<9月20日(水)>
「今日の出来事」
●午前中は久々にラジオを楽しみながらスムース・ジャズの選曲リストをいろいろと整理。いったい、何千曲になったのでしょうか? 数えるのも億劫なほど膨れてしまいました。そして、昨日届いたCDも出来うる限りチェックして〜。と、ここで、衝撃の出会いがあったので、今日は「Today's Song File」、リキ入ります。お楽しみに。
●そしてその後、銀座で1本「The Boy From OZ」用の打ち合わせをして、それから後楽園にある小錦さんの事務所で打ち合わせ。某TV局系の会社が小錦さんの会社と組んでハワイの音楽を紹介するプロジェクトを進めていて、たまたま昔からの知り合いがそこに関わっているため呼び出しされた、という次第です。ま、当社としましてはランス・ジョーを紹介する程度で、あとはそんなに深くは関われないのではないかと思ったりもしちゃいますが....。もちろん応援はさせて頂きます。あ、小錦さんは大きかったです。あと、同じ会社の人は彼のことを「大関」と呼んでいました。なんか新鮮。“大関”は凄く明るくて頭が切れる感じで、なるほど、今なお各所から引っ張りだこなのも解る気がしました。
●大阪のブルーノートを運営している阪神コンテンツリンクさんからプレス・リリースが到着。封筒をあける前から大阪ブルーノートのフライヤーではない感じがして、どれどれ、と中身を見ると
「ビルボードとのマスターライセンス契約締結、及び、ビルボードライブ開業のお知らせ」
なる文字が目に入り、興味を惹かれます。そして、ホッチキスで留められたプレス・リリースをめくって行くと、なんと来年2007年夏に、六本木の東京ミッドタウン:ガーデンサイド4階に「ビルボードライブ東京」というクラブ&レストランが開業するとの事。そして、大阪のブルーノートもリニューアルしてビルボードライブ大阪に、さらに、旧福岡ブルーノートもビルボードライブ福岡にそれぞれ変わる、とのことです。これは楽しみです。が、もちろん、その反面、招聘するアーティストによっては各クラブでの争奪戦になりそうで、なんかちょっぴり恐い気もしちゃいます。まあ、大阪はブルーノートが名称変更するだけ、と考えれば、そんなに大変な事ではないでしょうが、東京はいったいどうなってしまうのか、ちょっぴり複雑です。
●それと、解明しました、この日。何故に、パソコンを替えてからHPの更新が上手くいかないか。この日記を更新するワープロ・ソフトをWordでやっていたんです。「HTMLソースに変換」にして。で、これが悪の根源。デザイナーさんにも調べてもらってのことなので間違い在りません。実際、この日から更新用のワープロ・ソフトあ最初から内蔵のテキスト・エディットに換えたら(厳密には、その中のとある「設定」を変えて全てが解決したわけですが)、もう快調そのもの。なんか、ホントに晴れ晴れしました! 感謝!

「Today's Song File」(19) Tell Me Something / Novecento featuring Stanley Jordan from 『Dreams Of Peace』(2004:Favored Nations)
●最近では一番の衝撃でした。このCD。これもまたまた例によってインターネット・ラジオで出会ったものなのですが、アルバムに収められた<Easy Love>という曲が流れて来たわのがそもそものキッカケです。で、まあ、正直言ってしまうと、この今日に関しては特に凄い引っ掛かりがあったわけでもないですが、もちろん、悪くはない。で、誰の曲かな〜と思ってサイトのプレイリストを見てみるとアーティスト名に"feat. Stanley Jordan"と書かれているではないですか! しかもamazon.comを訪問してみると2004年の作品だとのこと。スタンリー・ジョーダンったら、久しぶりに名前を見たと思ったら新しいプロジェクトを始めていたのか〜、と勝手に考えた私です。そして、典型的なスムース・ジャズの曲でしたし、一応、CDも買っておきますか、とクリック。それが9月8日の事でした(*中田は最近、ラジオで知らない曲がかかると、気に入る入らない、買う買わない、はともかく、毎日のリストに記しているんです。CDを持っていても全然記憶にない曲はもちろんこのリストに追加されます。多い日で60曲くらい知らない曲が出てきます。通常は20曲くらいでしょうか、もちろん可聴時間の長さによりますが)。で、そのクリックから12日。アメリカから届いたCDを早速開け、とりあえず1曲目をプレイ。先日ラジオでかかっていたのは8曲目でしたが、ま、それは気にせずに1曲目からプレイ。すると、この曲はスムース・ジャズのインストではなく歌もの。それも、どこかで聴いたような歌声。加えて、メロディラインの感じも妙に親近感を覚えてしまいます、このヨーロピアンな雰囲気。まさかと思ってブックレットを開いてみると、そうなんです、約20年前、私がキング・レコードで仕事をしていた時に宣伝をしたイタリアの4人組、ノヴェチェントだったのです! これは、もう、全身鳥肌もの。この日記を書いている数日後にもまたまた鳥肌立っているほどですから、これは本当にスッゴイ衝撃でした、中田的には。で、何故にノヴェチェントがスムース・ジャズなのか? 何故に彼らがスタンリー・ジョーダンと一緒に演ることになったかは解っていませんが(調べていませんが)、4人組(女性ヴォーカル、女性ベース=超キュート、男性キーボード、男性ギター:ヴォーカル以外は兄妹)は全員健在で、それどころか、ヴォーカルもドラも兄弟のどちらかと一緒になったようで4人とも苗字は一緒のニコロッシイになっているではないですか。う〜〜ん、微笑ましい! で、アルバムを通して聴いてみると1曲目のような歌ものはあまりまくて2曲目からはスムース・ジャズ。スタンリーのギターもしっかり前面に出ていてこれがまた悪くないんです、イタリア meets アメリカの黒人ジャズマンが絶妙のブレンドで。で、このノヴェチェント、実に演奏もしっかりしていて,特にキュートなベースのロザーナ、確実にグルーヴしています。恐れ入りました。アルバムは基本的にミラノで録音されているのですが、ランディ・ブレッカー、ダニー・ゴットリブ、デイヴ・リーブマン他がバックに参加。元オシビサのグレッグ・ブラウンも2曲だかで男気溢れる喉を聴かせています。ということで、その日は繰り返し聴いてしまったばかりか、かつてのキング時代の上司に電話を入れてしまおうかと思うほど驚喜状態の私でした。で、今日のソング・ファイル。スムース・ジャズ系のインストも心地好いものが多かったですが、今日は、かつてのノヴェチェントそのまま!といった感じの1曲目<Tell Me Something>をセレクトさせて戴きました。このヨーロピアンなバラードは日本のリスナーも絶対に気になるはず! 早速、ラジオで使わせて頂きます。

