は何だったか、というと、「中華そば専門店　八兵衛」というお店だったんです。小滝橋通りはたまに車で通るので、このお店もちょっと気にはなっていたのですが、結局、中田が入る前に店が無くなり、さらに、次の店も１年持たずにクローズしてしまった....。ラーメン店がひしめき合うストリートだから競争が激しい、のはしょうがないとしても、絶対に美味しいであろうお店までダメだったとは、ひょっとして、この場所自体がよくないのでは....なんてことすら考えてしまいます。ちなみに、「新宿大勝軒」は流石に混んでいました。しかし、これが何年も続くかどうかは神のみぞ知る、という感じ。それはともかく、この日は「大勝軒」な気分ではなかったのですが、そのうち、入ってみたいと思います。 ●で、結局、そこからさらにてくてくと20分くらい歩いて高田馬場に行き、「麺友一誠」に初進入。はい、非常に美味しかったです。で、折角、馬場に来たのだから、ともう１軒「らあ麺　やったる」に入ったのですが、これは今イチでした。と、そんな感じで立て続けに２杯も食べてしまったので、池袋から地下鉄を使わず２駅分しっかりと歩きました。寒いのに、頑張る私....。 ●そして帰りに行きつけのディスカウント酒屋に足を踏み入れると、大きく書いてありました。「すでに新聞などでも報じられていますが～～～～当店でも２月１日からビールを値上げせざるを得なくなりました」。あ、やっぱり。車を取りに家に帰り、大瓶を２ケース買い込んだことは改めて言うまでもないでしょう。こういう日に限って行って来もお酒を呑んでいなかった、とは、なんたる偶然！　何れにしても、好かったです、今日のうちに気が付いて。「今日のラーメン」file no.013 ［麺友一誠］ ●バス通りから一歩入った、ともすると見失いがちのお店ですが非常に繁盛。カウンターだけの小さな店ですが、なんか活気がある、いや、なんか、鼓動を感じる雰囲気でした。で、お客さん、女性が多い！　右隣は女性の２人組で、その隣がカップル、そして、あとで入ってきた１組のカップル。さらに、カウンターの端っこでは焼酎のボトル：れんとを呑みながら長居している男女（年輩気味）もいましたし、多くの人が常連のよう。店主、あるいは奥様？と、気さくな会話を交わしていました。ラーメンは非常にレヴェル高いです。白濁のトンコツ風ですが、博多でも熊本でも何でもない独自の味。「コラーゲンタップリのチャーシューが～～」みたいに書いていた本もありますが、なんか美容に好いのかな？　だから女性が多いのかな？　等と、勝手に解釈する私。太さ中くらいの麺もツルッと黄色く、なんか喉越しも抜群。これは、ハマるかも、確かに。で、後で解ったのは、このお店は、奄美大島の素材をふんだんに使っているそうなんです（ＢＧＭもそれっぽくて、それは、ちと苦手ですが..）。だから、れんと、なわけですね、嗚呼、納得。モヤシとほうれん草と海苔と白ゴマが乗っています、チャーシュー以外に。「今日のラーメン」file no.014 ［やったる］ ●１軒目から歩いて10分位で２軒目なので腹が膨れていたから....と言えばそれまでですが、このラーメンは特に何も感じませんでした。久々に、残して帰ろうかな....とも一瞬思ったほど（でも、ちゃんと食べました）。スタイルとしては、白濁トンコツに背脂、細麺、モヤシ....で、中田的には突出してるものは感じられませんでした。この店もラーメン本に複数出ていたので挑戦してみたのですが....。
＜１月30日（日）＞
「今日の出来事」 ●引き続き、この日記の更新に集中。どうしてもハワイで買ったＤＶＤを“つまみ観”しながら、の執筆になるので、やはり、なかなか進みが遅かったりします。更新後、山野楽器さんのフリーペイパー：Jam Spotの「今月はこれがCOOL !」の原稿書き。気が付いたら、もう12時ですからね。う～ん、仕事遅いっす（苦笑）。
