<5月31日(火)> |
「今日の出来事」 ●「Adult Oriented Radio」の選曲、進行表作り、収録。6月11日分と少し前倒しなのですが、今日は、松居和さんにゲストでお越しいただきました。もう間もなく、海外に行ってしまうので、今日くらいしか収録のチャンスが無かった、というわけです。番組は盛り上がりました。後半の1時間に登場していただいたのですが、もういくら話しても時間が足りないほど、中身の濃い内容でした。Kazu Matsui Projectから4曲、そして、最近のソロ作から3曲。うち2曲は出たばかりの新作『The Stone Monkey』からのものです。AOR系の話しに関してもホント、いろいろな原体験をしていらっしゃるので、無茶苦茶羨ましかったです。『スティーヴ・ルカサーのギター・ソロの録り方は....』なんて話しばかりですからね。最近は確かに尺八メインのインストが中心になっていますが、どうもアメリカでKazu Matusi Projectの旧譜をリイシューしよう!という話しが盛り上がっているそうで、秋にでもプロモーションの意味も含めたツアーが出来たら好いね、という話しも出ていました。 『だって、トミー・ファンダーバークは人前で<Standing In The Wings>を歌ったことないでしょ。ぜひ、一度生で歌って欲しいよね....』。 観に生きます、もしツアーが実現するならば。ホント、楽しかったです。どうもありがとうございました、和さん。今度はぜひ、慶子さんにもご登場いただきたいです。
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<5月30日(月)> |
「今日の出来事」 ●アドリブ誌の原稿書き。「AOR通信」では、出張のこと他を書いています。ナッシュヴィルでの奇跡のライヴ・レポートも!
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<5月29日(日)> |
「今日の出来事」 ●アメリカに約10日間行っていたこともあり、どうしても美味しいラーメンが恋しくなってしまった中田利樹。今日は友達を引き連れ、ラーメン・ドライヴに出掛けました。まずは、中央線国分寺にある比較的新しい店「和尚」に。そして、2軒目は、車をグワ〜〜ッと飛ばして、埼玉県さいたま市は大和田(東武野田線)という駅のそばにある「中華そば 蛍」へ。なんで、こんなに離れた遠くに行ったかと言いますと、1.移動に時間が掛かれば、それなりに消化する。2.実はこの2軒、成美堂出版が発行したラーメン本で、多摩地区と埼玉県のそれぞれエリア内イチ押しだったので、どれどれ、そんなに美味しいのですか、と足を伸ばした次第です。さて、中田の評価は如何に?
「今日のラーメン」file no.061 [和尚] ●ここは最近ブレイク気味でして、特に、スープを熱々にし、さらに、魚介の香りを立たせるためにスープに熱したステンレスを入れ再加熱、そして麺を入れる、という手法を取っているとのこと。というわけで、火傷一歩手前の超熱を期待したのですが、全然、普通でまずはガッカリ。もちろん、熱すぎるとスープの味が今イチ解らない、という説もあるので、この程度に留めているのかも知れませんが、う〜〜ん、でも、とにかく全然熱くなかったです。で、2人で、塩と醤油の両方をオーダーしたのですが、スープの味は和風豚骨系で美味しかったですが、麺が今一歩。個性が無いというか....
