<10月30日(月)>
「今日の出来事」
●朝早くから「Adult Oriented Radio」 の選曲に取り掛かり午後から収録。11月4日放送分ですが、今回は、先日のアメリカ訪問の話しがたくさん出て来ます。ジェイさん、ランディさん、ブルース&ジェイニー、パックさん、トム・ケリーさん...。宜しかったら聴いて下さいませ、関西地区の方。76.5 FMです。そしてその後、夜はスタッフと食事。まだ時差ボケ状態、というわけでもないでしょうが、10時半くらいには眠気が...健全な時間に帰ってしまいました。明日も忙しいので。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<10月29日(日)>
「今日の出来事」
●昼間はパソコンの調子を見に後輩が家に来てああだ、こうだ。前から使っているノートが今ひとつでちょっとピンチです、この日記書きのアメリカ訪問記更新が....暫しお待ちをば。そして夜は明日収録の「Smooth Jazz Seduction」の選曲。今回は1980年代名曲集、なのですが、いっぱい在り過ぎて絞るのに苦労しちゃいました。フュージョン名曲集ではなく、あくまでもスムース・ジャズ名曲集なので、アニタ・ベイカーもシャーデーも、そしてスティングの<Englishman In New York>もやっぱり入れたいな、という中田でした。
 深夜に4chでプロレスリング・ノアの中継を観て涙、涙。今日日本武道館で行ったGHC選手権の試合、ホント、壮絶でした。いやあ、プロレスってホント、好いなあ〜。次回の武道館大会(12月)は絶対に観に行きたいです。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<10月28日(土)>
「今日の出来事」
●この日記を少しでも片すべくシコシコと作文(笑)。および、買って来たCDの整理。そして夜はお友達のみず穂ちゃんの結婚お祝い会 by 水中花。いやあ、盛り上がりました、久々に役者が揃ったので。1次会が4時間くらい、2次会もなんだかんだで3時間強。帰ったら3時くらいだった気がします。ま、でも、良いです、好きです、水中花の集い。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<10月27日(金)>
「今日の出来事」
●今日は午後1時半からビクターでジャニータのインタヴューをするため、午前中から過去のアルバム2枚を聴き直し、質問事項を整理。大抵の場合、インタヴューの中身はその場の流れに任せてしまう私ですが、憧れのジャニータ様なのでここはビシッと決めるべくちゃんと質問事項をプリント・アウトして....完璧です、用意は整いました! が、しかし、これが中田の中田たる所以。そのプリント・アウトした質問用紙を家に置き忘れてしまいました(爆笑)。嗚呼、なんて、いい加減、大雑把な私でしょう..。ま、テープ・レコーダーさえ在れば問題ないですが(笑)。
 で、ジャニータ様とご対面! 嬉しかったです。質問は結局、朝考えたのを思い出しつつ流れに任せ。普段は絶対に訊かないような「ご自身を色に例えると? その理由は?」なんてバカな質問もしたりして、通訳のW嬢(もう10年以上の知り合いです)も思わず笑っていました、「中田さんでもそんなこと訊くの〜??」ってな顔で。終了後も珍しく一緒に記念撮影させて頂いたり、単なるファンの私でした。あ、媒体はアドリブ誌です。12月売りくらいでしょうか...掲載は。

●いったん帰宅し、まだ済んでいなかった旅行の後片付け系を少しやり、夜はコットン・クラブでレイ・パーカーJr.のライヴを堪能。バックがオリー・E・ブラウン(ds)、ケヴィン・トーニー(key)、フレディ・ワシントン(b)、ランディ・ホール(g)他のゴールデン・メンバーだったので、それも楽しみに行ったのですが、想像していたのとはちょっと違った内容でした。全体的に“ユルい”感じで、バックも演奏は超控えめ。ソロの番が来ても誰一人として「スゲ〜っ!」「ウメ〜っ!」と思わせなかったのは(思えなかったのは)、ある意味、勿体ない感じもしちゃいました、なんだ、この面子じゃなくても善かったじゃん、みたいに。
 レイさん自身はそれこそ独特の立ち位置でリラックスこの上ないパフォーマンス。途中、イスに座ってアコギ1本でビートルズの曲を楽しく演じてくれたり、終盤は<A Woman Needs Love>だ、<Ghostbusters>だ、<It's Time To Party Now>だ、と連射し、踊りたがりのオネエ様たちも大満足して家路についた、或いは、2次会へとなだれ込んだことでしょう。中田は途中池袋でラーメン食べて地味に帰りましたが...