＜１月29日（土）＞
「今日の出来事」 ●今日はひたすらこのコラムの更新。溜まりに溜まっているため、ひとつひとつ思い出しながらやっているので、余計に時間掛かっちゃってます。結局、７割しか終わらず、明日に持ち越しとなってしまいました。残念！　 ●一昨日収録したTOKYO FM「EBISU BAR」が今夕オン・エアーされましたが、たまたまそれを聴いた友人（もう１年近く会っていない女性＝私と同じ牡羊座のＯ型）がメールをくれたりして、吃驚しました。あと、そのせいか、夜、通販のオーダー、数件入っていました、オン・エアーしたジェイニー・クルーワーのアルバムが。しかも、東京＆横浜地区から。でも、ウエブのアドレスも何も紹介していないのでただの偶然かも知れませんが....。
＜１月28日（金）＞
「今日の出来事」 ●アドリブ誌の「ＡＯＲ通信」を早々（？）完成させました。２月売りの各社ＣＤはほとんど目玉が無く、【今月の眼】は今イチ盛り上がらなかったのですが、ハワイ出張の報告とマイケル・マクドナルド「モータウンII」等で対応。【特集】でもそのマイケルさんのアルバムに合わせて「AOR meets Motown」というコラムでいきました。モータウン・レーベルに於けるＡＯＲなアーティスト、アルバム等をいろいろとピック・アップしています。 ●その後もいろいろと雑用系が重なり、また、吉田鐘太郎家に行ってああだこうだしているうちに夕方に。夜は友人と銀座で食事。山野楽器本店の裏にあるおでんの店「一平」に行きました。前々から気になっていて、ようやく行けた、という感じなのですが、いやあ、１Ｆ～３Ｆまでがお店で、カウンター、テーブル、座敷と用途に合わせて使えるのはグッドです。で、流石冬場ですね。もう７時には満杯状態！　しかも、月末の金曜日＝典型的な飲み会日和、ということで、私の後ろでは10数人の団体さんが元気に盛り上がっていました。ちなみに、場所が銀座で、店がおでん屋、というシチュエーションだからなおさらなのですが、大半がいわゆるネクタイ姿のオジ様たち、でなんだか微笑ましかったです。例によって、中田はアロハ風半袖に半パン、というワン・パターンの出で立ちで食していたのですが、いつも以上に浮いている感じを持ってしまいました。ただ、いわゆるネクタイ・サラリーマンの経験が無い中田にとっては、なぜ皆が皆、食事の場でも背広を脱がない、ネクタイを緩めない、のか、不思議でしょうがなかったです（改めて）。中途半端なネクタイ緩めは、確かに、酔っぱらいオヤジの典型になりかねないですが、でも、全部外して背広の上も脱いで、のほうが、食事が楽に喉を通ると思うんですがね....。私が半袖で寒くないのですから、背広の上を脱いでワイシャツ姿になっても全然寒くはないはずなのに....なんてことを友人に話していたら、隣りの隣りのテーブルのオジ様は、席に着くなり上着を脱いで呑みモードに入っていました。なんか、嬉しかったです（笑）。「今日のラーメン」file no.012［光麺（池袋西口店）］ ●仕上げは池袋西口の「光麺」で。しっかし、金曜の夜だからとは言え、スッゴイ繁盛ぶり。２階席もあるのでかなりの収容人員ですが、とにかくひっきりなしにお客さんが入ってきて、この店の人気の高さを再確認させられました（元々、東口店は池袋でも有数の行列店でしたから、ま、当たり前と言えば当たり前ですが）。で、今日はまさに締めのラーメン、ということで、軽く、塩光麺を食しました。相変わらずの安定度。そして、スープの下の方になると、唐辛子の辛みが顔を出したり、最後まで飽きさせない味で思わずニンマリ。オシャレな作りと好感の持てる接客態度もかなりプラスになっています。私の、池袋ラーメン・ランキング、今のところ第10位！です（ちなみに、数え出したらゆうに50軒はありました、池袋地区。と言うか池袋地区で50軒は食べてます、私）。