「今日のラーメン」file no.062 [中華そば 蛍] ●ここも醤油の「中華そば」と塩の「とりそば」を頼み、味較べをしてみました。「中華そば」は「勢得」と「たけちゃんにぼしラーメン」を足して2で割ったような、パンチのあるスープともっちり太麺が好印象を届けてくれて、一方の「とりそば」は昨今流行りの白鶏系で麺もグッと細目でした。あっさりの中にコクがある、という感じで美味しかったですが、この手ですとよりコッテリとした「まる玉」のほうが中田には合いますし、やっぱりここで食べるなら「中華そば」のほうですね、私的には。ちなみにお店は一軒家風の作りで、駐車場もたっぷり。かなり長閑な場所にあり、さいたま市の奥の深さ(土地の広さ?)を実感しました。帰りも遠かったです。当分はイイや....。
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<5月28日(土)> |
「今日の出来事」 ●クール・インフォを書いたり、ノンビリした1日でした、確か(あまり思い出せず....)。
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<5月27日(金)> |
「今日の出来事」 ●今日は「Adult Oriented Radio」の6月4日分の収録。午前中から選曲・台本を済ませ、さらに、もう1本、STARdigioで流れる「Smooth Jazz Seduction」も収録もあるので、アメリカで買ってきたCDを中心に楽しく選曲。アッという間に1日が過ぎてしまいした。
「今日のラーメン」file no.060 [どっと屋] ●美味しいラーメン食べたい病が出てしまい、お昼、自転車で西武池袋線の江古田に。で、本当は行きたい店があったのですが、金曜日休みだと言うことをすっかり忘れてしまい、じゃあ江古田で最近行ってないところというと....と考えここに落ち着きました。2年? いや、3年振りくらいでしょうか? このラーメン、基本は「ラーメン二郎」です。なので、とにかくパワフル! 麺も太いし、量も半端ではない感じ。ただ、ちょいとスープが甘めなんですよね、そこが中田的には引っかかります。でも、結構、ひっきりなしにお客さん来ているし、それは嬉しい限り。まさか1人出来ている若い女性をこの店で見かけるとは思っても居なかったですからね。江古田では確実に地位を築いているようです。
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<5月26日(木)> |
「今日の出来事」 ●予定通り時差ボケで5時前から目が覚め、まずは溜まったメールをチェックし、大事なものから片付け、7時半に朝食をとった後からいよいよライナー書きスタート! アメリカ出発前にやっておこうと思いながら結局できなかったのはソニーさんのAOR紙ジャケ再発シリーズ。私は世界初CD化となるブリス・バンドの1stを新たに書き、さらに、昔書いたジミー・メッシーナ『Oasis』の追加執筆、この2点が使命です。で、ブリス・バンドは午後2時くらいまでに一気に書き上げ、ジミーの方も夕方までには完成。もちろん、電話でお詫びを入れ、心してやったつもりです。その後、『受け取りました』も『ありがとうございました』も全く言ってくれなかったので、よっぽど怒ってたのかな....と、焦る私。ま、もう済んだことはしょうがない、次回以降はバッチリと頑張ります! ●夜は、吉田鐘ちゃんとお疲れさん会をしました。渡したり、もらったり、もいろいろと在ったので。で、鐘ちゃんにも『なんか、今回のツアーで、こんなCD見つけました! みたいな日記、コラム書いてね』とお願いしたのですが、結局、来てないですね、もう数週間経ちましたが....って、かくいう中田だって、これを書いているのは6月18日。自分でやらず(やれず?)なのに、人にお願いするわけにもいきませんね。ちなみに、鐘ちゃんはナッシュヴィルでダイアン・ウォーレンの非売品サンプラーを、そしてLAでデスモンド・チャイルドの非売品3枚組サンプラーを見つけています。他にも、かなりの数、買っていますし、本当はコラム書いて欲しいのですがね....
「今日のラーメン」file no.059 [ぶろんそん] ●家から10分くらいの所にある川越街道沿いに前から気になっているラーメン店がありました。確か、前は「麻布ラーメン」の支店だったと思うのですが、いつの間にか、このお店に替わってました。「ぶろんそん」。どうも、看板というかを見ると高田馬場が本店なのかな?という感じですが、詳しいことは解りません(って、店員さんに聞けば済むのですがね)。で、ここは“トンコツ味噌味”がポイント! なので、それをオーダーしましたが、かなり美味しかったです。パンチはあるし、しかも、平打ち太麺が非常にコシがあって中田好みでした。また行ってみたいですね。今度は他の味にもチャレンジしたいので。
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<5月24日(火)〜25日(水)> |
「今日の出来事」 ●ということで、事故もなく無事に終了した今回のCD漁業。枚数を数えたらCDだなんだで350枚は行ってそうでした、って言うか、数えるのも大変で....(笑)。その中で、今回の収穫 Best10をここで発表いたしましょう!