●さて、今後のライヴ情報ですが、ボニー・ジェイムスが来年1月、ブルーノートに出演するそうです。嬉しい! 感激です。そして、もう、ひと月を切った、バジー・フィートン with マイケル・トンプソン - L.A. スーパー・セッションがまずはマスト・アイテムですね。バジーさんが凄いのは当然ですが、マイケル・トンプソンの生は、これまたレコードの100倍くらい凄いので、ギター小僧ならずともこれは体験すべし、です。私は2度ほど、L.A.のライヴ・ハウスで目撃していますが、超イモーショナル&テクニカルで、さらにフレーズの引き出しが多い多い。2分間ソロを弾きまくってても全然飽きさせないんです。スタジオ・ワークでは“お仕事”に徹している彼ですが、これを観ない手はありません。オマケにキーボードはグレッグ・マティソンですし。日程は11月18日(土)から21日(火)まで。詳細は、こちら〜〜〜!!!!をチェック!して下さい。

●ボズ・スキャッグスの『Silk Degrees 30th Anniversary Edition』の最新情報がソニーのディレクターさんから届きました。結局、アメリカでも発売は来年の1〜2月になってしまうようで、31st Anniversaryになってしまいそうですが、ボーナス・トラックとして、1976年8月15日、グリーク・シターで収録したライヴ・トラックが3曲追加されます。で、気になるそのライヴですが、バックはペイチさん、ジェフ・ポーカロさん、ハンゲイトさんのTOTO勢+L.シェルトンさん&F.タケットさんという5人だそうです。早く音が聴きたい!

「Today's Song File」() Mismaloya Beach / Ray Parker, Jr. from 『I'm Free』(2006:Raydio Music)
●今年、10数年ぶりに新作を出したレイ。その中からスムース・ジャズ・ステーションで大ブレイクし、ラジオ&レコーズ誌のチャートで最高7位まで上がったのがこのインスト曲です。メロウな旋律と、昨今、誰もがやっているオクターヴ奏法でサビを弾く、というお決まりパターンを踏襲していて、実際の所は、好きでも嫌いでもない1曲でした、全体的にゴージャス感が無く、チープな質感だった点がマイナスで。が、しかし、この日、生演奏を観て、その価値観が全く変わりました! レイさん、やっぱ凄い人ですね。ジェイ・グレイドンをして、“世界一のリズム・ギタリスト!”という触れ込みはダテではなかったです。で、何が凄いかと言いますと、その弾き方です、サビのオクターヴ・フレーズの。一般的にはメロディに併せて右手も小刻みにピッキングをするのかと思ったら、全くまんまダウンのストローク、それもゆったりと1拍につき1ダウン、みたいな。あの右手であの音が出るのは凄い! それだけ左手のポジション・チェンジがスムースかつ正確なんですね。いや〜、恐れ入りました。ちなみにギターはレス・ポール・デラックスのゴールド・トップ、もちろん、マイクはシングル・コイルが2つ、というやつでした。音はスカスカ気味ですが、また、それも本人の狙い、でしょう。らしくて好かったです。

