<2月29日(金)>

「今日の出来事」

●久しぶりにガッツを入れて原稿書き。レイドバックな日々が慣れてしまった(?)中田にはちょっとハードでしたが、頑張りました。まずは、アドリブ誌のレヴュー。トップの1頁もので、当然、文章の量も多め。物は何かと言いますと、佐藤竹善さんのライヴ盤『LIVE WITH THE CORNERSTONES '07』。定番化しているカヴァー集をテーマにしたツアーの実況盤ですが、バックが松原さん、今さんのツイン・ギターという、中田にしては目から鱗状態の編成です。しかも、フル・バンドではなく、それ + コーラス&パーカッションの高尾直樹さんだけ、というネイキッドなミニマム・バンド。ヘッドフォンで聴き、両チャンネルに別れた名手2人のプレイをしっかりと堪能させて頂きました。どっちのチャンネルが誰か、は、1曲目の<Ventura Highway>から直ぐに解りましたが、しっかし、今さんのリズム・ギターは化け物です。このノリ、キレ、そして、低音部もしっかりとヒットしているバランスは神業以外の何物でもありません。そして、松原さんの流麗なソロ・ワーク。どこまでも洋人指向の私ですが、このお二方は永遠の私のヒーローです。曲は他に<Message In A Bottle>、<Promises Promises>(Ritenour/tagg)、ビートルズ・チューン、邦楽、それに、ラウル・ミドンやアレクサンダー・ウイズ他、新しめの人のも取り上げてます。
 あ、パラシュートの<Sylvia>も演ってますし、それから、2人のギターによるインスト<Miura Wind>もラス前に登場するなど、竹善氏もかなりこのお二人をリスペクトしている様子。非常に好感が持てました。

 そして、もう1本、一生懸命書いたのは同じくアドリブ誌の特集で「Producer:Rex Rideout」。最近、スタートした、「最新プロデューサー・ファイル」みたいなコーナーの第4弾(?)で、このブラコン系スムース・ジャズ or ジャジーなアダルトR&Bの超売れっ子プロデューサーを取り上げるということで、私が、一筆執らせて頂きました。スムース・ジャズに関係することなら何でも大歓迎!の私ですが、やはり、自分のウエブで好き勝手(?)、思い想いに書くのと違って、こういう原稿は読まれる方のことしか考えませんから、その分、時間が掛かってしまいます。

 そして、それを終えてメールした後、渋谷のオーチャード・ホールへ。本日と明日、2日間に渡って行われるJVC Jazz Festivalを観てきました。
 開演予定の6時半より10分くらい遅れてスタート。オープニングはハーヴィー・メイスンのトリオで、完全なるストレート・アヘッド系。ギターがパット・マルティーノ、ということで、そこに注目したのですが、P.A.のせいでしょうか、特に、ズガ〜ンと脳天を刺激されるような体験は出来ませんでした。そして30分強でステージは終了。アンコールはなしです。
 続いて、クルセイダーズが登場しましたが、いや〜、レイ・パーカーJr.のマイペースぶりが何とも好かったです。ヘタウマ、ならぬ、ウマヘタ。カッティングとか、スゴイ!と思う反面、リードは本当にシンプルでした、ナチュラル・トーンで音数少なく。で、なにより、弾いている姿が好いんです、表情とか。こちらがアンコールありで約1時間。
 そして、トリで出演したデイヴ・コズ&フレンズ、今回も日美味しいステージでした。セット的には、昨年の秋とほとんど一緒ですが(ケリー・スウィートがゲスト出演したり、ブライアン・シンプソンを2曲でフィーチャーしたり)、何回観ても飽きさせない超一流のショー。これぞ、アメリカ!を感じずにはいられません。ちなみに、アンコール前のお約束となっている"Dave Koz plays 日本のトラディショナル・メロディー・シリーズ"、今回は、<春よ来い>。今回もソプラノ・サックスで、ひたすら美しく、情緒たっぷりに奏でてくれました。いつも、この人に日本の古典メロディーの素晴らしさを再確認させられます。マジで感謝!
 会場では久々に会う友人、知人と多数遭遇。DJのルーシー・ケントさんとはお約束のハグ! やっぱり、皆、この手の音楽が大好きなんです。ホント、嬉しいです!