1. David Foster『Pop Hits And More』
2. Bobby Hutcherson『Un Poco Loco』
3. Average White Band 『The Ultimate Collection』他一式
4. Tears For Fears『Everbody Loves A Happy Ending』
5. Grover Washington, Jr.『The Best Is Yet To Come』&『Come Morning』
6. Joseph Williams<(Mama)I Didn't Do It>
7. Camel『A Compact Compilation』
8. Dream Theater『Live At Budokan』
9. Donny Osmond『What I Meant To Say』
10. Joe Cocker『Heart & Soul』
帰りの飛行機は、長かったです、11時間強。ま、でも、無事に着いてしまえばこっちのもの、荷物もたくさんありましたが、成田まで車で来ているので、非常に楽です、帰りが。が、しかし、家に帰って留守電のメッセージを聞くと....『中田さん、ライナーの入稿、ほんとヤバイです....』という冷ややかな声が....。解りました、明日、どうせ時差ボケで早く目が覚めてしまうでしょうから、夕方までに完成させます、1本+αを。でも、今日は寝させて下さい....。
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<5月23日(月)> |
「今日の出来事」 ●今日も飽きずにCD漁り。それも買い物できるのは今日が最後とあって力を振り絞って買いました。そして、出ました、美味しい物が! かなり高かったですが....。 まず、なんですが、午前中から行動開始。なのですが〜、実は昨日、サンタ・モニカのSecondspin.comで買ったティアーズ・フォー・フィアーズの最新作がちょっと難ありだったので、確かもう1枚同じ物がコーナーに置いてあったはず、と思い出し、それと取り替えてもらうことに。こういうのって、電車やバスで行くとなると億劫ですが、車移動ですと全然気にならないですね。ただ、そこに鐘ちゃんを付き合わせるのも拙いので鐘ちゃんは別の場所で買い物をしてもらって、という別行動。そして、シャーマン・オークスのギャレリアにあるタワー・レコードで待ち合わせ。これが、また、品揃えが悪くなくて吃驚。値段も結構安いのがあって嬉しかったです。でも、新品は最後の最後。なので、まずは、中古から行きましょう。で、いよいよハリウッド最大のレコード店、Amoeba Musicに行ったのですが、ここで美味しい物が出てきたのでした〜!
Amoeba Music(Hollywood)
Tom Grant & Valerie Day『Side By Side』(2005 nu-Wrinkle)
Various『Marvin, Teddy & Luther...A Smooth Urban Jazz Love Letter』(2004 Shanachie)
タイトル通り、マーヴィン・ゲイ、テディ・ペンダーグラス、ルーサー・ヴァンドロスというソウル・レジェンド3人の作品をスムース・ジャズ系のアーティストが集って演じる、という、Shanachieならではの作品です。参加しているのはデヴィッド・マン、キム・ウォーターズ他です。
David Linx / Diederik Wissels『Bandarkan』(1998 Label Bleu)
Patti LaBelle『The Spirit's In It/I'm In Love Again/Patti』(1981/1983/1985 PIR)
Philadelphia Internationalレーベル時代の作品3枚をCD2枚に収録したお得盤。エリック・カルメンの<Boats Against The Current>やバリー・マンの曲が入っているのでCDで買いたいな、と私は前々から思っていたのでした。嬉しいです。
Supertramp『Crime Of The Century』(1974 A&M)
これで、ある程度、彼らの作品は揃った気がします....いや、あともう1枚か。頑張りましょう!
