<5月20日(土)>
「今日の出来事」
●今日の午後、知人がデスク・トップ・パソコンの余っているモニターを一時的に貸してくれるはずだったのですが結局時間の都合がつかず、来週の火曜日まで持ち越しに。これはキツイです。ただ逆に、ノート・パソコンが空いているので、そこでなら出来ること----この日記書きを再開しました。不幸中の幸い?です。とは言え、ウエブの更新はデスク・トップのマックでしか出来ないので(ソフトの関係ですね、もちろん)、まだ直ぐには掲載できませんが....。
●夕方から品川で人と会いました。1年位前までFM Co-Co-Loのプロデューサーをなさっていた方で、今はほとんど異業種、に就いています(と言いつつも音楽系の書き物は少々やっているようですが)。で、相談というほど大きなものではないのですが、東京の音楽業界の現状をお尋ね申す、をメイン・コースに、久しぶりの世間話しをしました。でも、この人と話すと、結局はプログレのほうに行ってしまうのですが---フォーカスのDVD何枚持ってる?みたいに(笑)。

「今日のお休みBGM」Marc Antoine『Mediterraneo』(2003:Rendezvous)
●今日は酒量が少なかったわけでもないのですが、珍しく全然酔っていなかったので、大して眠くならず、ほぼ全編聴いてしまいました。ラジオでは結構かかりましたが、しかし、本人的にはエアプレイ受けなど全然考えなかったであろう、アーティスティックな世界が構築されています。そう、以前のGRP時代より、Rendezvousに移籍してから、より自らのアイデンティティが素直に打ち出せるようになった気がします。

<5月19日(金)>
「今日の出来事」
●今日も不憫な生活。ハード・ディスクの無い生活が、こげなまでにキツイとは....。メール・アドレスもそっちにしか入っていない人がほとんどなので全然機能しません。ま、CDの通販に関しては今のところ影響ないですが。と言うことで、ノート1台で出来ることは何か無いかと考えたところ、締め切りはまだ2週間くらい先ですが、スムース・ジャズ系トランペット奏者、リック・ブラウンの『セッションズ』(7月末にビデオアーツからリリース)のライナーを書いてしまえ、と相成り、午後から始まり夕方までに一気に書き上げてしまいました。内容は、2004年に収録し、今までは自己のウエブでしか売っていなかったスタジオ・ライヴ盤がこの度、改めて全米でリリースされ、日本でも出ることになった、というものです。ゲストにデイヴ・コズ、リチャード・エリオット、ブライアン・カルバートソン、ジェフ・ゴラブといった人気アーティストが参加。聴くほどに痺れる、流石!の1枚です。夜は恵比寿でリミキサー系の友人と久々にメシ会。特に何を話すわけでもないですが、盛り上がります。

「今日のお休みBGM」デヴィッド・ベノワ『ファジー・ロジック』(2002:ユニバーサル)
●リック・ブラウン、そして、ダウン・トゥ・ボーンのスチュアート・ウェイドがプロデュースに参加した2002年の意欲作。グルーヴィーな曲でも単なる打ち込みビートではなくオーガニックな70's風の香りが残っていて。非常に気持ち好いです。3曲目位でゴー・トゥ・スリープのような気が....

<5月18日(木)>
「今日の出来事」
●朝、いつものようにハード・ディスクのパソコンを立ち上げメールをチェックし始めると、いきなりモニターがチカチカしだして、若干慌てる私です。が、ま、こんなことは前にもあったからそのうち元に戻るだろうと呑気でいたら、遂に壊れてしまいました。かなりショック! まあ、使い出して9年にもなりますからしょうがないですし、そろそろマックのほう、買い換えないといけないな、と思っていたから丁度好い機会ではあるのですが、しかし、大事なデータをバック・アップとっていないし、とにかく、モニターは早速なんとかしなければ、と午後から池袋へ。パソコンに関する知識は限りなくゼロに近い私は機種も何も控えずに「モニター壊れたので新しくしたいんですが〜」と、店員さんに相談するも、「機種が解らないと接続が....」みたいに言われてそのまま帰宅。そう言えば、比較的近いところにパソコンお宅の若者が住んでいるのを思い出し、夜、彼と地元で呑み会。すると、都合の好いことにほとんど使っていないモニターが家にあるのでそれをお貸ししますよ、と。週末に改めて車で取に行って、さ、なんとか、復帰させたいです、システムを。

「今日のお休みBGM」Various Artists『Rendezvous Lounge』(2004:Rendezvous)
●ヨーロッパのアーティストを中心としたチル・アウト系?スムース・ジャズのコンピ盤。さり気なく繋いでいたり、別ミックスが入っていたり、アンビエント・トリップ一歩手前のサウンドが凝縮されています。これは、眠れます(笑)。