<9月19日(火)>
「今日の出来事」
●例によって昨日収録した「Adult Oriented Radio」 のダビング、検聴、Qシート書きを午前中からサクッと済ませ、2時半には家を出てインヴォイス西武ドームに! 今日は松坂投手が投げる日ですし、相手もソフトバンクと来れば絶対に落とせない、ということで球場まで観戦に行った。という次第です。早めに行って指定席を入手して後で父親と待ち合わせ。うちは親子揃って西武ファンですのでね。勝って良かったです。まあ、松坂で落としたらホント厳しいですからね。ちなみに、野球とかを観に行っていつも気になるのが、試合開始前に君が代が流れる時。私は別に特に愛国心がどうの、はないですが、しかし、そういう時、起立するのは当たり前だと思っていますが、斜め前の隣辺りにいたいかにもオタクっぽい20代後半だか30代前半の男。君が代の間中、ずっとマンガ呼んでるんですよ、コミックス。ああいうの、理解に苦しみます。AORを聴く人にはまさかそんな人いないでしょうが...。
●早いもので、またまた私の車が車検の時期になってしまいました。早い...もう2年ですか。で、いつものディーラーさんが代車に乗ってやってきたのですが、その方はやたらとジャズ/フュージョンが好きな人で、会うなり、「いや〜、この間のカールトンとロベン・フォード、最高でしたね」と先制パンチを食らってしまいました。「えっ!? 良かったですか〜!? 僕は全然ダメでしたね。ブルース・コードのセッション系で、全然、曲として楽しめなかったですよ」と軽くジャブ返し(というわけでは全然ないですが...)。「って言うか,僕はギター好きなんでね。ロベン・フォードがブルース行っちゃうとダメなんですけど」と言われ、それは確かに、と頷く中田。ちなみに、その方が持って来られた代車の中にはスピノザのCDが入っていました! 素晴らしい。今度、選曲に入れます(笑)。

「Today's Song File」(18) Lost In The Groove / Dan Kusz from 『Lost In The Groove』(2006:Dan Kusz)
●ダン・キューズ、と読みます。サックス奏者です。しかも、かなり若くて結構イケメン。サックス吹いてます,ジャズ演ってます、というよりは、ロック系だかクラブ系の風貌です。この人はインターネット・ラジオでとにかく超ヘヴィ・ローテーションでして、先月通販で買い、既に番組でも紹介している次第です。これがデビュー・アルバムのようですが5曲入りのミニ・アルバムで完璧な自主制作。でも、クォリティは無茶苦茶高くて、なによりこのタイトル・トラックは出だしからもう引き込まれる事間違い無しのインパクト。大雑把に言ってしまうとサンボーン系になりますが,若さならではの弾ける感じが好きです(それでいて、決して若造とは思わせない安定したトーンを届けてくれます)。で、いくら曲も演奏も良いからって、そんなのいちいち集めてたらキリ無いでしょ、という声も聞こえてきそうです。確かに仰る通り。AORもスムース・ジャズもマニアの域には入り込まないで、あくまでもポピュラーなものを中心に楽しむのが最良の聴き方だと思います。でも、この5曲入りアルバムは全編リッキー・ピーターソンのプロデュースなんですよね...(笑)。なので、勝っても損は無いと思います。cdbaby.comで$9.99(+送料)でした。そうそう、忘れてました。スムース・ジャズにしては少ないディストーションの効いたギター・ソロも味わえます(有名な人ではないですが)。で、これがまた、90年代以降のジェイ・グレイドンを彷彿とさせるアグレッシヴ&メロディックなものでして、これもまた一聴の価値あり、です。以上、今日もラジオを聴く時間がほとんどなかったので、この夏仕入れた持ちネタからご紹介しました。明日こそ、新たな曲に出会いたいです。

