<3月31日(木)>
「今日の出来事」
●アドリブ誌の原稿書きを途中まで済ませ、山野楽器Jam Spotの原稿書きもやりました。
●夜は再度、マット・ビアンコを観に国際フォーラムへ。今日は前から10列目なので、昨日よりは全体像が掴め、音もしっかりとPAの音が聴けました。が、しかし、う〜〜ん、私のアイドル:バーシアって、こんなにインパクト無かったのか....と結構落胆。確かに、前のライヴ・アルバムを聴いた時、へっ? これってバーシア? スタジオ盤と全然声が違うじゃない!と思っていたのですが、う〜〜ん、彼女もやはりレコードの人なんですね。やっぱりAORだ!(笑) でも、今なお、曲は大好きです! それはともかく、あれだけCMで掛かっているのに、<What A Fool Believes>は結局演らなかったですね、残念! もちろん、バーシア在籍時の曲ではないし、ちゃんと打ち込んでこないといきなりは出来ない、というのも解りますが、それしか知らないファンも少なくないでしょうから....

<3月30日(水)>
「今日の出来事」
●じゃ〜ん! デヴィッド・パックさんの新作の音が我が家に届きました! と言っても、クール・サウンドから出るのではなく、彼が契約したPeakレコードの国内販売権を持つビクターの担当氏から、です。タイトルは『The Secret Of Moving On』。先日、パックさんが話して下さった通り、スティーヴ・ペリー、アン・ウィルソン、ティモシー・B・シュミット等とのデュエットがあり、アンブロージア時代のヒット曲<Biggest Part Of Me><You're The Only Woman>のリメイクもしっかりと入っていました。国内発売は6月25日頃で、中田はライナーの依頼を受けた次第ですが、いやあ〜、そういうことだったら、パックさんにより突っ込んで話しを訊いてきたのに! ま、メールでも電話でも手段はありますが。あ、とにかく素晴らしい内容です。100点満点!とはいかなくても、悔しいかな、当社で出した『Unborn』を越えている感じです..。ま、彼の才能ならばこれくらい、朝飯前!という感じではございますが。
●「Adult Oriented Radio」のダビング、検聴、Qシート書きetc.。そして、LAでの滞在記を少しでも早くHPのアップせねば!と思うもなかなかペースを戻せず。普段はアメリカに行った時、極度の時差ボケに掛かるも、戻ってきてからは全然OK!だったのですが、今回はアメリカでの時差ボケが最小限だった分、こっちでの反動が少なくありません。

「コンプリートへのエアプレイ街道〜其の四」
●心優しいトム・ケリーさんから速攻で返信メールが! 感謝してます。「And I'm pretty sure Max wasn't on that(<Stranded>). I am also pretty sure that it was just Tommy F. and I that sang Stranded. 」。うわ〜、トミー・ファンダーバークさんの記憶が崩れました....と、こんなことで、コンプリートな各曲クレジットは出来るのでしょうか....不確かなものならば載せない方が好いかも....

<3月29日(火)>
「今日の出来事」
●時差ボケで早めに目が覚めるも早速仕事なので問題なし。午後から「Adult Oriented Radio」の収録、それも、4月からリニューアルしての1回目、と言うことで気が抜けない状態だったので、結構好都合かもしれません。で、1回目の内容ですが、前半の新コーナーは「中田利樹のザ・AORヒストリー」。中田がAOR元年、と訴えてしまった(笑)1974年から1年ずつAOR的な流れ&時代背景を振り返る25分のコーナーで、今回はニック・デカロ、ケニー・ランキン、ボズ・スキャッグス、ジノ・ヴァネリ、ジェイ・グラスカの5曲をオン・エアー。加えて、BGMとしてスティーリー・ダン、さらに、ザ・スタイリスティックスも登場します。後半は折角LAから帰ってきたばかりなのでLA土産話のパート1に急遽決定。買ってきたCDもそうですが、いろいろなミュージシャンと会ってどうだった、みたいな話しをいろいろとご紹介しました。
●収録後はマット・ビアンコのライヴを観に東京国際フォーラムへ。バーシア&ダニー・ホワイトが復帰してのライヴだけに期待は極めて大きく、今日と明後日の2公演のチケットを購入する気合いの入れよう! しかも、発売のかなり前にプロモーターの方に頼み込んだので席も今日は前から3列目、という素晴らしい環境。で、オープニングの<Slip & Sliding>から、マッツ・ワールド全開! さらに前半の5曲が全て最新作からで、祝バーシア復帰!を強く訴えている感じがしました。が、しかし、席が好すぎることに贅沢を言ってはいけないのですが、ステージの生音も十分伝わる場所なので、PAとのバランスが今一つ、という錯覚?にも陥ってしまいます。それと、バーシアが全体的に押さえ気味? ブランクを感じさせる、とは全然言いませんが、なんか、説得力に欠ける気もチラホラ。10年位前にNHKホールだったかで観たソロ・ライヴは本当、伸び伸びと歌っていたのですが、何か押さえているのが気になりました。自分のソロの曲も、どこか肩凝りにも似たしこりのようなものが…。バーシアは私の3大女性アイドルの1人なので妥協できないんです、ノックアウトされないと。まあ、でも、全体的には初期の曲も堪能できたし、好いライヴだったと思うのですが…。

「コンプリートへのエアプレイ街道〜其の参」
●ジェイさんに「無事帰ってきました。LAでは大変お世話になりました。ところで、トミーさんが『<Stranded>のロー・パートはマックス・グロネンサルだ』と言っていましたよ」とメールすると直ぐに返答が。「I don't think so but not sure」。う〜〜ん、困ってしまいますね....。こうなったら、トム・ケリーさんに訊いてみるしかないでしょう。早速、メールしてみます!