＜１月27日（木）＞
「今日の出来事」 ●午後、羽根田ユキコさんのインタヴュー。月曜日にタコったので、再チャレンジとなりましたが、非常に盛り上がって好かったです。１時間半くらい話しをしていたのでは....。テープ興しが大変ですが、かなり楽しい作業になりそう（笑）。やっぱ大物です、彼女。物の考え方、アーティスト・ポリシーは感心することしきり。スペシャル・インタヴュー・ライナーはおそらく、通販で買って下さったお客様のみの特典になるかと思います。詳細は又追って。 ●そして、アドリブ編集部にジャケット類の届けものをして、さらに時間があるぞと思い、遅めの昼食はもちろんメンラーです！（笑）。で、何処にしようか迷いに迷った挙げ句、秋葉原の「活力屋」に決定。理由は....前に食べに行った時、スープ不出来だか突然の中休みだか（ラーメン本によると中休みはなく通し営業のはずだったのですが....）で、入れなかったという苦い思い出（大袈裟か..）があったから。ラーメンの詳細は下をば。 ●そして、午後６時からTOKYO FMの番組「EBISU BAR」のゲスト録りを半蔵門のスタジオで。いったい何年振りでしょう、ここに足を踏み入れるの。なんか、知っている人が居ないか、それでドキドキしちゃいます、収録そのものより。さて、「EBISU BAR」ですが、毎週土曜日の午後６時半から25分間の番組でして、番組名そのままに、バーでのお喋り、がテーマ。パーソナリティは小山ジャネット愛子さんで、彼女の醸し出す、アダルトでエレガント、でも、庶民性も兼ね備えている温かな雰囲気と大人の音楽、が柱になっています。中田がこのバーに遊びに行き、ジャネットさんと会話を楽しんだり、音楽を楽しんだり、という設定で、オン・エアーは今度の土曜日、１月29日。かける楽曲は当社ものが１曲＋ジャズ系１曲、ハワイもの１曲、の計３曲だけ。その分、話しが中心、という気もしますが楽しくアッという間に終わってしまいました。25分というのは非常に短い感じがしますが、こういった番組をメジャー放送局が週末のゴールデン・タイムでＯＡしているのは素晴らしいの一語！　これからも頑張って下さいませ、ぜひとも。 ●夜は、近しい友人のお誕生会をごくごく内輪で。楽しく盛り上がったのですが、一番印象的だったのは出版社ＳのＴ氏。既に外せない用事が入っていて出席できなかった彼はなんと、私たちの会の途中に突然店に飛び込んできて主賓に「ＸＸさん、お誕生日オメデトウ～！　はい、これプレゼント！　スミマセン、外にタクシー待たせてるんで、直ぐ行きます！　それじゃ～！」とマシンガン・トーク。まさに台風の如く現れ去って行ったＴ氏は、そう言えば、昔、“百日紅一郎”のペンネームでリッキー・ピーターソンの１stや、確か、スティーヴン・ビショップのライナーを書いているＡＯＲフリークでもあります（慶応大学時代はバンドでキーボード＆ヴォーカルを担当していた、とか..）。そんな彼は、社内（編集部内？）では「王子！」と呼ばれている、本物の貴公子でして、この日の行動も王子ならでは、といったところでしょうか（笑）。ちなみに、吉田鐘太郎氏は妬みが入っているわけではないでしょうが（笑）、「王子じゃなくて玉子って呼びましょう、これから！」と、訳の分からない提案を以前していました（鐘ちゃん、ゴメン！）。２次会は主賓と私の２人でバーに行き、大人の男の会話。その殆どが恋愛話しだったことはここに書くまでもないでしょう。そして、山手線の最終電車で池袋に戻り、そこでまたまた締めの一杯。ホント、エスカレートしてますね、ラーメン。