<9月18日(月)>
「今日の出来事」
●3連休の3日目なれど、そんなことは関係なく午前中から「Adult Oriented Radio」 の選曲、進行表作り。そして午後の2時から5時までが収録です。今回のジェイ・グレイドン特集は結構面白いかな〜...と。彼の“ヴァーリートゥードゥな魅力”と題して、こんなこともあんなことも演ってました、をご紹介します。4ビート・ジャズからサーフ・ミュージックまでとにかく様々。時間があればさらにブルースを演ってるジェイさんからプロレスリング:ノア、小橋建太選手の入場テーマ曲まで、よりヴァーサタイルに拡げて行きたかったです。でも、あくまでもAORの番組なので、あまり逸れ過ぎないように気を付けつつ選曲しました。なので、8月に日本盤も出た『Past To Present - The 70's』からもしっかり紹介しています。
●LAの友人、森口哲也さんからメール。10月中旬に、ゴスペル界の大御所アンドレ・クラウチのバックでギターを弾く予定、とのこと。これってハッキリ言って超凄いことです。アンドレのバックですか! 黒いプレイって、ホント感性だったりその人の持って生まれたものが大きく影響するので練習すれば身に付けられる、というものではないし、無茶苦茶憧れちゃいます。まあ、逆に言えば、森口さんはチャカ・カーンだったり誰だったり、R&B系のビッグ・アーティストを多数サポートして来た人ですから、そんなに驚くことはないのかもしれませんが。

「Today's Song File」(17) There For You / Slim Man from 『Closer To Paradise』(1996:GES)
●今日も新曲を吸収する時間が無かったのでここひと月に出会った曲をご紹介します。その名も“スリム・マン”。いやあ、なんとも羨ましいアーティスト名です。私も昔は...と、それは、こっちに置いときまして〜。ポップです。ちょっぴりジャジーな。AORファンとしても十分に受け入れられる曲ですね。洗練されたメロウ系で。例によってインターネット・ラジオでチェックした人ですが、アーテゥスト名がアーティスト名ですし、またジャケ写を見てもハッキリ言ってイケていません。最初は買うのも躊躇したほどですから。が、しかし、音楽家は見かけで判断してはいけませんね。これが思いのほか、良かったのです。軽やかなグルーヴに乗るヴォーカルはどこかで聴いた事ある感じ、と思っていたら、なるほど、これはリッキー・ピーターソンによく似ているではないですか!系でした。で、ただのマニアックな人かと思ったら、いやいや、Bona Fideの中心メンバーだったり、さらに遡るとソングライターとして結構、活躍していた事が解り、フ〜ムなるほど、を実感した私です。ソロ作は結構出ているようですが、この曲を含むアルバムと、それから1995年の『End Of The Rainbow』(GES)がこの一癖あるAC(アダルト・コンテンポラリー)路線でお薦めです。