<5月17日(水)>
「今日の出来事」
●午前中はまどろんで(笑)、お昼過ぎから池袋にある法務局にちょいと行き、ついでに、ココナッツ・ディスクでジャズ系の中古CDを5〜6枚購入(ボビー・ライルやジョー・サンプル、シャカタクの持っていないアルバムです)。帰宅後、「Adult Oriented Radio」の検聴、Qシート書き。そして、夜は久々にスムース・ジャズ・コネクション(SJC)の会合。今回はSJCのメンバーが選ぶ"Smooth Jazz Vocal - Best 50"を、ああでもない、こうでもない、と出し合いました。で、3時間くらいやれども、なかなか絞りきれず、結局タイム・アウト。各人の思い入れも尊重しつつ(T氏のロン・ボーステッドやガブリエラ・サンダース、S氏のカーメン・クエスタ、中田のヴァネッサ・ルービン<That Was Then, This Is Now>etc.)、でも、決してマニアックな自己満足集団ではないので、シャーデーやノラ・ジョーンズ他、ビギナーのOLさんにも解り易いものを入れよう!と、あくまでもベーシックはポップに。最終的には、結構、面白いものになりそうです。発表はSJCのHP内で。完成まで今しばらくお待ちの程を....。会合終了後、2名で飲み直し。これがまた盛り上がってしまいました。

「今日のお休みBGM」なし
●最終的には結構、酔っ払いました。帰りも2時半とかそんな時間だったので。なので、バタンキュ−っす

<5月16日(火)>
「今日の出来事」
●お昼から都内某ホテルでベノワさんの取材。たっぷり1時間、新譜中心に聞きましたが、あっと言う間に時間になってしまいました。興味深い答えはたくさんありましたが、面白かったのは、今一緒に演っているベーシスト:デヴィッド・フューズとの出会い。彼がかねてからベノワさんのファンで、ソロ作用に<David Benoit>という曲を書いたので是非そこでピアノをプレイして欲しい、と依頼。で、ベノワさん、そのリクエストに応えるだけでなく、ちょうどベーシストを捜している時だったので、そのままグループに迎え入れた、というお話しでした。こういうアプローチで業界を生き抜く、っていうのもたまにはありかもしれません、確かに。早速、CD、捜してみましょう。自身のレーベルから出ていて、アルバム・タイトルは『Swoosh』とか何とか言っていました、ベノワさん。
●取材後、市ヶ谷でラーメンを食べつつ、夜はまたまた“讃岐うどん in 首都圏エリア”の開拓に(嗚呼、なんて私は麺食い野郎なの....)。今日は東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅そばにある取材拒否店「さか田」を初訪問。5時半のオープンに併せて入店し、まずはビールでつまみを少々。これが銀座にしては破格の安さで、しかも美味! なので調子に乗ってさらに料理を2点ほど頼み、それに併せて焼酎のボトルまでオーダー。そして程好いところでうどんをオーダー。例によってかけと冷と釜玉系をオーダーしましたが、流石に今回は腹がはち切れるかと心配しました。取材拒否、というと、ちょっと敷居が高い印象も持ちますが、ここのご亭主(?)は無茶苦茶気さくでグレートです。もちろんボトルは残っているので、また、機会を見て来店したいです。でも、決して大きな店ではなく、直ぐに満席になってしまうので、ふらりと帰りに立ち寄る、という感じではありませんが。あ、肝心のうどんはかなり美味しかったです、流石に。ただ、かけうどんの出汁に関しては、ここで修行した「根の津」ほうが好みです。うどんのこし、も含めて。それから、釜玉にはオリーヴ・オイルと粉チーズが一緒に付いてきて、私は最後まで足さなかったのですが、連れがそれをトライしたところ、かなりイケたそうです。ま、カルボナーラと通じるものがなくもないですからね、釜玉って。
●ビル・キャントスが新作を完成させました。ヴォーカル中心のアルバムでタイトルは『LOVE WINS: NEW STANDARDS FOR THE NEW MILLENNIUM』。6月2日にリリースされるそうです(彼のサイト他で)。参加メンバーはブライアン・ブロンバーグ、グラント・ガイスマン、パット・ケリー、マイケル・シャピロ、ケヴィン・レトー、アーノルド・マッカラー他お馴染みの面々。フローラ・プリムやケヴィン・レトーが既にレコーディングしている曲のビル・キャントス作者自演版もあり、さらに名作『Who Are You』(1995年)に入っていた<Go 'Way Moon>と<Who Are You>のニュー・ヴァージョンがあり、そしてそれ以外にも未発表の新曲が8曲入っているそうです。リリース時には発売を記念したソロ・ライヴも行う、とのこと。観に行きたいですが、流石に今回は断念....。

「今日のお休みBGM」クリス・ボッティ『サウザンド・キッシズ・ディープ』(2003:ソニー)
●ブルーノート東京に来るので観に行くべきか否かを悩み、お休みのBGMに。スムース・ジャズ・チャートでNo.1に輝いた1曲目の<Indian Summer>(作曲はマーク・ゴールデンバーグ)、そしてリック・ブラウン・チックな6曲目の<Back Into My Heart>他、お気にが少なくないアルバムで、今夜もその6曲目まではしっかり覚えています。とは言え、ライヴは昨年の12月にNYで観ているので、結局、東京公演には行きませんでしたが。