Dave Kikoski『Dave Kikoski』(1994 Epic)
リリカルな正統派ジャズ・ピアニスト。エピックからもアルバムを出していたとは全く持って不勉強でした。
Kim Waters『Tribute』(1992 Warlock)
典型的なスムース・ジャズを奏でるサックス奏者。旧譜を一生懸命集めているのですが、Warlock時代の作品はあめり中古では見かけません。なので非常に嬉しいです。こういう所に出てくると。
Steve Cole『Spin』(2005 Narada Jazz)
こちらもスムース・ジャズのサックス奏者。キムさんはリリカルで官能寄りですが、こちらのスティーヴさんは若々しくポップでエネルギッシュ。以前はAtlanticやWarnerで頑張っていましたが、今回からNarada Jazzに移籍しました。基本的な路線は特に変わりはないですが。
Various『Martini Grooves』(1998 Instinct)
最近このレーベルにハマってます。クールなスムース・ジャズを届けてくれるので。全曲好いとはいきませぬが、このコンピも結構使えます。Soundscape UK、Nite Flyte、Shakatak、Duncan Millar他を収録。
Duke Ellington/Count Basie『First Time ! The Count Meets The Duke』(1961 Columbia)以前、ピチカートVの小西さんとFMでジャズの番組を演っている時、小西さんが『僕が死んだら、葬儀ではぜひここに入っている(大御所共演による)<Until I Met You>をかけて欲しい』と紹介したのが忘れられなくて、私もその後、購入した次第。今回は$2.99と激安だったのでまたまた買ってしまいました。
Kenny Rogers『They Don't Make Them Like They Used To』(1986 Dreamcatcher/Sanctuary)ジェイ・グレイドンがプロデュースした(1曲だけバカラックさんですが)隠れ名作が再発されていました。2枚あったので両方買い、うち1枚は、うちのご贔屓さんにプレゼントしました。追加収録等は一切ありませんが、英文ライナーが新たにフィーチャーされています。
The Temptations『Legacy』(2004 Motown)
Vonda Shepard『Live - A Retrospective』(2004 Three)
David Benoit『The Best Of David Benoit - The Millenium Collection』(2005 Universal)
Leo Sidran『L. Sid』(1999 GoJazz)
ベン・シドランの息子さんです。
Jeffrey Osborne『Jeffrey Osborne』(1982 A&M)
Jeffrey Osborne『Stay With Me Tonight』(1983 A&M)
David Foster『Pop Hits Plus...』(Peermusic)
ジャ〜〜ン! 今回、偶然見つけたのがこのアルバム。会計を済ませようとするとレジ・カウンターの内側にある壁にデヴィッド・フォスターらしき人の写真が! 『ちょっとあれ見せてもらえませんか?』とお願いすると、紛れもないフォスターさんの非売品サンプラーではないですか! 2枚組で、しかも未開封! お値段は流石に$10だ$20だでは全然済まない額でしたが、それでも、コレクターの鐘ちゃんに言うと『その値段だったら全然安いですよ。インターネット・オークションだったら直ぐにウン万円になっちゃいますから』との答えが(ニッコリ)。2枚組に36曲入っていますが、実に30曲は1990年代以降の作品という、半ば意外な選曲。と言うか、中田、持ってない曲も1〜2曲ありますね、この分だと。ラテン系は弱いから、私....。ま、何れにしましても、最後の最後でこういうのが出てくるとは、止められません、CD漁業。
Cliff Richard『The World Tour』(2004 DPTV Media) = DVD
ここからはDVD。クリフ・リチャードは大大大好きな1人なので非常に嬉しいです、80年代のナンバーも観れて(聴けて)。しっかし若い! 2003年のワールド・ツアーを収録したものだとしたら62〜63歳ですからね。信じられません。ちなみに、私は1989年頃、日本に来たクリフさんと一緒に写真を撮ってもらったことがあります。今やナイトのクリフさん。これは貴重です。それはそうとこのツアーではリチャード・マークスの<Right Here Waiting>も歌っているのですが、軽いリズムを付けたいかにもクリフさん風な雰囲気がまた気に入りました。
Todd Rundgren『The Ever Popular Tortured Artist Effect』(2000 BMG) = DVD
Dream Theater『Double Feature - Images Abd Words : Live In Tokyo / 5 Years In A Live Time』(2004 Elektra) = DVD
また買っちゃいました、ドリーム・シアター。病気かも....。
Joni Mitchell『Shadows And Light』(1980 Shout)
ジャコ、メセニー、ブレッカー、ライル・メイズ他が勢揃いした伝説のパフォーマンス。リージョン・コード1ですが、安かったので...。
そして、再びシャーマン・オークス地区へ戻ります。Secondspin.com、4枚買えば1枚無料、もちろん、今日もやっているので4枚単位で見つける....これが結構大変だったりしますが、ま、捜せばあるものです、はい。
Secondspin.com(Sherman Oaks)
Genesis『Selling England By The Pound』(1973 Atlantic)
好いですね、この時代のジェネシス。ピーター・ゲイブリエル、万歳です! それからスティーヴ・ハケットはこの頃から派手目なタッピング(ヴァン・ヘイレンで一般化したライト・ハンド奏法)演ってたみたいですね。素晴らしい!
