<5月18日(水)> |
「今日の出来事」 ●今日は午前中から漁業に。まずは、昨日ちょっと見たGreat Escapeを覗き10枚強ゲット。その後、ブルース・ガイチ&ジェイニー・クルーワー夫妻と昼食。昨年秋に行って非常に気に入ったチャイナ・ビストロの店に行きました。そしてその後も、別のCD店を1軒チェックし、そして、ダウンタウンのお土産屋で小物を買い、さらに、その斜め前にある昔ながらのアナログ店でホンの少し購入。ここは非常に不思議なお店で、1970年代のアナログが未開封でたくさん置いてあるんです。今回はNick DeCaro『Italian Graffiti』がカット盤とは言え10枚くらい束で置いてあり大吃驚。とりあえず、その中の1枚を釣ってきました。その後いったん帰舎し、夕方から再度活動を! ナッシュヴィルで一番大きいPhonoluxeに行き、そこで閉店まで粘り、その後、今回のツアーの最大の目玉である、奇跡のAORライヴを観にBluebird Cafeへ。そこで夢のような2時間強を過ごし、今日もまた1日がまさに矢のように過ぎ去って行くのでした。
Great Escape
Dave Weckl Band『Live(And Very Plugged In)』(2003 Stretch)
Prince『1999』(1982 Warner)
アナログしか持っていなかったので...。
Rick Springfield『Calling All Girls - The Romantic Collection』(2001 RCA)
Sounds Of Blackness『The Night Before Christmas 2』(2004 Sounds Of Blackness)
出ていたのですね、昨年もアルバムが....
Stevie Wonder『Love Songs 20 Classic Hits』(1985 Motown)
<Until You Come Back To Me>の自演版を含む初期〜中期中心のコンピ盤です。
Bangles『Different Light』(1986 Columbia)
なんだかこれが欲しかったんです、やっぱりアナログでしか持っていなかったので。
Rick Wakeman『Return To The Centre Of The Earth』(1999 EMI Classics)
オーケストラを配したコンセプト・アルバム。オジー・オズボーン、ボニー・タイラー、ジャスティン・ヘイワード、トレヴァー・ラビン他、ヴォーカル陣は豪華そのものです。
Asia『Alpha』(1983 Geffen)
2ndでしたよね。1stもそのうちCDで買わないと....。
Gary Nicholson『The Sky Is Not The Limit』(1995 Ardeo)
ナッシュヴィルで活躍しているソングライターさんですが、ソロ作も出していたんですね、全然ノー・チェックでした。バックにはアシュレイ・クリーヴランド、リッキー・ファタール、アイヴァン・ネヴィル、ジェイムス・ホリハン、フェリックス・キャヴァリエール、ボニー・レイット、ジョン・ジャーヴィス、クリス・ロドリゲス他、かなり通好みの面子が揃っています。$5.99はお得では?
Mitchell Froom『Dopamine』(1998 Atlantic)
Pebbles『Pebbles』(1987 MCA)
$3.99ですと、こういうのも直ぐに篭に入ってしまいます。
Whitesnake『Slip On The Tongue』(1989 Geffen)
トミー・ファンダーバークがコーラスで参加しているので....。
Tina Turner『Private Dancer』(1984 Capitol)
たぶんこれもアナログしか持っていなかったのでは....。
Oliver『Good Morning Starshine』(1997 UAV)
今回、非常に複雑な気持ちとなった1枚です。このタイトル曲を捜していたので、凄く嬉しかったのですが、どうも再録もののよう....。全くインフォ無いんです、ブックレットも紙ペラ1枚ですし....。まあ$2.99なので文句は言えませんが....。
Rahsaan Patterson『After Hours』(2004 Artistry)
“ニュー・クラシック・ソウル”のムーヴメントを築き上げた1人の最新録音盤です。
CD Warehouse
Roxy Music『Avalon』(1982 Virgin)
大定番ですね。
The Brand New Heavies『Trunk Funk Classics 1991-2000』(2000 Rhino)
インコグニートはスムース・ジャズ、でも、ブランド・ニュー・ヘヴィーズはファンク・ジャズ。その辺の境目が面白いです。ガリアーノ自体はWAVEで掛からなくてもアーニー・マッコーンがプロデュースしたアーティストはオン・エアーされる、みたいのも含めて、やっぱ、スムース・ジャズはその微妙なニュアンスというかが分かれ目です。
Crowded House『The Very Best Of Crowded House』(1996 Capitol)