<10月25日(水)〜26日(木)>
「今日の出来事」
●朝9時前にホテルをチェック・アウト。フリーウェイは混んでるだろうと下の道を選択するもこれまたノロノロ状態。ただし、丁度ガソリンが無くなって来たので途中給油したりと結果的にはオーライでした。そしてさっとチェック・イン。今度は重量オーヴァーにも引っ掛からずラッキーでした。そしてVIPラウンジでゆっくりと過ごして搭乗。午後1時頃に離陸、翌日午後4時過ぎに無事帰国という11時間強のフライトでしたが帰りもひたすらiPod頼り。これほど眠くならずに音楽を聴き通したフライトも珍しく(大抵はなんだかんだ言って1〜2時間はうとうとしますが今回は100%お目々パッチリ!)、選曲はこんな感じで乗り切りました。GARO(個人的ベスト)、Grover Washington,Jr.『Love Songs』、Iron Maiden『Killers』、Kansas『The Ultimate kansas』、Maxus『Maxus』、Philippe Saisse『Masque』、Rainbow(2曲)、Saga『Behaviour』...。やはりAORはほとんど聴きませんね、飛行機の中だと。昼間デスクで作業をする時は90%以上スムース・ジャズ、ドライヴする時はさまざまですが。
 そして成田に着くとシンガーの石井一孝さんから携帯にメッセージが入っていたのでそれを聞くと、ウルトラ奇遇ですが石井さんも17日から今日まで8泊10日でアメリカに行っていたとのこと。ファンの人と一緒に楽しむNYブロードウェイ鑑賞のツアーだったそうですが、僭越ながら、旅行代理店の方と石井さんを繋ぐ役割をやらせて頂いたので、石井さんの「中田さん、ありがとうございました! 非常に楽しかったです!」というお言葉を頂いて私もホッとしています。そしていきなりNYでのレコード漁業の成果を語る石井さん。LP、CD共に30枚程度購入した、とのこと。思わず中田も一言。「僕はね〜、L.A.でxxx見つけましたで〜、$xxで」。驚いてました。その値段に。近いうちに食事会しましょう。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<10月24日(火)>
「今日の出来事」
●この日はまた超忙しい1日でした。午前中にデイヴ・コズさんの主宰するレーベル:Rendezvous Entertainmentのオフィスに行き、コズさんと共にレーベルを立ち上げた、元放送業界のスペシャリスト:フランク・コーディーさんにインタヴュー。コーディーさんは1988年の10月、西麻布からスタートしたJ-WAVEの開局にお手伝いなさった方で、以前から面識も在ったので訪問し易かったです。しっかし、ビヴァリー・ヒルズの美味しい所にあるそのオフィスの快適な環境には感動させられます。それこそ、ロデオ・ドライヴだ、ビヴァリー・ウィルシャー・ホテルだ、から非常に近い中心地で、例によって、各人のスペース(ほとんど個室状態)もしっかりと保たれていて....とにかく、非常にステキです。私もこんな場所だったら出勤したくなりますね。で、コーディーさんにはランデヴー立ち上げの経緯はもちろん、アメリカのラジオ業界のこと他、いろいろと質問し、とにかく、収穫超ウルトラ大でした。ミュージシャンへのインタヴューももちろん楽しいですが、こういった方からレクチャー(?)を受けるのも本当に最高の瞬間です。コーディーさんに感謝、感謝! ちなみにそのランデヴーからは11月末にルーサー・ヴァンドロスへのトリビュート・アルバム『Forever, For Always, For Luther』の第2弾が登場します。前作はGRPでしたが今回はランデヴー。今回もこれまた素晴らしいメンバーで中田、感激です。そして、パティ・オースティンの新作『Avant Gershwin』も次に控えています。彼女、お医者さんから、「少し痩せないと今後の人生に影響する」と言われ、ウルトラ・ダイエットを実行しちゃいました。もう、ハッキリ言って以前の3分の2くらいの細さで吃驚! 今年演ったライヴのヴィデオも見せて頂いたのですが、これじゃあ、パティだって解らないですよ!状態。でも、痩せた分、声のパンチも無くっているかと言うとそれが全然変わっていなくてパティ節、大健在。こちらも早く音が聴きたいです。アヴァンギャルドなガーシュイン、っていったいどんなものなのか、非常に気になりますからね。

●続いて、スムース・ジャズ界の売れっ子アレンジャー、プロデューサー、ソングライターであるJeff Carruthersさんの家を訪れ小1時間のインタヴュー(詳細は後日)。そして、その後、4時頃からデヴィッド・ガーフィールドさんとミーティング(詳細は後日)。そして5時過ぎにようやく自分の時間になり、早速、L.A.最大のレコード店、ハリウッドにあるAmoebaへ車を飛ばし、今滞在中、最後となるCD漁りをスタート。すると、これがまた、ウソだろ〜!というくらい、ジャズが不作で(しかも、売り場が半減。他のポップ、ロック、ソウルetc.は以前のままでしたが、ジャズのみ減少...淋しいです)、DVDとCDを各1枚ずつ、という予想外の結末に。しかしながら、神は私を見捨てませんでした! その代わりに、ヴォーカル売り場とポップ・ロック売り場でレアなセットものを2W見つけてしまいました。恐ろしくて書けません(笑)。値段も安くなかったですが(1つは5枚組で$75)、ま、コレクションとしては大事なので。何はともあれ、好かったです。ホッ!