Kenny Rogers『They Don't Make Them Like They Used To』(1986 RCA)
また見つけてしまいましたが、これは昔のRCA盤でした。
Echo & The Bunnymen『Songs To Learn』(1985 WEA)
当時は決して積極的なリスナーではありませんでしたが、この頃のエコ・バニ、今聴いても十分に楽しめます。『Ocean Rain』のほうが好きではありますが。
Frank McComb『Love Stories』(2000 Columbia)
TOTO『Mindfields』(1999 Columbia)
ディジ・パック、しかも、6つ折りの豪華版だったので。
Tobymac『Welcome To Diverse City』(2004 ForeFront)
大好きなDCトークのトビー・マッキーアンのプロジェクト。相変わらず3人ともアクティヴに活動しています。
Various『Tribute To Earth, Wind & Fire : Devoted Spirits』(2004 Thump)
これは絶対に好いだろう!と期待してました。と言うのもラリー・ダン&シェルドン・レイノルズという、新旧EW&Fの名サポーターがメインを取り、そこにロニー・ロウズ、リッキー・ローソン、ノーマン・ブラウン、ジェラルド・アルブライト、サウンズ・オブ・ブラックネス、さらに、モーリス・ホワイト御大まで参加しEW&Fの名曲を再演しているのですから、悪いはずはないだろう、と。しかし、それは大きな間違いでした。オリジナルの壁は全然越えられないですね、やはり。偉大なり(過去の)EW&F!
Kathy Troccoli『Draw Me Close』(2004 KT)
CCMの代表選手。自主レーベルのようですね....。
そして、1枚を買いに、またまた車を10数分走らせ、CDトレーダーでフリートウッド・マックを購入。
CD Trader
Fleetwood Mac『Rumours』(1977/2004 Warner)
言わずと知れた大化けアルバムのデラックス・エディション。Rough & Outtakes、Early Demos、Jam Sessionsを収めたボーナス・ディスク付きの2枚組。他の中古店では$19.99とかだったのですが、ここは$13.99と圧倒的の安さ! ありがとうございます!
と、ここで、ある程度、中古漁業は区切りが付いたので、不足品をタワーで新品購入。アッという間にいい値段になってしまいました。ああ、怖ろしや、カード請求....。しかし、ここでも、知らなかった好いもの、見つけられました、ラッキー!