「今日のラーメン」file no.011 ［活力屋］ ●成美堂出版から出ていた「首都圏　うまいラーメン大事典　520軒」に、新規登場の注目点、といった風に取りあげられていたのでちょっと気になった店です。昨今の人気パターンのひとつ、動物系と魚系のＷスープ、という印象で、お店の作りもシンプルながら洒落ているかな、という印象です。味はとても美味しいのですが、とりわけ大きな感動もなくサッと食してしまった、つまり、インパクトは殆ど残らなかった、というのが正直なところ。３年前にこの味だったら、かなり評判呼んでいたと思いますが.... 「今日のラーメン」file no.001 ［麺匠たいぞう］ ●また行ってしまいました....地元とは言え、中田的には驚異？の頻度です。で、今日は初めてつけ麺に挑戦。もちろん美味しかったのですが、元来、それほどつけ麺にはまるタイプではないので、細かな説明は控えたいと思います。と、それはともかく、非常におかしかったのは、私、ネギがダメなのでラーメン屋さんでは必ずネギ抜きでオーダーするんです（笑）。で、今日も「つけ麺、薬味抜きで」とお願いしたら、それを受けた若い店員さんが数秒後に戻ってきて、あの～、「薬味抜きはネギ抜きということですか？　つけ麺にはチャーシューやメンマも入るんですが、どうしましょう？」。チャーシューとメンマは薬味じゃなくて“具”だって！　そんな質問来るなんて、結構、唖然としてしまいました....。
＜１月26日（水）＞
「今日の出来事」 ●夕方は吉祥寺の中古レコード店「ココナッツ・ディスク」へ。このお店は池袋と江古田とにもお店があり、そちらでもアナログ盤（ＬＰ＆ＥＰ）の美味しいどころを発掘しているので、吉祥寺店もチェックしたかった次第です。で、ここでの収穫は、最近の例に漏れず国内盤シングルが中心。値段は何れも￥105～315とリーズナブルなので歯止め無く買ってしまい、気が付いたら30枚は軽く越えている状態。でも、初めて行くお店って、私自身が過去に手を付けていないことから新鮮そのもの。実はお店的にはもう３年も５年も売れ残っている商品かもしれませんが、自分的には初対面なので、とにかく手が止まらないほど美味しい感じがします。で、ブラック系からフュージョンまでいろいろと買ったのですが、ＡＯＲ系のシングル盤だけでも、いくつか記しておきますと、 ★エイミー・ホーランド＜愛に賭けて（How Do I Survive）＞ ★ディック・セント・ニクラウス＜ワッツ・ザ・リーズン＞ ★ポール・デイヴィス＜恋人たちのメモリー（'65 Love Affair）＞＜パステル・メッセージ（Do Right）＞ ★プレイヤー＜ベイビー・カム・バック＞＜シルヴァー・ライニング＞ ★イングランド・ダン＆ジョン・フォード（・コーリー）＜秋風の恋（I'd Really Love To See You Tonight）＞ ★マイケル・ジョンソン＜この夜の果てに（This Night Won't Last Forever）＞ ★エリック・カルメン＜恋にノー・タッチ（Nevr Gonna Fall In Love Again）＞（東芝ＥＭＩの初版です！） ★ドクター・フック＜セクシー・アイズ＞ ★ＦＣＣ＜愛の一撃（Baby I Want You）＞ ★ファースト・コール＜12月の夜に（An Evening In December）＞さらに、シャンソン＜ドント・ホールド・バック＞なんていう掘り出し物もありました。加えて、マイク・オールドフィールド「チューブラー・ベルズ」の帯付き国内盤ＬＰを購入しました。しかも、ビクター盤ではなく、日本コロンビア盤。安かったので即買いしてしまい、ついでに、２ndの「ハージェスト・リッジ（夢と幻の地平線）」（日本コロンビア盤、帯付き）も安かったので一緒に購入。