●そして、夜ホテルから、デヴィッド・パックさんの携帯に再度TELを入れたのですがー、いや〜、凄いことが発覚しました! これは恐らく世界で誰も知らないはず! って、スミマセン、非常に大袈裟ですね。懸案事項になっていたシカゴ『17』のボーナス・トラック<Where We Begin>におけるバック・ヴォーカルの件ですが、その声がパックさん本人であったことは間違いなく、それに加えて、ナント、CDのブックレットではロバート・ラム1人となっていたこの曲の作者が実はロバート・ラム=デヴィッド・パックの共作であることが判明しました。すなわち、表記漏れ、表記ミス。パックさん、かなり落ち込んでいました...。
「2ヶ月くらい前だったか、ロバート・ラムから連絡が在って『デヴィッド、グッド・ニュースだよ! お蔵入りしていたあの曲が今度のリイシューでボーナス・トラックとして日の目を見ることになったんだ』って言ってくれたのに...。早速、ロバートにメールしてみるよ...トシ、教えてくれてありがとう」
 なんと言いましょうか、グレート・ニュースをゲットしつつも、なんかまるで悪いことをしてしまったかのような、ちょっぴりブルーな気持ちになってしまいました、私まで。でも、やっぱり、その情報を得られた喜びの方が数倍大きいですが(笑)。なお、パックさんは精力的に活動しているようで、この秋のジャズ・フェス等にもいろいろと参加している模様。この週末(28日:土曜日)にもロニー・ロウズやニルス、ピート・エスコヴェド他と共にTemecula(カリフォルニア州)で行われるスムース・ジャズ・フェスティヴァルに出演します。因みに、その日こそバックは出演者共通のハウス・バンドだそうですが、普段はオスカー・シートン(ds)、メルヴィン・デイヴィス(b)という黒人のリズム隊に、トム・ブルックス(key)=CCM系、アンディ・スズキ(sax)=元デヴィッド・ベノワ・バンド、というバンドで演っているとのこと。あの若手ナンバー1の名手、オスカー・シートンを押さえているとは流石パックさん。いつかライヴを観にL.A.に戻りたいです。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<10月23日(月)>
「今日の出来事」
●ロング・ビーチからL.A.市内に戻り、ついでにCD漁り。どの店でも多からず少なからずの買い物でしたが、Record Surplusではデヴィッド・フォスターの非売品コンピも安価で見つけてしまいました.既に所有している作品ですが、未開封だったので非常に嬉しいです。その他の詳細は後日。

●そしてホテルのチェック・インし、今日買ったCDを聴いていたのですが、そこで何とも気になることが発覚! で、いきなりデヴィッド・パックさんの携帯に電話してしまいました、L.A.に行きますともなんとも伝えていないのに。それは下記の件を確認したかったからなのですが、あいにくとサン・ディエゴに出張中でしかもミーティングの最中とのこと。明日の夜にはL.A.に戻ってくるそうなので再度掛け直すことにしました。さてさて、真偽の程は如何に?

●夜はL.A.在住ほとんど20年の音楽プロデューサー、ギタリストの森口哲也さんとサンタ・モニカ/ブレントウッド・エリアのお寿司屋さんへ。森口さんの顔利きで、信じられない安価で食せました。森口さんはかつてチャカ・カーンのバックでもギターを弾いていたと言う、無茶苦茶ソウルフルなアーティスト。今度、アンドレ・クラウチ(ゴスペル界のクインシーと言われる大家です)のバンドでギターを弾くことになり、あのヨランダ・アダムスらも参加してリハを行った、とのこと。これって凄いことです、マジで。メジャー級ですね、まさに。感動です。

●そしてホテルに戻ってから改めて出直し。深夜0時にジェイ・グレイドン宅を訪問しました。そして、噂のユニット、JaR(ジェイ・グレイドン&ランディ・グッドラム)のナンバーを3曲聴かせてもらっちゃいました〜! 超気になる詳細はこれまた後日。

「Today's Song File」() Where We Begin / Chicago from 『17』(1984/2006:Rhino)
●シカゴの『17』がボーナス・トラック入りでリイシューされていたので思わず買ってしまった私ですが(プロデュースはデヴィッド・フォスターの模様)、その曲を聴いて吃驚。ミュージシャンのクレジットはないのですが、どうも途中から出てくる目立つコーラスがデヴィッド・パックさんに聞こえてしょうがないんです。曲自体はちょっぴり捻りの入ったバラードで、イントロはデヴィ・フォス+デレク&ドミノス<Layla>の後半、といった感じで、いわゆる9th系を効果的に使うコード進行のナンバーです。で、ラムさんのヴォーカルが結構ラフなので、完パケなのか、デモの延長なのか微妙な所ですが、でも、番組で紹介したい1曲であることは間違いありません。

<10月22日(日)>
「今日の出来事」
●カタリナ・ジャズ・フェスティヴァルへ! オープニングのジャニータに感激し、メインの2ギター&2サックス(ピーター・ホワイト、ジェフ・ゴラブ、リチャード・エリオット、ジェラルド・アルブライト)に心から酔う中田でした。 詳細は後日。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<10月21日(土)>
「今日の出来事」
●トム・ケリーさん宅を久々に訪問。セレスティアムのリイシュー・ライナーで長門芳郎さんが書かれていたように、<Stranded>はエアプレイの前からトムさん単独の作詞・作曲で存在していたのか〜?他、セレスティアムに関するショート・インタヴニューを行いました。詳細は後日。

●夜はジャズ・クラブ、La Ve Leeでデヴィッド・ガーフィールドさんのライヴを堪能。ジェイムス・ハラーさん、レニー・キャストロさん、ジョン・ペーニャさんといったお馴染みのバック陣に加え、意外なる名手がドラムスを担当していました。詳細は後日。

「Today's Song File」() /  from 『』(:)