<9月16日(土)&17日(日)>
「今日の出来事」
●久しぶりに1泊2日で房総の温泉に行きました。房総の南端辺り、白浜というエリアの某お宿です。露天風呂が在ったり、休前日でも結構リーズナブル、さらに目の前は海!なのであまり文句は言えませんが、建物自体はいろいろな工夫を凝らしている割に若干の老朽化が否めずちょっぴりマイナス気分。あと、伊勢エビは美味しかったのですが、通常の刺身盛り合わせは味も新鮮さも特にどうということのない普通のレヴェルかな、と(厳しい〜!)。でも、宿の方は非常に愛想が好くサーヴィスばっちり、それは十分にプラス材料でした。今回は行きも帰りもとにかく「道の駅」三昧。行きは3軒に行き値段と品揃えをチェック。そして、帰りにどば〜っと買い物。帰路ではさらにまた別の「道の駅」を開拓し、という感じだったのですが、ひとくちに「道の駅」と言っても、全然使えないところも在るもんだ、を痛感。そんな中、ばっちりだったのが「とみうら枇杷倶楽部」とそして「富楽里とみやま」の2カ所。特に前者では、信じられないことに伊勢エビ1尾¥600という大奉仕が光っていました。活きてます,ギンギンに。確かにサイズ的に大きくはないですが、それでも、通常ですと¥2,000はするであろうものです。中田は4尾購入し、早速,夕食で戴きました。確かに身は少ないですが、でも十分に美味しいし、翌朝のみそ汁にもバッチリ使えました! 感動! その他では、館山の「ふれあい市場」で買った魚が美味しかったです。安かったし。
●日曜の夜は家で夕食を済ませた後、お友達の結婚パーティーに出掛けました。お友達、とは、舞台や映画等で活躍している朱門みず穂ちゃん。2000年の1月からの知り合いですが、結構、飲み会、誕生会なんかにも顔を出してくれて、うちの水中花ファミリーとは非常に親しい間柄になっています。で、そんな彼女のパートナーになるのがこちらも俳優の大倉孝二さん。長身の若手俳優で,結構、個性派の役が多い、という人です。で、会場は中目黒の某店を貸し切り、だったのですが、流石ですね〜、そんな2人なので、司会がトレビアでブレイクしたメガネの八島さん、出席者が野田秀樹さん、古田新太さん、声優の山寺さんetc.。100人くらいの賑やかな会で,非常に和やかな感じが良かったです。考えてみたら、こういう会に出るの久しぶりだなあ〜、親しい友人は誰も結婚しないな〜、を改めて感じた中田ですが、水中花の4人で行った二次会(というか、改めての食事です)が大当たり! 中目黒の駅そばにある黒豚&お好み焼きの店なのですが、飛び込みで入ったとは思えない満足度。肉も何も全てが美味。で、値段は全然リーズナブル。これはヤバいです! 一緒に行った誰もが「また来ます! お店の名刺下さい!」状態。カウンター数席とテーブルが一つと言うこじんまりした店なので下手したらいつも満席で全然入れなくなる可能性大! なので、あまり人には教えたくないと言うか、隠れ家にしたい店ですね。まあ、隠れ家にするにはかなり賑やかな通りに位置しますがね....あ、話し戻って、みず穂ちゃん、結婚おめでとう! 末永くお幸せに! また水中花の会に来て下さい。待ってます!

「Today's Song File」(16) Simple Song / Darren Rahn from 『Once In A Lifetime』(2005:Side 2)
●というわけで、この2日間はインターネット・ラジオをほとんど聴けていませんし新しい曲とも出会いもなかったので,持ちネタから行ってしまいましょう。これはこの夏に注目したクリエイターのリーダー作から、です。ダーレン・ラーン。今月日本盤も出るウェイマン・ティスデールの新作でも1stシングルとなった<Get Down On It>のカヴァーをプロデュースしていたり、結構、名前を目にする機会が少なくない、今、注目のプロデューサーです(他にはエリック・ダリアスやネルソン・ランジェルを手掛けています)。で、調べてみるとダーレンさん、リーダー作を2枚出しているではないですか。しかも、本来はサックスマンの模様。オマケに若くて可愛い(男ですが)! これはブレイクする可能性大ですよ,マジで。で、その2ndに入っているこの曲に私はビビビと来てしまいました。軽快なグルーヴの曲ですが、そのタイトル通りメロディそのものは非常にシンプル。敢えて引き合いに出すならば、<One Note Samba>か<Night & Day>の出だし。基本的にメロディはひとつの音がずっと続き、でも、バックのコードはちゃんと変わっていく、という中田好みのパターン。サビがまた無茶苦茶クールで一気にファンになっちゃいました。アルバム全編楽しめますし、他にもラジオでかけたい曲が数曲見つかりましたが、これでしょう、まずは。すでにFM Co-Co-Loの「Afterglow」では1回オン・エアーしています。いつかインタヴューしたい人ですね。今後の期待も込めて。

<9月15日(金)>
「今日の出来事」
●スミマセン。9月1日に再開して以来,順調に更新を続けていたつもりなのですが、やはり、トップ・ページのレイアウトが崩れてしまったり、いくつか問題発生&直ぐには解決ならずで、またまた足踏み(結局、明日からの3連休に、デザイナーさんにてこ入れして頂くのですが、それも1日で壊れ,最終的には20日の水曜日になんとなく解決したかな、に至る状態です)。そんなこともありここ5日間、更新が遅れてしまいました。でも、もう大丈夫だと思います。ある程度、原因は解明できたので!(いや、断言は出来ませんね...。中田はコンピューター、ほんと弱いので)。
 で、本日の仕事ですが、昨日書いたピーター・アレンの原稿の延長で今日は彼の人生の年表作り。これが、結構細かく拘ってしまったのでかなりの時間が掛かかりました。しっかし、それにしても、何でもかんでもインターネットを参考にするのも考えものですね。複数のサイトで英文バイオをいくつか追い掛けてみましたが(あと、英文のCDライナーノーツ)、事実関係がそれそれで結構異なっていて焦りました。「彼の1stアルバムに入っていた何々という曲は何年になってからリヴァイヴァルする」みたいなことから「何々という曲は何々チャートで最高何位まで上昇した」まで、間違っているデータは少なくないです。なので、本当かどうか調査しながら,出来るだけ正しいものに近づけるべく頑張ってしまいました。これも「ボーイ・フロム・オズ」のパンフレットに載りますので、機会がございましたらご覧下さいませ。
 夕方から「Adult Oriented Radio」の山崎さん登場分を収録。今回は今月インペリアルさんから出るスクリッティ・ポリッティの新作、そして、先週渋谷のクラブ・クアトロで行われたと言う(私は全然存じ上げませんでした)彼らのライヴの話しなんかが出てきます。グリーンの声は昔と全然変わっていないのに,風貌はガラリと変化! にまずは吃驚。昔の面影、皆無です。でも、太った、禿げた、ではなく、ただ単にオルタナなルックスになった、という感じですね。今回はデヴィッド・ギャムソン、入っていなくて,大半がグリーン本人の打込みで作られた模様。1曲聴いた感じですと,悪くはなかったです。なんでも、山ちゃん、今年のイチ押し、だとか。