Men At Work『Business As Usual』(1982 Epic)
今、改めて、80's万歳!ですから。
Yarbrough & Peoples『The Best Of Yarbrough & Peoples』(1997 Mercury)
<Don't Stop The Music>、大好きでしたが、実は他の曲を1曲も覚えていなかったので....勉強の意味も含めて。
Eurythmics『Be Yourself』(1985 RCA)
このアルバムは、彼らの中で一番好きかも。1曲目の<Would I Lie To You ?>が格好良くて、大ヒットした<There Must Be An Angel>が入っていて(スティーヴィー・ワンダーのハーモニカ最高!)、かつ、アレサとデュエットした<Sisters Are Doin' It For Themselves>も印象的でしたし。あと、エルヴィス・コステロがゲスト参加した曲もあって、それから、ネイザン・イースト、マイケル・ケイメンも数曲に参加。悪いわけがありません。
Eurythmics『Touch』(1983 RCA)
でも、彼らのレパートリーで一番好きなのはやっぱりこのアルバムの1曲目、<Here Comes The Rain Again>に落ち着くでしょう、今聴くと、タイコの音がダサダサですが、でも、クールなストリングスの格好良さと、いかにも英国、な質感はやはり不滅の輝きを感じさせます。
Blues Brothers『The Definitive Collection』(1992 Atlantic)
Liza Minnelli『Minnelli on Minnelli : Live At The Palace』(2000 Angel)
The Doobie Brothers『Livin' On The Fault Line』(1977 Warner)
Glenn Tilbrook『Transatlantic Ping Pong』(2004 Glenn Tilbrook)
Jane Olivor『The Best Of Jane Olivor』(2004 Columbia)
非常にうっかりしてました、<The Greatest Love Of All>をこの人もレコーディングしてたの、すっかり忘れてました。オリジナルのアナログ(1980年の『The Best Side Of Goodbye』、マイケル・マッサーの曲、3曲レコーディング)はちゃんと所有しているのに、ジェーン・オリヴァーのこと、ホント、忘れてました。なので、今回のベストで<The Greatest 〜 >に再会できて嬉しかったです。出来自体は極めて普通ですが...。
Diana Ross『Diana(Deluxe Edition)』(2003 Motown)
Eric Clapton『461 Ocean Boulevard(Deluxe Edition)』(2004 Polydor)
Cream『Disraeli Gears(Deluxe Edition)』(2004 Polydor)
Marvin Gaye『The Very Best Of Marvin Gaye』(2001 Motown)
Lawrence Brothers
Nick DeCaro『Italian Graffiti』
と言うことで言わずと知れた名盤が未開封で出没しました! 他にも全ジャンルの渋いアルバムが泳いでいました、かなり偏って。値段的には$8.99とかその辺りですが....。
David Foster<Who's Gonna Love You Tonight>(1986 Atlantic)
ジャケ付きです。B面は<Playing WIth Fire>。
Michael McDonald<Our Love>(1985 Warner)
大好きなバラード。アルバムとは若干異なるリミックス・ヴァージョンで収録(ベスト盤に入っているのと同じです、たぶん)。B面は<Don't Let Me Down>。
Dwayne Ford And Barefoot<Cable To Carol>(1975 Epic)
ドウェイン・フォードの昔のグループ。ステレオ/モノでAB面を分け合ってます。
Phonoluxe
Sadao Watanabe『Earth Step』(1993 Polydor)
Ivan Lins『Jobiniando』(2002 Abril Music)
アントニオ・カルロス・ジョビンのナンバーを多く収録した一種のトリビュート盤です。タイトル曲はイヴァン・リンスがジョビンに捧げたオリジナル。
Tom Browne『Another Shade Of Browne』(1996 Hip Bop)
Azymuth『Telecommunication』(1982 Milestone)
Patti Austin『Street Of Dreams』(1999 Platinum)
日本盤とはジャケ違い。でも、曲目は全く一緒でした。
The Nylons『Run For Cover』(1996 Scotti Bros.)
