<10月12〜20日>
「今日の出来事」
●もう少々お待ち下さいませ。必ずアップしますので!

「Today's Song File」() /  from 『』(:)


<10月11日(水)>
「今日の出来事」
●かなりの二日酔いですが気合いを入れて朝から「Adult Oriented Radio」 の選曲2時間分。そして14時から17時まで収録。そしていったん家に戻って夕食を済ませ夜はブルーノート東京でボズのライヴの2ndショーを鑑賞。安心して観れますね、ボズ。それが一番的確な形容詞かな、と思います。実は観るの3年ぶりくらいだったりするのですが、今なおアンコールの最後は<We're All Alone>だし、オーディエンスもボズと一緒に歳をとって、しかも中にはボズと同じように枯れて行った人も多くて、嗚呼、やはりボズさまは"King of MOR"よね、を再認識。なにしろギターはボズ本人1人ですし、バンドも全然悪くはないですが、特に主張も無し。唯一、何曲かでデュエットしていたモネさんがソウルフルに張り上げてアドリブするところはちょっと退きました。個人的には、もっとスタイリッシュでクールな黒人女性の方が合うと思うんですがね...ま、でも、もう随分長いのでかなりのお気に入りなのでしょう、ボズさんの。
 とまあ、それより何より、この日、一番印象的だったのは私の隣に座っていたカップル。30代後半とか40歳前後の男女だと思うのですが隣同士ではなく、テーブルを挟んで向き合って座っているんです。2人で食事もそれなりにしてお酒ももちろん呑んで...ウ〜〜ン、まさに極上のデート・タイム。で、そのお二方、何曲かで手を握り合っているんです。やった〜! いや、もちろん、隣同士で手を繋いでいる、なんていうのはたくさんあったと思うんですよ、この日、この会場で。けれど、テーブルの上でお互いの手を寄せ合って云々は外国人さんのノリで、ホント、凄いな〜と思いました。日本人も進化したもんだ、と。いや、でも、そうではなく、ボズの音楽が2人を自然とそうさせたのであろう、そう考えるとボズはなんて凄いアーティスト、いや、ひょっとしたら恋のキューピットかもしれない...そんなことばかり考えながら1人楽しく(はい、独り淋しく、ではなく、1人楽しく)観ていました。

「Today's Song File」(40) Expression Of Love / Freddie Fox from『Freddie Fox』(2003:Foxhole)
●昨日、届いたCDを早速、今日収録の「Adult Oriented Radio」 の選曲に入れました。フレディ・フォックスさんは黒人のギタリストで、スタジオ・ミュージシャンとしてもマリオン・メドウスのここ2枚を始め、マイケル・リントン、ウォーレン・ヒル、ナジー、ウォルター・ビーズリー、グレッグ・ウォーカー、カーティス・スタイガースからキャシー・トラッコリー、クレイ・クロス、アトランティック・スターまでいろいろなレコーディングに参加している売れっ子です。で、おそらくこれが唯一のソロ作と思われますが、スムース・ジャズど真ん中からファンキーなもの、ちょっぴりラガ・マフィンなもの、ちょっぴりハウスっぽいもの、明るくポップなアコギものまで実に多彩な内容になっています。ゲストはイヴリン・キング、ジェラルド・アルブライト、マイケル・ホワイト、ロニー・フォスター、アレックス・アル他。で、ひとつ気になっているのが、ひょっとしてこの人、イヴリン・キングの旦那さんなのかな?という疑問。サンクス・クレジットを見ると、"To Wife"とだけ記されていて名前は載っていないのですが、そのサンクス欄をいろいろと見ていくと“義理の兄弟の”という後にxxxx King、と載っていて、これがどうにも引っ掛かってしまった私です。ちなみに、この<Expression Of Love>はイヴリン・キングさんとの共作で、彼女もコーラスで参加しています。なお、フレディ・フォックスさんのウエブはwww.freddiefox.comです。宜しかったらご訪問下さいませ。スタジオ・ミュージシャンというよりはレゲエに近いドレッドな髪と、いかにも人の好さそうな丸い顔が印象的なアーティストです。