「Today's Song File」(15) Softly, As In A Morning Sunrise / George Benson from 『Irreplaceable』(U.S. Edition)(2004:GRP)
●喉に引っ掛かっていた骨がやっと取れた思いです。そういうことだったのね、と。この曲は2年ほど前にラジオ&レコーズ誌のスムース・ジャズ・チャートで首位をキープし続けたヒット・チューン。曲名からもお解りのように有名なスタンダード・チューンだったりするわけですが、当初、この曲がベンソンのどのアルバムに入っているか,リサーチ出来なかったのです。なので、どこかの企画アルバムに参加した曲がたまたまアメリカのラジオ・ステーションで人気を得たのだろう、くらいにしか思っていなかったのです。何故ならば、私が所有している日本盤の『Irreplaceable』には入っていなかったので。ところが、つい最近になって、このアルバムの内容は日本盤とアメリカ盤で結構異なっている事を発見。<Softly, As In A Morning Sunrise>はそのアメリカ盤にしっかり入っていたというわけです。しかも、それだけではありません。何故その曲がチャートのトップを快走するほどラジオで受けたのか....。答えはプロデューサーが誰か、にあります。ちょいと話しが長くなりますが、このアルバムの日本盤が出たのは2003年の11月1日。で、アメリカ盤が出たのか2004年の6月。超日本先行ですね(英国は2004年の1月の模様。内容は日本盤と同じ。ただし、ジャケットが気持ち替わっているようです)。で、その日本盤がリリースされた時の謳い文句は「新進気鋭の若手ミュージシャンとの華麗なコラボレーション」で、プロデュースは全編ジョシュア・トンプソン(アリソン・キーズ、ジョーといった今時のR&Bを大成功させている人)が手掛けていました。が、入手したばかりのアメリカ盤を見ると、ポール・ブラウンが2曲、レックス・ライドアウトが1曲、それぞれプロデューサーとしてクレジットされているんですね。で、この<Softly, 〜>もポール・ブラウンの手によるものでした。なるほど、全てはそう言う事だったのですね。納得です。これで全て解決。で、ようやくちゃんと聴けた(LAに行った時はラジオから何回も耳にしていましたが)このトラック。派手さは無いですが、実にラジオ向き。これもいつか番組で使いたいです。

<9月14日(木)>
「今日の出来事」
●午前中は趣味の時間。今日もバッチリ収穫がありました。それと、今日は珍しく、レコード会社さんから送られたサンプル盤にもビビビと反応。まさか、2006年になってフリオの新作に興味を抱くとは思いませんでした。詳細は下記の「Today’s Song File」にて。
 そして午後からようやく大事な原稿書き。まさに、重い腰を上げて、の気分です。ものは、来月から行われるピーター・アレンの生涯を描いたミュージカル「The Boy From OZ」(日本語版)のパンフレットに載る原稿です。ピーターの紹介。特に、その生涯とエンターテイナーとしての魅力etc.にスポットを当てるものなので、AORのAの字も出てきませんでした。流石に、デヴィッド・フォスターという名前と『バイ・コースタル』というアルバム名はそれぞれ1回だけ出てきますが…。量的には通常のCDライナーの3分の2くらいと全然多くはないですが、そんなわけで、AORのAの字も出て来ない内容なので逆に頭をひねらせ時間が掛かってしまいました。まあ、そんなに悪い出来ではないと思いますが…。