Milton Nascimento『Crooner』(1999 Warner)
マイケル・ジャクソンの<Beat It>をカヴァー!これが、なんとも不思議なヴァージョンになっています。
Milton Nascimento『Nascimento』(1997 Warner)
ラス・タイトルマンが全編プロデュース。アンソニー・ジャクソン、ロブ・マウンジー、ジェフ・ミロノヴ、ヴァニース・トーマスといった名前もバックに少しだけ見つけられました。
Marcos Ariel with Justo Almario『Rhapsody In Rio』(1990 Nova)
Jeff Jarvis『Golden Palm』(1991 Optimism)
Mark Johnson『Daydream』(1995 JVC)
Ricardo Silveira『Sky Light』(1989 Verve Forecast)
Ricardo Silveira『Storyteller』(1995 Kokopelli)
Dave Valentin『Tropic Heat』(1994 GRP)
Various『Voices Of Concord Jazz - Live At Montreux』(2004 Concord)
Victor Feldman『Rio Nights』(1987 TBA)
Generation Band『Soft Shoulder』(1983 Nautilus)
Alphonse Mouzon『Morning Sun』(1988 Optimism)
Tom Grant『Take Me To Your Dream』(1986 Verve Forecast)
Bob Minzer Big Band『Departure』(1993 DMP)
Rodney Franklin『Diamond Inside Of You』(1988 Novus)
Renee Geyer『Live At The Basement』(1995 EMI Australia)
James Ingram『Never Felt So Good』(1986 Qwest)
2ndだけアナログでしか持っていなかったので。
Bruce Sudano『Rainy Day Soul』(2003 Purple Heart)
ドナ・サマーの旦那様です。ソロがあったとは....。それにしても、ドナ・サマーのコーナーの入っていたのは、なんだかお店の良心、という感じで嬉しかったです。
Donna Summer『Lady Of The Night』(1974 Oasis)
『奇跡のライヴ in ナッシュヴィル:スペシャル・リポート!』
そしてその後、今回の訪米のハイライト、ボビー・コールドウェル、マイケル・センベロ、ビル・チャンプリンのライヴへ。場所はBluebird Cafeという小さなクラブ、そう本当に小さな所で70名も入ればいっぱいというスペースで、普段は地元のシンガー・ソングライター、あるいは、職業作家をメインとしている人たちの息抜きの場所、と言っても好いかもしれません、この翌日には、ジョン・フォード・コーリーが出演し、その他にも、フレッド・ノブロック、ジム・フォトグロ等の名前を頻繁に見つける事が出来ます。中田は、このCafeの前まで行ったことはあるものの、中には入ったことが無く、さ、ステージはどんな感じかな、等とワクワクしながら開場前に足を運びました。もちろん既に並んでいる人がたくさん居てその列の後ろに着いたわけですが、意外にも、女性の数が多かったですね、30代、40代、という感じの。そして、中には、携帯電話で人と話しながら自分の今の状況を伝えようとしているのでしょう、<Maniac>のサビを電話越しに唄っている姿が目と耳に飛び込んで来る、という一幕も。
そしていよいよ開場です。まず受付で名前を言うと、なんと予約が入っていないではないですか! ピ〜〜〜ンチ! しかし、そこは大都会のお堅い場所ではないだけあり、「主役であるデニス・マトコスキーさん本人にお願いしたんだけど..」というセリフが信用され、チャージまで無料になり、なんともラッキー! そしてそんなことより何より、中田と鐘ちゃんは信じられない光景を目にするのでした。Bluebird Cafeにはいわゆるステージ、というものが存在せず、店内の何処でもパフォーマンスが可能。そして、それを象徴するかのように、店の真ん中にビル、デニス、マイケル、ボビーの4人がそれぞれ向かい合って(いわゆる四角状態ですね)いるんです。ビルとデニスが対角線で2人ともキーボードの前に座り、もうひとつの対角線がボビーとマイケルで2人はギターを抱えています。