<5月15日(月)>
「今日の出来事」
●今日はまた忙しいというか、超充実な1日でした。まず、朝早くから「Adult Oriented Radio」の最終的な選曲&進行表を作成してお昼から収録。今日は、昨晩ライヴを拝見させて戴いたデヴィッド・ベノワさんをゲストに迎える、しかもご本人が自ら選ぶ「デヴィッド・ベノワ BEST 5」+6月末に出る最新作『Full Circle』から2曲、という贅沢な内容。昨晩も終演後に挨拶したので、今日は通訳無しのダイレクトDJ。ただし、ご結婚前はずっと神戸に住んでいて、今もご家族身内が関西に住んでいるという奥様ケイさんにも一緒に出演して頂いちゃいました、困ったら助けていただこう、と。ケイさんともかれこれ20年前からの知り合いなので。でも、結果的には何の問題もなく、非常にスムースに行きました。ご本人の選ぶベスト5は、想像通りから意外な渋いものまでヴァラエティ豊かで好かったです。オン・エアーはちょいと先の6月17日(土)を予定。新作のリリースがおそらく6月20日過ぎなので、それくらいまで遅らせたほうが効果的かな、と(番組、DJさんによっては、何処よりも早くオン・エアー!を売りにしたがるケースもありますが、中田の場合は、リスナーの方に気に入って頂いた時にショップではまだ売っていない、というのがあまり好いとは思えず、敢えて、先送りにする傾向があります。元々はレコード会社の宣伝マン出身ですから、お互いのメリットをついつい考えてしまいます)。ベノワさんのゲスト収録は同じスタジオでさらに2本ほど別番組用を録り、帰られた後、今度は中田のレギュラー分の前半1時間を収録。そして、夜は、またまたデヴィッド・ベノワさんへの質問を考えました。明日の昼間、今度はアドリブ誌用にインタヴューをするので、今度は新譜のこと中心にまとめてみました。
●ブルース・ガイチから添付写真付きのメールが到着。写っているのはビル・チャンプリン&チャス・サンフォードの2人で、ナッシュヴィルに移ったビルの家にスタジオを作っている、というものでした。場所は、ナッシュヴィルの中心部から南に20〜30分行ったフランクリンという所。マイケル・オマーティアンさんやキース・トーマスさんもこっちの方に住んでいます。で、さらに興味深い一言が。「デヴィッド・フォスターもこっちに土地を買ったようだよ」。そうですか....。

「今日のお休みBGM」インコグニート『トライブス、ヴァアイブス+スクライブス』(1992:フォノグラム)
●夕食後さんざんベノワさんの新譜を聴いたので、就寝時は気分を変えてこれを聴きました、久々に。インコグニートもアメリカでは完全にスムース・ジャズですし、私自身、リリース当時よりも今のほうがこのグループを好きになっている気がします(当時から大好きでしたが)。で、スティーヴィー・ワンダーの<Don't You Worry 'Bout A Thing>のカヴァーと彼らのテーマ曲的なファンキーなインスト<Colibri>他で今回もご機嫌な気分に。後で見つけたのですが、このアルバムには<L'Arc en Ciel de Miles>というインスト曲も入っていました。邦題は<届けマイルスの空へ>。なんか思わず頬が緩んでしまいますが、ラルク・アン・シエルの意味が何となく想像できてフ〜ンと思った私です。

<5月14日(日)>
「今日の出来事」
●デヴィッド・ベノワのライヴを観に初めて東京駅そばの「コットン・クラブ」に。なるほど、ここですか。オシャレな感じですね、入り口も何も。で、中に入って、店員さんに「あっちの席には座れないのですか?」と尋ねると、あそこは別料金です、みたいに言われ、なるほど、野郎2人は、こっちで観てるほうがお似合いだわね、と微笑む私と知り合いです。ライヴは新譜からの曲が頭3曲、という、大胆な選曲でしたが、終わる頃には、やっぱりベノワさんの世界! とても微笑ましかったです。今回はトリオ編成で、ドラムスの若いお兄ちゃんは微妙な感じがしましたが、ベースのデヴィッド・ヒューズはベノワ・サウンドを十二分に理解したプレイが味わえました。終演後に、ベノワさんに挨拶に行き"do you remember me ?"と話しかけました。私がキング・レコードに居た20年前に初めて日本で紹介されたのでした、彼のアルバム。以来、ベノワさんには何回か会ってはいますが、覚えているか不安でした。エニウェイ、明日、私の番組に出演していただけるということで、本当に楽しみです!

「今日のお休みBGM」デヴィッド・ベノワ『フル・サークル』(2003:ビクター)
●夜もまたまたベノワ・サウンド! 明日の番組用に改めて新作を聴いて寝ました。

<5月13日(土)>
「今日の出来事」


「今日のお休みBGM」『』(:)


<5月12日(金)>
「今日の出来事」


「今日のお休みBGM」『』(:)


<5月11日(木)>
「今日の出来事」


「今日のお休みBGM」『』(:)