「Smooth Jazz Seduction」


<2月28日(木)>

「今日の出来事」

●昨日は寒かったですが、今日は、やや暖かめ。と言うか、午前はいい感じの日差しが部屋に立ち込めてくるので、そこで1曲。お得意(?)の80's Pop です。出だしはAlan Tarney調で、その次がChilliwack調。でも、Chilliwack調と言うよりは、彼らのとある曲に似ちゃってるのでメロディー変えないといけませんね。パクる気は全然ないのですが、結果的に似てしまうことたまにあるので、それだけは気を付けたいです。仕事柄、膨大な曲を聴いているので、なんか、身体に残っちゃったりするんです。

 そして、アドリブ誌の原稿を少し書いたり、またまた、「Smooth Jazz Seduction」を数本書いたり、な感じで夜になり、銀座で食事。直さんの元奥さんと、それから、直さんと中田と3人で忘年会をした親友のAさんと3人で火鍋を食べたのですが、直さんの命日から今日で丁度ひと月。流石に2人とも元気を取り戻していて好かったです。でも、今でもたまに夢に出て来るとか....。目覚めは何とも言えない気分でしょうね....。
 しかし、それはともかく、女性は恐い、と言うか、奥さんは恐い! やっぱ、独りが楽でイイですね(笑)。改めて痛感しちゃいました。

「Smooth Jazz Seduction」
(059)Smooth Jazz Chart(9)
 Jessy J <Tequila Moon>
 from『Tequila Moon』(2008:Peak)


●今週もRadio & Recordsの2月29日付けチャートをチェック。今週もNo.1はPaul Hardcastle<Lucky Star>で、3週連続首位を獲得。猛追のKenny G<Sax-O-Loco>は6位から4位へと確実にアップ。次週のTop 3入りは間違いないが、一気にNo.1になるか、それとも、とりあえずはNo.2か、予想は非常に難しい。
 そして、Top 10圏内にドドッと食い込んできたのが、Jessy Jの<Tequila Moon>。しかも、19位から大きく10ポイント・アップの第9位。これでTop 5入りが見えて来たが、ひょっとするとTop 3入りも...。そして、Chuck Loebの<Window Of The Soul>も12位から10位に浮上。昨年のアルバム『Presence』からの2ndシングルだが、1stシングルの<Good To Go>(最高6位)がいかにもなキャッチー系だったのに対して、今回はしっとりアダルト系。結構地味な曲なので、このTop 10入りは正直意外な感じがしたが、どこまでオン・エアーを伸ばすか、じっくり見守りたい。
 その他では、Paul Brown<Ol' School>(14位から12位に浮上)、Chris Standring<Love & Paragraphs>(17位から15位に浮上)の将来的なTop 10入りは間違いないところ。20位台では、29位に初登場したMarc Antoine<Spooky>に注目したい。

<2月27日(水)>

「今日の出来事」

●この日記が3日分溜まってしまったので、それと、併せて、「Smooth Jazz Seduction」の原稿書き。そして、そんな合間を縫って、昼食は昨日の夜に作った水炊きのスープの残りを元に自家製ラーメンにチャレンジ。まあ、チャレンジと言うか、単純に、醤油他を加えて味を調整して、というレヴェルですが。でも、非常に美味しかったです。最後に少し、隠し味的に「牛角」の塩ダレを入れ、ニンニクの香りも散りばめて、が、ポイントでしょうか?
 ただ、昨日の鍋に入っていた春菊の味が、かなり残っていて、これは正直、今ひとつ、でした。春菊は全然好きですが、このスープには不要ですね、最初に一口、麺を啜っただけで「あ、春菊....」って感じちゃいましたから。
 スープは未だ残っているので、明日はこれをベースに、鰹か煮干しかで取った出汁と併せてWスープ(笑)にしてみましょう。スーパーで買って来た、麺だけ、も、結構美味しかったし、クセになりそうです。なんか、より仕事をしなくなりそう...