Tower Records(Sherman Oaks)
Average White Band『Average White Band』(2003 Columbia)
大ヒットした<Pick Up The Pieces>を含む1974年のホワイト・アルバム『AWB』の豪華エディションです。オリジナル・アルバム1枚に加えて、当初MCAから発表するはずだった『AWB』のデモ盤(通常『The Clover Sessions』と呼ばれているそうです)を全10曲収録した2枚組。インタヴューやフォトなど、装丁も非常にゴージャスです。
Average White Band『The Ultimate Collection』(2003 Columbia)
そして、今回の驚き&発掘、その三指に入るであろう作品がこれです。基本的には2枚組のベスト盤で全35曲収録。そのうち2曲が未発表のようなんですが、そのうちの1曲が<Miss Sun>というタイトルではないですか....。ン? まさか、ボズのあの曲をAWBがカヴァー? それとも、同名異曲? そして、CDを開けてみると、ナント、ボズのカヴァーで、しかも、プロデュースはデヴィッド・フォスター! さらに、レコーディングした年と言うかコピーライトが1980年になっているではありませんか! これは大驚きです。音の質感としては『Shine』よりも『Volume VIII』に近い感じで、全体的にはラフな感じです。アレンジ等はかなり近いですが。どうも、ボズがシングルとして切るからアルバムに入れないでくれ、と出版社から言われたようなのですが、ま、でも今になって聴けた方が喜び倍増! ここで陽の目を見たことに心から拍手したいと思います。
Night『Night/Long Distance』(2004 Disc Online)
クリス・トンプソン、リック・マロッタ、ニッキー・ホプキンスが在籍したポップ・ロック・グループ。2 on 1で嬉しいCD化。元はリチャード・ペリーのPlanet Recordsから出ていたものです。
Kashif『Music From My Mind』(2003 Brooklyn Boy)
2003年に出た新録盤ですが、1983年の1stソロ全曲がDisc-2:ボーナスCDとして付いていました。なので、$20近い値段でもオッケーかな、と。
Tom Johnston『Everything You've Heard Is True』(1979/2004)
確か、これは持っていなかったですね。もう1枚のソロも在ったのですが、そちらは家の在庫を見て、またの機会に。
Rick Springfield『Mission Magic』(1974/2004 Master Classics)
アルバム的には3枚目になるのでしょうか、『Comic Book Heroes』の後に出ていたアルバムのCD化ですね。元々はWizard Recordsという所から出ていた、とのこと。う〜〜ん、これはチェック漏れでした。16曲+1stからのスマッシュ・ヒット<Speak To The Sky>をボートラに加えた17曲入りです。
The Pointer Sisters『The Collection』(2004 Madacy)
音だけでなく、ヴィデオ・クリップを収めたDVD付きの2枚組ベストです、と思っていたら昨年のライヴを収めたCDが1枚、そこからの抜粋の映像DVDが1枚、の2枚組ライヴでした。ま、選曲はほとんどベスト盤状態ですが。バックのメンバーには特に有名なミュージシャン、居ませんでした。
Various『The World's Greatest Pink Floyd Tribute』(2004 Tributized)
$9.99と安かったので買いました。ジェイソン・シェフ、フィー・ウェイビル、スティーヴ・ルカサー他が参加しているので。でも、そんなに面白い作品ではない気もします。と言うか、私、フロイドは苦手なので....。
Jonathan Butler『Jonathan』(2005 Rendezvous)
新作です。スムース・ジャズ・ステーションでいち早くジェイムス・テイラーのカヴァー<Fire And Rain>がかかっていたり、人気の高さは流石、でした。全体的には、よりオーガニックな印象を受けました。
そして、「九州ラーメン」で食事をし、気力・体力・財力(全然無いです、ホントは)で勝負したCD三昧の旅はフィナーレへと向かうのでした。
「今日のラーメン」file no.058[九州ラーメン] ●昔からあるラーメン店です。ラーメン以外にも定食類も豊富で根強い人気を誇っています。ただ、とにかく量が多く、残してしまう、あるいは、麺類でなければ残りはお持ち帰り、もおかしくない、いかにもアメリカンな豪快さが売りになっています。「九州ラーメン」の名の通り、白濁豚骨がメインなのでしょうが、中田はここでマーボー麺をオーダー。特に感動もガッカリもせず、普通に美味しく食べられました。さ、スタミナも付けたので、宿に戻って帰りの荷造りだ〜!
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