<12月11日(日)> |
「今日の出来事」 ●今日はややゆっくりのスタート。午前11時前に宿を出て、まずは、吉野家の牛丼を3人で堪能! 私のお薦めどおり、皆さん、クラム・チャウダーもサイド・オーダーとして頼んでくれましたが、これを美味しい美味しいと食べていました。ニッコリ。もちろん、牛丼が美味しかったことは改めて言うまでもありません。数あるLAの吉野家の中でもイチ押しのサンタ・モニカ・ブールヴァード&セプルヴェダ・ブールヴァードの所に行ったのですが、それが好かったのかも。ま、どこで食べても水準は軽くキープしていますがね。 ●そして、その後、サンタ・モニカ・ビーチの目の前にあるレストラン:イ・クジーニに行き、そこで公開生放送しているWAVE:94.7 FMにアポ無し飛び込み取材! を試みようと思ったのですが、とりあえず、生が終わる3時まで待つことに。この間、サンタ・モニカのピアに行って潮風に打たれたり、いろいろなパフォーマーが道を賑わす3rdプロムナードを散歩したりの自由行動。そして、放送終了後のバーバラ・ブレイクさんに掛け合うと、これが直ぐにOKが取れ、その場で取材開始。「昨晩、ポール・ブラウンさんのお宅にお邪魔したんですよ」と言ったのが功を奏したか、1曲、お薦めチューンをいつものDJヴォイスでお願いします、と頼むと、ポールさんのニュー・シングル、<Winelight>(グローヴァー・ワシントンJr.さんのカヴァー)を挙げてくれて、見事なクール・ヴォイスでキメてくれました。日頃からWAVEを愛聴している私にとってはまさに鳥肌物。憧れのDJが目の前で喋ってくれたのですから。本当にありがとうございます。感謝しています! ●その後、いったん宿に戻り、夜は、有名なステーキ・ハウス、Ruth's Chrisに行きました。アメリカ人の作るステーキは大味で美味しくない、という一般認識を覆していただくために。私は、10年位前、ナッシュヴィルにあるその店にブルース・ガイチさんに連れていってもらって以来のファンで、その後も、トロントで行き、ホノルルの店ももう3〜4回行っていますがLAでは今回が初めて。味は他と変わらず美味しかったですが、それでも、舌が完全に慣れてきてしまったようですね、そろそろ卒業しても好さそう。基本的には私、和食派ですから。と言うか、解りました、NYで全く和食を口に出来ず、コンチネンタルばかりだったので、LAに来てもまたステーキなの? と自分の胃が感じた模様。逆に、和食ばっかり1週間食べ続けた後ならば、ここのステーキが神様に見えるかもしれません。そんなもんですよね、結局。そして、今回の出張もこれが最後の夜、となってしまうので、先に帰られる大阪組はハリウッドの大通りで最後のお土産買いに勤しむとのこと。ではではと、中田は宿から近いレコード店Aron'sに1人足を運んだのですが、ガ〜〜ン! なんと、クローズしてしまうんですか....うわ〜、残念。1990年にLAに来て以来、本当にお世話になりまくった店なのでね。でも、車で5分と掛からない距離にAmoeba Musicが出来て以来、お客さん、完璧に持って行かれてますからね。この日も閉店大セールだというのに、それほど混んではいなかったですからね....。セールの内容は中古も新品もだいたい25%オフ。そんなにスゴイものは出てきませんでしたが、厳選した7枚をレジに持っていきました。
<Aron's>
Eloise Laws『Love Factory:The Invictus Sessions』(1999:Sequel)
1977年のレアLP『Ain't It Good Feeling Good』(Invictus)にボーナス曲を加えた懐かしいサウンド満載のリイシュー盤。
Bucky Pizzarelli & Frank Vignola『Moonglow』(2005:Hyena)
バッキー・パパが中堅のジャズマンと共演したギター・デュオ・アルバム。枯れたフルアコの音が何ともいえない年輪を醸し出します。スタンダード中心。プロデュースは羽根田ユキコさんのアルバムでも手腕を揮っていたジョエル・ドーン。
Fleetwood Mac『Live In Boston』(2004:Reprise)
CD1枚、DVD2枚で構成されたライヴ盤。DVDのほうが圧倒的に幅を利かせていますが、ディスクのサイズ的にはCDの、それもディジパック仕様になっているので店頭的にはCD扱いになっています。リンジー・バッキンガム、スティーヴィー・ニックス、ミック・フリートウッド、ジョン・マクフィーという黄金の4人健在なり。元気そのもの! ちなみにアディショナル・ミュージシャンとしてカルロス・リオス、ブレット・タッグル他がクレジットされていました。
Fleetwood Mac『Tour 97』(1997:Best Buy)
こちらもマック物。Best Buy限定発売か、あるいは、非売品なのか、Promotion Only - Not For Saleの文字が最初からジャケット裏に印刷されています。2枚組みなのですが、マックの面々はDisc-1にのみ登場。しかも、メンバー1人1人のインタヴューが各1トラックに収録されていて、音楽は6曲だけ。しかも、そのうちの5曲は各メンバーのソロ名義で、グループ名義は1曲だけ。完璧なコレクターズ・アイテムですね。
Grover Washington, Jr.『Inside Moves』(1984:Elektra)
嬉しかったです。このCDは持っていなかったので。ラルフ・マクドナルドとがっぷり手を組んだ一連の作品の中では最終作品にあたり、この後御大はSony/Columbiaへと移籍。また新たなヒストリーを生み出すのでした。アンソニー(1曲)、マーカス(残り全曲)、ティー、ゲイル、ガッド(1曲のみ)、バディ・ウィリアムス(残り全曲)といった鉄壁陣がバックを担当。ジョン・ルシアンの渋いヴォーカルも非常にハマっています。
Various『Smooth Jazz For Lovers』(2002:St.Clair)
カナダ:モントリオールにあるレーベルが、スムース・ジャズ・インディの名門:Shanachieの音源を中心にコンパイルしたシリーズの1枚。ウォルター・ビーズリー、ジョン・ルシアン、ネスター・トーレス、キム・ウォーターズ、ボブ・バルドウィン、キム・ペンシル他、全10曲を収録。
Saga『Network』(2005:InsideOut)
これのみ新品、新録です。いやあ、本当に精力的ですね、サーガ。ここまで来ると、作品が好い悪いのレヴェルではなく、ただただ附いて行くだけです。5.1ミックスのDVDがボーナスで付いていました。
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