「Smooth Jazz Seduction」


<2月26日(火)>

「今日の出来事」

●午前中から「Adult Oriented Radio」の検聴、Qシート書き。そして、発送。午後は2時過ぎから買い物、そして、夕食当番。今日は、初めて「水炊き」に挑戦しました。冷凍ですが、骨付きの鶏肉が美味しそうだったので、それをグツグツ煮込んで出汁をとり(あと、濃厚な昆布出しもとって)、鶏の胸肉と豆腐、野菜他を煮込んで出来上がり。後、他にも3品くらい作って、今日も美味しく頂けました! 今日は、本当に、全部美味しかったです。

 夕食後、なんとなく曲が浮かんだので楽譜に書き留め、昨日のアレンジャーさんにファックス。昨日登場したジャズ・シンガーさんをイメージしてサッとフル・コーラス書きました、っていうか、降って来ました。ジャズを歌っているけど、マライア・キャリーが好き、と言っていたので、ジャズとアダルト・コンテンポラリーの中間のバラードになりました。出会いとか、変化とか、そういった何かの新しいものが"作曲の筋肉"を柔らかくしてくれるようです。決して、そのジャズ・シンガーに一目惚れして思わず曲を書いてしまった、とか、そういう下心の産物、ではないんです、これが。

「Smooth Jazz Seduction」


<2月25日(月)>

「今日の出来事」

●午前中は「Adult Oriented Radio」の翻訳をやり、午後から収録。今日は、3月1日(土)O.A.分。"3月"、という響きはかなりイイですね、"春"な感じに溢れていて。英語で言うとMarch。思わず心が弾みます。なので、今日の番組の前枠も結構、弾けてます。スタジオに行くまで、何故か、SAGAを聴いていたのが間接的に原因しているかな、とも思いますが。

 因みに、番組には、よく「Sing Like Talkingのファンです」とか「佐藤竹善さんを是非ゲストに呼んで下さい」みたいなお便りを頂戴致します。そして、丁度、竹善さんのライヴ盤が3月末に出るので、それに併せてプロモーションで是非! と、マネージャーさんに電話。基本的には大丈夫そうなので、なんとか、3月中に収録、実現させたいです。

 そして収録から帰り一息ついてから、またまた外出。中田が楽曲をプレゼンしているアレンジャーの人と打ち合わせ飲み会....のはずだったのですが、結局はただの飲み会(笑)。しかも、一軒目は¥1,000ちょっとで出来上がってしまう、リーズナブルさ。立ち飲み? いえいえ、ちゃんと椅子はあります。場所は、居酒屋、ではなく、ズバリ、酒屋です。恵比寿にある某酒屋では、お店にあるものをそこで呑むことが出来るんです。もちろん、値段は酒屋の小売価格そのまま。ちなみに、生ビールもあって、こちらは¥350。で、傑作はつまみ。店内の冷蔵カウンター(?)から冷凍食品とかを買って、それをチンしてもらうのですが、このつまみも¥105とか¥135とか、そんな感じです。シューマイ、ポテト、枝豆....流石に最後は気張って、それなりのシャンパン系を飲んだのでトータルは¥2,000を越しましたが、いや〜、ここは穴場。人には教えたくないです(笑)。なにしろ、呑めるスペースはそんなに広くないですから。お店自体は結構デカイですが。

 そして、好い気分になった頃、そのアレンジャーの知り合いだという若手のジャズ・シンガーが合流し、もんじゃ系の店に入りました。で、また別の友達を呼んだりで盛り上がり、キレイに終電で帰りました。

 そう言えば、今日は、CD Babyで買ったスムース・ジャズ系のCD30枚弱が届いたり、Amazon.co.jpで買ったCDが届いたり、その他の通販ショップで買ったLPが届いたり、非常に有意義な1日でした。あ、なにより、『Jeff Porcaro Session Works』のサンプル盤も届き、それから、番組のリスナー・プレゼントとなる、沼澤尚さんの使用済みサイン入りスティックも併せて到着。このタカさんのスティック、これは、ホント、一生ものですね。この傷だらけ(?)のスティックこそ、沼澤さんが生み出した数々の名演の魂の証し。早速、当選された方にお送りさせて頂きます。

「Smooth Jazz Seduction」


<2月24日(日)>

「今日の出来事」

●「Smooth Jazz Seduction」を数本書き、漸く追い付いた感じになりました。そして、それ以外は、明日収録の「Adult Oriented Radio」の選曲。今回はリクエストが半分くらいで、なかなか心地好い流れになりました。