なんか非常に得した気分になりました。ライナーノーツは２枚とも“間章”さんという方が書かれているのですが、これが、ライナーの表裏全部を埋めてしまうほどの長尺もので、またまた吃驚。ＬＰ番号はYQ-7005-VRとYQ-7015-VR。ジャンルが「ニュー・ロック」となっていたのが印象深いです。　そんなわけで“帯付き盤歳！”の私は、シルヴァーの「シルヴァー・ファースト」、イングランド・ダン＆ジョン・フォード「Ｄr.ヘッケル＆Ｍr.ジャイヴ」、ショーン・キャシディー「ライヴ：ザッツ・ロックン・ロール」（バックはジェイ・グラスカ、カルロス・ヴェガ、デニス・ベルフィールド他）も併せて購入。帰りは結構重い荷物（でも心地好い）になりました。「今日のラーメン」file no.010 ［日高屋］ ●激安、でも、味はバッチリ！を売りにしているチェーン店に中野で初挑戦。ハラペコだったわけでもないのですが、意欲的にトンコツ・ラーメン＆半チャーハンをオーダーし、完食しました。値段的にみると絶対にお得だと思いますが、しかし、後々振り返って失敗したなあ～と思ったのは、何はなくとも基本の醤油ラーメンを頼んで、ベーシックな評価をするべきだった、という部分。次回は絶対に醤油にトライします。と言ってもいつになるか全く解りませんが....。
＜１月25日（火）＞
「今日の出来事」 ●今日は１日ゆっくり掛けてコンピレーションＣＤ「ラヴ・ソングス～ダイアン・ウォーレンプレゼンツ～」のライナー書き。３月９日にワーナーから出るこのＣＤは、現代のスーパー・コンポーザー：ダイアン・ウォーレンのペンによる名曲を18曲集めた贅沢なコンピ盤で、シカゴ、スターシップ、ホィットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオン、エアロスミス、エリック・クラプトン、フェイス・ヒル、トニ・ブラクストン、リアン・ライムス、マイケル・ボルトン、クリスティーナ・アギレラ他、スーパースターのスーパーな曲のオン・パレード。これは理屈抜きに凄いです。ちなみに、中田が担当したのは収録曲の曲解説オンリー。本文は、ダイアンにインタヴューしたことがあるライターの伊藤なつみさんが書かれるとのこと。しっかし、ダイアンにインタヴュー！　これは羨ましいです。決してＡＯＲど真ん中の人ではないですが、彼女の最も初期の仕事、ローラ・ブラニガンやスティーヴィー・ウッズの1982年のアルバム（何れもプロデュースはジャック・ホワイト）からその名をしっかり脳裏に刻んできましたからね。売れて欲しいです！　そして、１人でも多くのリスナーが“クレジット”に注目することをただただ願う限りです。
＜１月24日（月）＞
「今日の出来事」 ●午前中からFM Co-Co-Lo「Afterglow」の選曲仕上げ。わずか20分くらい（４～５曲）の選曲が４週分という大した量ではないのに毎回何時間も掛けてしまうのはやはり“拘り”というやつでしょうか。もっと、気楽にやっても好いとは思うのですがね....。 ●午後は、広尾で、羽根田ユキコさんとミーティング。３月にリイシューするアルバムのライナーノーツ用にインタヴューをするのが目的だったのですが、のあ～んと、まだ２年くらいしか使っていないＭＤプレイヤーが遂におバカになり録音できなくなってしまいました。超～拙いです！　で、結局、今日は断念。いろいろと質問を考えておいたのでショックでしたが、しかし、オフ・レコーディングで、故ウォーレン・ウィービーとデュエットした時の話しなどを聞かせていただき、結果的には非常に充実した時間を過ごすことが出来ました。ウォーレンはものすごい人見知りなのですが、羽根田さんとのデュエットはかなり楽しかったようで、以前はお手紙を送ってくれていたとのこと。