しかも、とにかく本人達が楽しめる、がコンセプトのようで、客が入ろうがずっとリハを続けていて、これがまた親友4人で楽しんでいる、ジャムっている、という最高の絵になっているんです。そして、次の瞬間、私のドキドキは第一次ピークに達します。なんと、ブルース&ジェイニー夫妻が登場し、私達を見つけると、「こっちの席に座ろうよ」と言ってくれたのですが、その席がナント、デニスさんの真横。右手を伸ばせばデニスさんに触れる、いや、キーボードをプレイ出来てしまう、そんな超接近区域なのです。ヤバイ、客で緊張するなんて、思いもしなかった。しかし、最初に案内された席ですと、マイケルがよく見えてボビーが背中、デニスもよく見えてビルが背中気味の横顔、だったのですが、今度はビルもボビーもマイケルもよく見えて、隣りがデニス....鐘ちゃんも緊張してました、マジで。しかも、客と言うかでジェイソン・シェフらしき人がいるわ、タマラ・チャンプリンはいるわ、ビルの息子のウィル・チャンプリンはいるわ、もう開演前からヴォルテージは上がりっぱなし....そして、リハ気味に進めていた"パート確認"もほどなく終了し、さ、いよいよ、歴史的な瞬間、の始まりです。 21時23分、ギグはデニス・マトコスキーの"Welcome to Bluebird Cafe !"という台詞でスタート。そして、主役宜しく、ゲストの3人との関係、出逢い等を紹介します。
『マイケルは昔から(フィラデルフィア時代から)の知り合いで、ビルのことはサンズ・オブ・チャンプリン時代からずっとファンだったんだ。そして、ボビーに関しては、デビューして間もない頃、マイケルと2人でロキシーに彼のショーを観に行ったんだけど、そうしたら、オーディエンスの9割は黒人だったんだけれど、当時はボビーが顔を出さずにプロモーションしてたから、彼ら黒人はボビー・コールドウェルが白人だって知らなくて、ステージにボビーが登場したら、皆、口を開けてポカ〜ンとしてたんだよ…』
そんな楽しげな話しが3分くらい続き、いよいよ1曲目がスタート。
『ビルに影響されてマイクと書いた曲だよ』
という言葉に思わず“ホンマかいな!?!?”と突っ込みたくなった中田ですが、曲はデニス&マイケルがダイアナ・ロスに提供した<Mirror, Mirror>でした。1981年のアルバム『Why Do Fools Fall In Love』に収録され、全米8位まで上がった彼らの代表曲のひとつ。ビル・チャンプリンのシンベが実にイケてます。
続いてはマイケル・センベロの<Rocking Chair>。
『この曲は完成するまでに10年くらい掛かったんだ。この曲が完成したら、父が死んでしまうのでは、と予感したのでずっと完成させずにいたんだ(何故そう予感したか、の理由は聞き逃しました、スミマセン)。そして結局、その数年後に父は他界し、この曲も完成することが出来たんだ』
とのことでした。興味深いです。
3曲目はシカゴの曲で「Days Of Thunder」のサントラに入っていた<Heart's In Trouble>。ケヴィン・デュークス、ビル、デニスの3人で共作したものです。ビルのオルガン・ソロ、これまた滅茶苦茶イケてます。マイクはエレキ・ギターに持ち替えるんですが、どうも、自分のギターではなくブルース・ガイチに借りたもののようですね。ブルースに、ギターのピック・アップはどれを使うと好いかな?等と質問していましたから。そして、ブルースが「1stと2ndの間のハーフ・トーンにすると、太い音が出るよ」みたくアドヴァイスをすると、「OK!」と、それに従うマイケル。早速、マイケルのギター・ソロが披露されますが、ライト・ハンド奏法も出てきたり、結構エンジン掛かってきたようです。
4曲目はシカゴの<What Kind Of Man Would I Be ?>。作者のボビー、そして、会場に遊びに?来ていたジェイソン・シェフがリード・ヴォーカルをシェア。ジェイソンの高音を2m以内の距離で聴けて嗚呼感動!の私です。やっぱ大好きです、ジェイソンの高音。さらにこの曲には、作者の1人でプロデュースも手掛けたチャス・サンフォードもギターで参加。凄いゴージャスです。そう、ゴージャスなのにアット・ホーム。そこが好いんです!
続く5曲目ではブルース・ガイチにお声が掛かり、彼がアコースティック・ギターをプレイ。そして、ヴォーカルはデニス・マトコスキーが初披露。う〜ん、他の面々が凄すぎるので、若干、負けてます、しょうがないですが。曲はデニスがキース・アーバンに提供したもので、カントリー・チャートでNo.1を、そして、ACチャートでNo.2を獲得したというバラードです。
6曲目では、ビル・チャンプリンがギターの弾き語りで名曲<Time Will Bring You Love>を披露、涙が出そうです! なるほど、サビのコードは、あのフォームだったのですね。納得!