「Smooth Jazz Seduction」


<2月23日(土)>

「今日の出来事」

●今日はまた昨日にも増して暖かな日で、午前中から気分爽快。そして、突然浮かんだ4ビートの曲。しっかり楽譜に書き留めました。凄くシンプルな曲ですが、マイナー・コードの循環系を中心にした、1950年代の感じ。アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズのような2ホーン(サックス&トランペット)がテーマを奏で、あとは、インプロヴィゼーションに入って下さい、という構成です。

 で、何故に、そんな曲が突然浮かんだかと言いますと、昨日の知人との飲み会の時の話しを思い出したから、なんです。
なんだか、日本のR&B系シンガーの貴重盤をオークションで売った、という話しをしていたよな....
日本のR&Bっていうと、私はあの人は嫌いだな〜、フィーリングはあるんだろうけど、音程がよく無いから....
そう言えば、ジャズ好きのおじさんと数年前にこんな話しをしたよな〜、「え、中田クンは、xxxxx好きなの? 何処が良いの?」
「え、なんか、良いじゃないですか、感性って言うか」
で、そう言えば、その女性シンガーのことは大野雄二さんもかなり褒めていたよな〜。
ん? 大野雄二さん? 「ルパン三世」のテーマ曲で有名だけれど、自身ではジャズ・ピアニストです、ということを言っていたよなー、よく....

 なんて事が頭の中に次々に浮かび、そして、曲まで出来てしまった、楽器も何も持たずに、という経緯でした。なんとも面白いです。そう、最近、楽器で書くのではなく、出来事だったり、イマジネーションで、かなり浮かんできます。なんだか、本当に面白いです。

 午後は、「Smooth Jazz Seduction」を書いたり、何をしたり。来週は、ちゃんと仕事します。

「Smooth Jazz Seduction」


<2月22日(金)>

「今日の出来事」

●今日もまたまたボ〜ッとマイ・ペース。山野楽器 Jam Spot の原稿を書き、そして、5時過ぎには家を出て、またまた飲み会へ。大阪のラジオ関係の知人が、2〜3週間前から東京でラジオの番組制作会社で仕事をし出したので、その彼と渋谷で会ったのですが、たま〜に足を運んだご贔屓の店、讃岐うどんで呑める「じゃぶかま」が1月20日を持ってクローズしていました。結構ショックです。なので、そこから程近い、品の好いおでんや系に行ったのですが、普通に美味しい、という感じで、期待以上のものには出会えませんでした。ま、それでも、ペロッと焼酎のボトルを空けてしまうのですから、美味しい酒、だったことには変わりありませんが。
 しっかし、昨今のFM番組制作事情、なかなか大変そうですね。ま、六本木の某局だけは相変わらず、それなりの制作費が出ているようですが、地方の局は、本当に悲惨なようです。噂には聞いていましたが、そこまで酷いと、1.制作者が暮らしていけない、2.なので、将来的にも好い人材が育たない、3.もちろん、番組のクォリティも落ちていく、になってしまいますね、必然的に。夢を売るべき仕事が....

 おでん屋の後は、渋谷のラーメン店で締め。話題のつけ麺を食べ、その見事なプリプリ自家製麺を堪能させて頂きましたが、しっかし、つけ汁の個性の無さは吃驚。まあ確かに、麺で勝負の店だから、と言われてしまえばそれまでですが、ここまで主張の無い、在り来たりのつけ汁は久々。それでも、それなりに行列するんですから、皆さん的には問題無いんでしょうね....私の連れは私同様、つけ汁にガッカリしていましたが。

「Smooth Jazz Seduction」
(053)Smooth Jazz Label File(8)〜 Instinct 〜
 Count Basic <M.L. In The Sunshine>
 from『Smooth Jazz Radio Hits Volume Two』(2000:Instinct)