言うまでもなく歌録りは完璧だったそうですが、歌い方のパターンを変えて３テイクくらい（プロデューサーに）提示する、まさにプロフェッショナルなお方だったそうです。地球は本当に惜しい才能を失ったものです。６年３ヶ月が経過した今、さらにひしひしとその痛みを痛感させられます。 ●その後、渋谷でワーナーの酒井さんと打ち合わせ。待ち合わせ場所をタワー・レコードの１Ｆにしたのですが、リイシューものを集めた壁面の一角では、私目の書いたＡＯＲ本もディスプレイしてあって非常に嬉しかったです。何だかんだ言って、もうすぐ発売から３年が経つわけですからね。万歳、ロング・セラー！（笑） ●軽く打ち合わせした後、渋谷のジャズ＆ソウル・バー「New Orleans」で２～３杯呑み、早くに帰宅。すると、新宿の駅でバッタリ友人に遭遇。本当に、ちょっとホームに降りただけだったのであそこで会うとはまさに奇遇そのもの。今でもＪ－ＷＡＶＥでエンジニアをやっている板橋区在住のＡさんで、体調が宜しくないのでお酒は飲めないものの夕食はまだなのでラーメンだったらご一緒できる、とのこと。では池袋に美味しいところがあるのでそこに行きましょうとなり、「麺匠たいぞう」へ。白状してしまうと、昨年11月末に行ったイヴェント「山野楽器ＡＯＲナイト」のＡＯＲクイズのコーナーで使ったＳＥ（大当たり～！　残念でした～！）は、このＡさんに録ってもらったものだったんです（笑）。その御礼が出来ていなかったので、ラーメンを御馳走できて好かったです（安～！）。その後、閉店間際のビック・カメラに入りＭＤプレイヤーの新しいのを購入。全然ハードに拘らない中田は、お店で一番人気というシャープのやつで即決しちゃいました。なお、後日談ですが、買ったこの日はもちろん、その後も、取材を行う日の出発30分位前まで商品を全く箱から出さないで置いたままにしていました（笑）。この大雑把な性格には自分ながら呆れてしまいます。ですので、ろくに充電もせずに出掛けるんです、今週木曜日。短３電池を使えば問題ないし、って、ホント、典型的なＯ型ですね、私。もちろん、これを書いている29日（土）現在、取扱説明書を１頁たりとも見ていません。ま、別に、新しい器材を購入したのではなくあくまでも買い換えですから、そんなに勝手は違わないのですけれどね。「今日のラーメン」file no.001 ［麺匠たいぞう］ ●今月早くも３回目ですが、再び醤油ラーメンで勝負しました。前回は味のブレを感じたものの、今回はバッチリ！　お連れしたＡ氏も美味しい～！と喜んでくれました。やはり中田はこの店をプッシュします！
＜１月23日（日）＞
「今日の出来事」 ●午前中はCOOL USENの選曲、続きを。今日は２月のアーティスト特集をやる日だったのですが、２月というとどうしてもヴァレンタイン・デーもあるし、なにより寒いからぬくぬく温まりたい、ということで、ラヴ・バラードの大御所が好いのでは、という結論に。で、王道のＡＯＲからは若干離れますが、ジェイムス・イングラムの２時間にしちゃいました。１stからの曲が大半になりますが、クインシーのアルバムの曲はもちろん、いろいろと混ぜ合わせてみました。で、ケニー・ロジャース＆キム・カーンズとの共演曲＜What About Me＞が、我が家にはアナログしか無いことが発覚。もちろん、ＭＤに興しても好かったのですが、結局、選から外してしまいました。どっちにしてもＲＣＡ時代の彼はフォスターとの絡みも少なくないのでやはり全部持っておかないと拙いですね。次回のＵＳ漁業でゲットして来たいと思います（もちろん、丁寧に捜せば都内のＣＤショップにだって在庫はあると思いますが....） ●そして午後は炎の？ラーメン・ツアーに！　