「Today's Song File」(14) Drive / Julio Iglesias from 『Romantic Classics』(2006:Sony)
●というわけでフリオさんの登場です。自分でも吃驚。なにしろ、昨日、この日記を書いている時点で翌日にこの人が登場する等、考えもしなかったからです。それほど突然でした。そして、そういった突然の出会いをこのコーナーでは大事にして行きたいと思っています。
 で、本日の本題。フリオの新作のサンプルが届きました。ここで、普通だと、ふ〜〜ん、で終わってしまうのでしょうが、何故か、良い匂いがしたんです。で、アルバムをひっくり返し…そこで早くも発見です。
「PRODUCED BY ALBERT HAMMOND & ROBBIE BUCHANAN」の文字を。
数曲のみ、ではありません。アルバム全編、です。そして今度はその上の収録曲に目を向けると、<Right Here Waiting><Careless Whisper><Waiting For A Girl Like You><How Can You Mend A Broken Heart?>…もう、まさに、ポップ・クラシックス集ではないですか、しかも、80年代を多く含む。もちろん、あの独特のヴォーカルは変わりないだろうな…等と思いつつも直ぐに封を開けパソコンのCDトレイに直行(なんか、トイレに直行、みたいで変ですね…)。なるほど。まさにフリオ節はそのまま。でも、若干、お年を召されただけあって、良い意味でキャラの濃さが和らいでいます、若干。そして、各曲のクレジットを見ると…。なんと、全曲が、マイケル・ランドウ、ディーン・パークス、マイケル・トンプソンのトリプル・ギターになっているではないですか! これは驚き。だって、全然、ギターが前に出ていないのにこの3人を使うって、贅沢極まりないですよね(リズム隊は全曲JR&スチューベンハウス)。ここで、速攻でブキャナンさんにメール。何故にトリプル・ギターで??? すると返って来た答えはこれでした。
「プロデュースする経緯? 頼まれたから受けただけだよ。はっきり言って僕はほとんど自分の音作りは出来なかった。カーズの曲ともう1曲くらいかな? ミキシングには一切タッチしていないし。フリオがやったんだよ。彼は自分の知らない別の人間の参加を認めないんだ」
ということで3人のギタリストの起用はフリオ本人の考えだった模様。ブキャナンさん、多くを語らず、ですね。でも、アドリブ誌でも全然紹介する機会がなかったので、ここで触れておきたいと思います、このアルバムの事。そして、「今日の1曲」は、ブキャナンさんの色が出ている(でも、そんなに強くはないですが)カーズのカヴァー<Drive>に決まりました。ちなみに、アルバムにはデイヴ・コズとクリス・ボッティも1曲ずつゲストで参加しています。この2人、ホント、あっちこっちから引っ張りだこですね。コズさんはあの<Careless Whisper>で泣きのサックスを披露、そして、ボッティ氏は<This Guy’s In Love With You>で黄昏色溢れるペットを聴かせてくれます。どちらも完璧なキャスティングですね。

<9月13日(水)>

「今日の出来事」
●大事な原稿書きがあるにも拘らず、今日も1日マイ・ペースな生活です。インターネット・ラジオを聴いて、通販で買ったCDを聴いて秘蔵のリストに加え...。間違いなく、近年で一番幸せな日々を過ごしています。毎日が楽しいっす、滅茶苦茶。これも、全てはスムース・ジャズ様のお陰です。ありがとうございます! さて、一番幸せ、と言えば、西武ライオンズ・ファンの私としましては今日の日本ハム戦で負けるような事があると首位脱落。3位の危機もあったのですが、そこは、世界の松坂! 見事にシャット・アウトしてくれちゃいました。非常にハッピーです。そして、一番幸せ、さらに続きます。2000年の1月からお友達を続けさせて頂いている女優のみず穂ちゃんから久しぶりに電話があったのですが、中身は、「結婚しちゃいました!」の報告でした。お相手は5年ほどお付き合いしている役者さんで、変な言い方をすると収まるところに収まった、という感じでしょうか(笑)。いやあ、でも、メールじゃなくてちゃんと電話で報告してくれるところがみず穂ちゃんの素晴らしいところ。今度の日曜日にお祝いのパーティーがあるとのこと。なんとか、顔を出せるように頑張ります!