●Instinct は、N.Y.のグリニッチ・ヴィレッジにあるリヴィング・ルームでダンス・レーベルとしてスタート。1990年頃からその存在が知れ渡るようになったが、初期の看板アーティストはテクノ系のマルチ・アーティスト、Moby。また、Acid Jazz系のコンピにも早くから取り組み、結局は、その発展系として、英国ベースのアーティストのオリジナル・アルバムをアメリカで紹介するようになる。1995年のCount Basic『Life Think It Over』、1997年のGota『It's So Different Here』やBrian Tarquin『Last Kiss Goodbye』、そして1998年のShakatak『Shinin' On』、この辺りが起爆剤となり、レーベルを活性化。さらに、Nite Flyte、Duncan Millar、James Taylor Quartet、Soundscape UK他、数多くのアルバムを発表している。それらの中には、UKのアーティストと直接契約したアメリカ向けの編集盤や新録もあれば、UKのPassionやExpansionといったレーベルからライセンス契約しているものもあるといった感じで、常に柔軟な対応を取っていた。N.Y.ベースでありながらUK物を積極的にリリースしたことが成功への鍵となり、また、ラジオ・マーケットの確かなる開拓も忘れることは出来ない。レーベルのコンピ盤『Smooth Jazz Radio Hits』のVolume One 、Twoには、チャートの最高位も記されているが、Count Basicの<M.L. In The Sunshine>が1995年にNo.1に輝き、彼らは以後も<Joy And Pain><On The Move><Wes Who>他、数々のヒットでラジオの常連となった。また、Gotaも<European Comfort>が97年、No.1に輝き、その曲を含む『It's So Different Here』ビルボード誌のContemporary Jazz Albums のチャートで最高15位という好ポジションを獲得した。
 残念ながら2000年代に入るとその勢いは急激に失速してしまうが、しかしながら、90年代中盤から終盤に架けての功績は、アメリカのSmooth Jazz シーンに新鮮な風を巻き起こしたという点で、今なお、賞賛に値するものだと思っている。

<2月21日(木)>

「今日の出来事」

●今日は1日ノンビリゆったり。昨日のヨッシーの影響で、昼間はiTunesでGAROをかけながら、いろいろな曲のコードをコピー。実は、ヨッシー吉澤さんに、むか〜〜しのGAROの楽譜集をお貸ししたのですが、「結構、違ってますよね〜」ということになり、<心の鍵><暗い部屋><二人の世界>といったメンバー・オリジナル曲、そして、<大空の詩><憶えているかい><散歩>といった村井邦彦さんメロディーもの、を、いろいろとコード分析。非常に楽しかったですが、かつ、どちらも本当に凄い完成度ですね。<暗い部屋>はチューニングも少し替えて、にチャレンジしたり。とにかく、私の原点は何と言ってもGARO。GAROの1st(&3rd)を聴いていなかったら、こんな音楽人になっていなかったでしょうから。マジで、福ちゃん&ヨッシーとトリオ組みたくなって来ました! って、向こうは2人ともプロ中のプロですから、実は恐れ多かったりもしますが....。

 夕方早い時間から呑んで、最後は地元で新規開拓。23時半には帰宅する、健全な1日でした。食材通販もやらずに終えられましたし。

「Smooth Jazz Song File」
(052)Smooth Jazz Chart(8)
 Michael McDonald <(Your Love Keeps Lifting Me)Higher And Higher>
 from『Soul Speak』(2008:Universal)


●今週もRadio & Recordsの2月22日付けチャートから、主立ったポイントをチェック。まず、このところ毎週、入れ替わっていた首位の座は、Paul Hardcastle<Lucky Star>の2週連続No.1でひとまず休戦(?)。その後を狙うKenny G<Sax-O-Loco>は8位から6位へと確実にアップ。その他、Top10圏内は際立った動きは見られない。11位以下では、Chris Standring<Love & Paragraphs>が22位から17位と好調にアップ。また、3月上旬にリリースされるMichael McDonaldの新作『Soul Speak』からのシングル<(Your Love Keeps Lifting Me)Higher And Higher>も、20位から18位へと着実にアップ。個人的に注目しているのは、今週30位に初登場したAngie Stone feat. Paulette Washington<Happy Being Me>。メロウでアダルトな名バラードだ。また、今後チャートに入って来そうなのがSteve Oliverのニュー・シングル<On The Upside>。Warren Hillをフィーチャーした曲で、SteveのライヴCD/DVDからの1stシングルの模様。