車で、西東京は八王子へ出掛け、その前後と合わせて３杯を食しました。さすがに、今日はかなり肥えたのを嗚呼実感！（笑）ですね。詳細は下に。 ●夜は、FM Co-Co-Lo「Afterglow」２月分の選曲準備。例によっていろいろなＣＤを聴いて候補を出して、それらの曲の尺とキーを確認してリストに加える、というパターンです。最終的な選曲は明日の午後までに仕上げます。「今日のラーメン」file no.005 ［江古田大勝軒］ ●今日の１杯目は先々週、久々に行き、ムヒヒと喜んだこのお店。もちろん、今回もオーダーはチー油入りラーメン。これは最近の中でも限りなくベストな１杯です。東池袋の本店よりもきっと美味しいのでは....（本店はもう５年以上行っていないので、断言は出来ませんが...）。「今日のラーメン」file no.008 ［みんみんラーメン本店］ ●八王子系ラーメンの中心的存在。濃いめの醤油ラーメンに細いストレート麺、そして、刻みタマネギが乗っている、というスタイルで、実は地元で食べるのはこれが初めて（それ系は何杯か他の場所で食していますが..）。小雪がちらつく中、思ったより八王子は遠いわい、しかも、駅からかなり遠いところにある。これじゃあ帰りも大変だな....と若干弱気な私ですが、ハワイで買った80'sのコンピ盤をＢＧＭにすると気分は一新。嗚呼、こんな曲在ったよね！　とか逆に、全然知らない、この曲！　でも、使えるね、放送で。など、しっかりと収穫をゲットするドライヴで、結果的には全く苦もなく運転できちゃいました。あ、で、肝心のラーメンですが、非常に美味しかったです。醤油は程良い濃さで、特に辛すぎずしょっぱすぎず（でも、後々、非常に喉が渇いたのは否定しませんが）。タマネギの甘味との調和を考えたのだろうなと一人納得する私。細麺も最初のひとくちはクリーミー、という感想で、これは自分でも実に意外。とにもかくにも中田的には、醤油と甘味のハーモニーがこの店のキーワードと断定。ちなみに、本日２杯目とあって、麺の量は一番少な目で頼んだのですが、食べ終わったら程良いヴォリュームだったことを実感。バラ肉チャーシューとメンマをトッピングしたせいかもしれませんがね。「今日のラーメン」file no.009 ［支那そば大根や］ ●流石に今日の２杯はそう簡単には消化しないので３杯目を西東京地区で食べるのは困難と判断（でも、食べたい店はまだ５軒以上あります、その地域に）。とりあえず23区内に戻って本日の仕上げをすることに決定。で、もう１杯は間違いなく入る、と言っても、麺の量が多い、ですとか、ギトギトのトンコツは辛い。家からそんなに遠くなく、あっさり系で、しかも、まだ食したことがないところ....と絞っていったらこの店にあたりました。場所は、板橋区西台。都営地下鉄三田線です。西台は自家製麺の「欣家」＆和歌山系の「戎」と、人気店が２つある決して侮れない場所。その街の、それも、大通りに面していないところにあるこの店「大根や」はまさにロケーションや宣伝でお客さんを呼ぶのではなく、和食職人だったご主人が、真に旨いもの！で勝負する硬派な店、という印象を受けました。“支那そば”の看板が大きかったので、和風な細麺、を思い浮かべがちですが、実際はそのイメージから外れるパンチのある正統派ラーメン。太麺か細麺か選べる支那そばの、私は太麺をオーダーしたのですが、スープそのものを味わうならば細麺の方が好かったのかな、と、若干反省。モチモチした太縮れ麺はむしろつけ麺で魅力を発揮する気がしまいたからね。とは言え、軽く水準以上であることは間違いなし。車だったので呑まずにラーメンだけを頂戴したのですが、ここはお酒のつまみもたくさんあるので、いつか、ゆっくり呑みながら最後にラーメンを、というフル・コースを楽しみたくなりました。