「Today's Song File」(13) If I Fell / Nando Lauria from 『Points Of View』(1994:Narada Equinox)
●ビートルズの名曲です。それのブラジリアンなカヴァー。主人公はギタリスト&ヴォーカリスト。トニーニョ・オルタをさらに聴き易く、澄んだ感じにしたタイプ。お薦めです。と書いてそれで終了、というのもありですが、折角なので、またまた背景その他を記してしまいましょう。この曲は8月31日にインターネット・ラジオで流れていました。で、実は聴き損なっているのですが、HPのプレイリストでこれを知り「このステーションがセレクトするものだったらクォリティはほぼ間違い無し! 曲名から察するにビートルズのカヴァーでしょうし、聴かずに買ってしまいましょう」と、例によってアマゾンをクリック。安めの中古品があり、それが届いたのが昨日。それを今日聴いたわけですが...。1曲目からワードレス・ヴォイス全開のパット・メセニー・ワールドを展開。ふ〜ん、そうか...等と思いながらブックレットに目を向けるとメセニー・グループのライル・メイズ(kb)とダニー・ゴットリブ(ds)がアルバムに参加。狙ってたのかな...? という感想を抱き、3曲目で今度はその洗練されたレインフォレスト・サウンドにケルトのテイストをミックス。戦前(聴前?)の予想とはだいぶ異なるサウンドを展開していました。そして、4曲目にいよいよ<If I Fell>が登場するのですが、うわ〜、これ、なんて瑞々しいんですか〜! 感動的です。バラードとサンバの中間!というか、スロー感とグルーヴ感が見事に醸し出された絶妙のトラック。本人のヴォーカルを厚く被せたコーラスはどこか昔のソフト・ロック的な雰囲気も漂わせ、ノスタルジーとコンテンポラリーが完璧に同居。星のほどあるであろうこの曲のカヴァーの中でも珠玉の仕上がりと言って良いでしょう。で、これに感動し、もっとこの人のことを知りたい、他のCDも集めたい、そう思ってネットを検索していると、なんとこの人、昨年春のパット・メセニー・グループの来日公演にも参加していたとのこと。なるほどね。全く持って納得です。さらに、Narada Equinoxなのでチャート的にはNew Ageかと思いがちですが、なんとこの曲を含むアルバム、ビルボード誌のContemporary Jazzチャートで最高22位を記録していました。知らなかった...お恥ずかしい限りです。

<9月12日(火)>
「今日の出来事」
● 例によって「Adult Oriented Radio」 の検聴、Qシート書き、発送、ウエブ・インフォ制作、というセットで午後も中程に。残りはいつもの生活に、という火曜日です。そして、ニュースが少々。今度の(16日(土)放送)の「Adult Oriented Radio」 では、デオダートの神戸公演(10月7日(土)18時から神戸国際会館こくさいホールで行われます)にリスナーの方3組6名様をご招待させて頂きます! これは、コンサートを仕切っている山三プランニング:筒井望プロデューサーのご好意によるものです。感謝感謝! 詳しくは番組の後枠でご案内致しますので、聴ける方はぜひチェックして下さい。
●昨日届いたネタでしたが、LAのギタリスト:アレン・ハインズの日本公演が決まったそうです。アレンさんと言うと、一昨年だったか、モーションブルー横浜で行われたダン・シーゲルのライヴに同行し、凄いプレイを目の当たりにしたのを今でも覚えています。ピックを使わないで弾くソロだったりが独創性に富んでいました、かなり。もちろん、ヒロシマのメンバーだったとか、ボビー・コールドウェルやランディ・クロフォードのバックで来日した姿も目撃していますが、歌ものとインストでは凄さが違います。フュージョン・ギター好きは観ておいて損は無いと思います。いや、絶対、観た方がベターです。ギター・セミナーも行われるそうなので、プレイなさる方はそちらも併せて要チェック。詳しくはこちらをご覧下さいませ。
http://www.prosoundcommunications.com/mainpages/allen_hinds_japan06.html

「Today's Song File」(12) Summer Nights / Nils from 『L.A.Jazz Syndicate 2』(1999:BJG)
●去年から今年にかけてアメリカのラジオ・ステーション(スムース・ジャズです!)で一大ブレイクしたギタリスト、ニルス。Radio & Records誌のSmooth Jazz年間チャートで見事第1位に輝いたのが彼の<Pacific Coast Highway>だったのですから、これは凄い事です。レーベルも全然マイナーなだけに。で、その曲に続くラジオ向けシングルとして今でも頻繁に流れているのがアルバム『Pacific Coast Highway』からの第2弾シングル、<Summer Nights>。日本の選曲家的(中田のことです)には、何故、この曲がアメリカの冬から春にかけてヘヴィ・ローを記録したのか若干理解に苦しむのですが(内容的に、ではなく、タイトル的に、です、もちろん)、結局、Radio & Records誌のスムース・ジャズ・チャートでは今年の3月に最高2位を記録。年間チャートのベスト10も狙えそうな好位置をキープしています。
そして、今日の本題です。その曲、<Summer Nights>、昨年出たニルスの最新作に入っているので、当然、録音も最近のもの、と信じて疑いませんでした。別に音も全然古くないし。だからこそ、アメリカのラジオ局はこぞってオン・エアーしていたわけですから。が、しかし、昨日届いた通販CDを本日チェックし、私は愕然としました。なんと、そのニルスの曲は1999年にリリースされたこの企画盤CDの音源そのまま、だったのです! 再録ではなく! いや〜、そうか〜、存じませんでした。なんか、KO負けした気分です。で、このCDですが、私の親しい飲み仲間であるSさんの言葉がキッカケでした。
「中田さん、NYのCD屋は高い高い、って言いますけど、この前、行った時、L.A. Syndicateの2枚目を見つけて、全然安かったですよ、$5とか$6か、そんな感じで」。
勉強不足の中田、L.A.Syndicateの2枚目をその夜、速攻でネットでチェック。お、あった、あった、全然高くない。購入クリック! それが10日くらい前の事。そしてそのCDを本日聴いた次第です。当然、ブックレットもチェックしました。最初は、あれあれ、ニルスの演奏で<Summer Nights>が入ってるの?!?!?! こっちがオリジナル・ヴァージョン?....と思ったわけです。Sさんもそこまでは私に言っていないので。が、そのトラックをプレイすると、うわっ、ソックリ〜! ミュージシャンも一緒だ〜! ショックでした。今流行っている<Summer Nights>って、7年も前の音源だったんですか〜! ということで、奥が深過ぎるスムース・ジャズの世界。果てしなさの極地です。中田は年内中にそれを極めることが出来るのでしょうか...正直、不安になってきました。
P.S.ニルス自身の最新シングルは『Pacific Coast Highway』に収められた<Georgy Porgy>です。あらあら、2日続きですね。