7曲目はマイケルが、デヴィッド・サンボーン「As We Speak」用に提供したナンバーを自演。これも、この日ならでは。しっかしいつ聴いても、日本人の男性がヒットさせた曲にそっくりだな。完璧パクリっすね。今度、マイケルさんに教えてやろうかな。
8曲目では元気に<All Or Nothing At All>を会演! もちろん、ヴォーカルはボビー・コールドウェル。
9曲目はデニスの歌う、知らない曲....。ワーナーの新人、ジョアンナ・コットンがつい最近、レコーディングしたばかりの曲だそうです。
10曲目は「Cool Treasure」に入っていた<Just A Girl I Used To Know>。ここで、私目&クール・サウンド、という名詞がマイケルさんの口から発せられ、若干、緊張しちゃいました。
11曲目は後半で<Blue Hawaii>が登場。好いですね、この遊びな気分。ここでもブルースがギターを担当。
12曲目で再びジェイソン登場するのですが、ここで、この曲<Heart Of Mine>の出来るエピソードが披露されます。興味深い! まずは当時シカゴに加入したばかりのジェイソンが、ボビーの所にこの曲の出だしのメロディを持っていき、これを貴方と共作したいとアピール。ボビーはボビーでサビを考えたものの、その2つを結ぶBメロがなかなか完成しない。そしてそれをパーフェクトに繋ぎ合わせたのがデニス・マトコスキーだった、というわけです。フムフム。こういう話し大好きでっす。
続く13曲目は、ジェイソンのソロ。なんでもこれはシカゴの次作『XXX』に収録されるものだとか....。そしてビルの歌う曲を挟んで、終盤の4曲はヒット曲のオン・パレード! <風シル>ではボビーがキーボードをプレイ。そして<After The Love Is Gone>では、ビルの息子さん、ウィル・チャンプリンがピアノの伴奏を担当したのですが、これがまた無茶苦茶緊張している感じで、出だしなどは聴いている側も心臓ドキドキ。なんたって、私の直ぐ右隣りですからね。まあ、でも、お父さんの歌が始まってからは落ち着いた模様、伴奏も肩の力が抜けた感じになり、私もホッとしました。ちなみにウィルはまだ22歳だとか、でした。若い。ショーン・レノンに似てますね。
そして本日最大の目玉のひとつ、<Maniac>。この曲は元々ボッサ風だったそうですが、あの映画のサントラの話しが来て急遽、あのダンサブルな打ち込みものになったとか。なので今日は、アコースティックなボッサ・バラードで演ってくれました。なるほど、歌の出だしのコードは、あのフォームで弾くと確かに効果的ですね、勉強になりました。そして、2コーラスくらい終わったところでフェルマータ。するとデニスが何だかそわそわ。手元のミキサーに繋いであるCDウォークマンをいじり出しました。そして、どうやら、CD−Rの頭出しをしている感じ。そして、一言、"I Got It !"。その後に登場したのはナント、「Flashdance」のサントラに入っていたあの打ち込みドラムとシンセのフレーズ(トゥトゥタタ、トゥトゥタタ、トゥトゥトゥガーガーガ)。そうなんです、ここから急遽、オリジナル・ヴァージョンに変身して、会場はもう超ノリノリ。オマケにマイケルさん、間奏のギター・ソロもレコード通りで、乾いたトーン、タッピングなど、音の節々からあの時代のあのヴァージョンが甦ってきます。嗚呼、感動! そしてラストはビルの<Turn Your Love Around>で華麗にフィナーレ。いやあ、楽しかったです! 最高! アット・ホームなのにゴージャス。これに尽きます!終演後は、ジム・フォトグロさん他、いろいろな“お客さん”とお話しもでき、またまたニッコリ。3月のシーウィンド・リユニオンとはまたひと味違う至福の時、でした。生きてて好かった!
<演奏曲目>(ホンの少し間違いがあるかもしれません、ご了承を)
1. Mirror, Mirror (Lead:Michael)
2. Rocking Chair (Lead:Michael)
3. Heart's In Trouble (Lead:Bill)
4. What Kind Of Man Would I Be ? (Lead:Bobby, Jason Scheff)(Chas Sanford on Guitar)
5. You'll Think Of Me (Lead:Dennis)(Bruce Gaitsch on Guitar)
6. Time Will Bring You Love (Lead:Bill)
7. Love Will Come Someday (Lead:Michael)
8. All Or Nothing At All (Lead:Bobby)
9. Humble Town(Lead:Dennis)
10. Just A Girl I Used To Know (Lead:Michael)(Bruce Gaitsch on Guitar)
11. Salt Lake City 〜 Blue Hawaii (Lead:Bill)(Bruce Gaitsch on Guitar)
12. Heart Of Mine (Lead:Bobby, Jason Scheff)
13. King Of Might Have Been (Lead:Jason)
14. Proud Of Our Blindness (Lead:Bill)
15. What You Won't Do For Love (Lead:Bobby)
16. After The Love Is Gone (Lead:Bill)(Will Champlin on Keyboard)
17. Maniac (Lead:Michael)
18. Turn Your Love Around (Lead:Bill)
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