＜１月22日（土）＞
「今日の出来事」 ●午前中は二日酔いで機能せず（笑）。そして、午後からクール・サウンド・インフォメーションの最新号を、実に12日遅れで書き上げ送信。佐藤順さんの異動（元赤坂WAVE、現渋谷WAVE）に伴い、新着輸入盤紹介コーナーも終了し、その佐藤さんからのご丁寧なお詫びコメントを頂戴したのが非常に嬉しかったです。あとは、またまた延期になってしまったミュージック・マジックの２Ｗですとか....。あ、それから、数寄屋橋のＨＭＶで独自に展開するトミー・ファンダーバーク・フェアのこととか（25日スタートです）いろいろな事が載っています（ハワイ出張の話しはイントロダクションでちらっと紹介した程度。それよりは、こちらの日記を見て頂ければ、という感じです）。 ●その後、有線ブロードネットワークスのチャンネル：COOL USENの選曲。２月前半は世界の各都市シリーズの11回目で、テーマは「February in London」。ブリス・バンド、ザ・デュークス、エイドリアン・ガーヴィッツといった英国出身のＡＯＲ系アーティストはもちろん、スパンダー・バレー＜True＞、クリフ・リチャード＜We Don't Talk Anymore＞、ピーター・コックス＜What A Fool Believes＞他、英国アーティストによるＡＯＲ度満点のトラックもいろいろとセレクト。準備には時間が掛かりましたが、予想以上に曲が集まり、120分にまとめるのが大変だったほど。この分ならパート２が直ぐにでも出来る感じがします。因みに来月はオーストラリア特集です。機会があったらぜひとも聴いて下さいまし。
＜１月21日（金）＞
「今日の出来事」 ●ＡＯＲ系？グループ、ダコタのメンバーから売り込みのＣＤが多数届いているのでそれをいろいろと聴いていました。中には持っている作品もありますが、全部で７タイトル。日本でのディストリビューションを捜している、ということで、とりあえず送っていただいた次第です。日本に於ける彼らの知名度はいったいどんなものなのでしょうか？　今イチ解らない。ごくごく一部のマニア向けの存在なのでは？という気もするので当社から発売するのは難しいのかな..というのが本音ですね。ただキーの高いヴォーカルは非常に上手いし、曲だって必ずしも商業ロック系ＡＯＲだけ、というわけではないし、ビル・チャンプリンがゲストで参加していたり、アルバムの端から端まで聴けば絶対に楽しめると思います。あるいは、クール・サウンド向きの曲だけ集めてコンパイルする、とか。特に、うっかりしていたんですが1979年のアルバム「Dakota」のＣＤリイシューに収められたボーナス・トラックの１曲はマクサスの＜The Higher You Rise＞（アルバムの１曲目に収められた無茶苦茶格好良い曲！）のカヴァーですからね（録音は後年）。まだチェックしていなかった方、至急、ゲットして下さい、輸入盤で。彼らのＣＤに関しては、www.damall.com、www.aorchives.com、www.aorheaven.com辺りを覗いていただけると宜しいかと思います。 ●夜、福冨英明さんのライヴを観に渋谷WASTED TIMEに。登場が９時前、ということで、その前に夕食を済ませた中田は友人と２人で銀座の寿司屋のカウンターに座り、焼酎のボトル１本空けていたのでかなり良い気分。ライヴ・パフォーマンス自体にご迷惑は掛けていないと思いますが、そこで合流した友人からは後日「かなりゴキゲンでしたね～！（笑）」と言われるはめに。ま、良いんです、はい。それはともかく、この日のパフォーマンスは読売新聞でも撮影＆取材されているので今後の反響に大きく期待したい私です。掲載は２月20日の日曜版、のようです。ぜひご覧下さいませ！