<9月11日(月)>
「今日の出来事」
●午前中から「Adult Oriented Radio」 の選曲。今月はひと月掛けてジェイ・グレイドン特集をやっていて(毎週25分)、今日がその3回目。過去2週は、1週目が代表ワークス(アル・ジャロウ<Mornin'>、ジョージ・ベンソン<Turn Your Love Around>他)、そして2週目が1970年代の残した代表的なギター・ソロ集(スティーヴ・キプナー、マーク・ジョーダン、アラン・ソレンティ他)、と来ていて、このまま80年代のギター・ソロ集、といった考え方もあるのですが、計5週なので、残りをどう割り振るかで結構頭を悩ませ、結局、80年代の代表的プロデュース作品から2曲、そして、90年代の代表的ギター・ソロ2曲、加えて、ジェイさんのソロから1曲、という選曲で落ち着きました。こうしておくと、来週&再来週がやり易いです。そして、今日は収録が夜なので、またまたスムース・ジャズなひとときを送りリラックス。通販のCDも10枚ちょっと届いてニッコリの私。そのうちの1枚はアーティスト自身が送ってくれたもの。中身に関しては下の「Today's Song File」をご覧下さい。
 そして、7時半からの収録では新星堂本社の宣伝部&販売促進課の女性(20代前半です)を迎えての「AOR 普及委員会」。オン・エアー上はひと月ぶりですが、7月&8月分は6月の溜め録りしておいたので実際は3ヶ月ぶり。やっぱ楽しいです(笑)。とは言え、レコード店に勤務していても20代前半となるとAORのAの字もご存じない、というのが現状です。まだまだ普及の道は険しい、っす!

「Today's Song File」(11) Georgy Porgy / Urban Jazz Coalition from 『Down To Get Up』(2006:Major 6th)
●今日届いたCDです。8月30日だったかに彼らの曲をインターネット・ラジオで耳にし、お、良いな、と思い、例によってCDを探索。彼らのウエブにたどり着きCDを買いたい旨をメールするとベースのフィルさんから即レス。「君はDJをやっているのか! 見本盤を送るよ」と嬉しい返事。でも、別に気に入った曲の入った最新作のサンプルをもらう事が目当てではなく、4枚あるアルバム全てを手に入れたいからちゃんとお金は出しますよ、という旨返すと、今度は「ゴメンごめん、最初の2枚はもう在庫が無いんだ。新譜と1つ前のだけで良かったらただで送るから」と、これまた恐縮してしまうお返事が。折角なので甘える事に。で、10日ちょい経ち本日到着した、という次第です。そしてその最新作なのですが、現在、向こうのステーションではGeorge Benson & Al Jarreau「Givin' It Up」、Aaron Neville「Bring It On Home」に続く第3位にランク・インされているという期待盤(smoothjazz.comのMost Added section)。彼ら、アーバン・ジャズ・コーリション(都会のジャズ連合)はオハイオ州をベースに活動する黒人グループでこれが4作目。特に有名な人は参加していませんが、ライヴに物凄く力を入れていて、大概のスムース・ジャズ・アーティストとはライヴで共演している模様(前座だったり何だったりで)。で、この曲。もちろん、TOTOのカヴァーです。あまりに多くの人が取り上げているので新鮮味には欠けますが、じっくりとソウルフル&ジャジーに料理していて私は好きです。クールなフルートといかにもなペットが見事な演出をしています。そして、ラジオで掛かっていて最初に好きになった曲<True Love>も雰囲気抜群で大好きです。ただ、アルバムからの正規の1stシングル、<Back In The 'Ville>は普通の出来かな...。中間のトランペット・ソロはピッチも怪しくてちょっとマイナス・ポイントですし。あ、そうだ、思い出しました。フィルさんがメールをくれた日、ブライアン・シンプソンさんにインタヴューをしたのですが、ブライアンとアーバン・ジャズ・コーリションの面々はマネージメントとが一緒だとか。なんと言う偶然でしょう。
ご興味のある方、熱狂的なTOTOフリークの方は、www.urbanjazzcoalition.comをご訪問下さい。若干、見にくいHPではございますが...。