<6月10日(土)>
「今日の出来事」
●朝、8時半過ぎに家を出て新幹線で大阪へ。そして、南港のWTCビルにあるFM Co-Co-Loのスタジオへ。予定通りの1時に到着し、1時半から収録開始。今日は「Adult Oriented Radio」を生放送でお届けする他、月に1回のお楽しみコーナー(笑)、「AOR普及委員会」の7月分と8月分もそこで録音しておくことになりました。やはり、大阪の地元の方に出ていたほうが親近感沸くだろうな、という狙いからなのですが、7月からは女子大生以外の方にもアピールしたい、普及させたい、ということで、まず1時半からの収録では、avexの大阪のプロモーターさんにご登場いただきました。20代中盤で、AORのことはほとんど知らない、それが大事です=調教のしがいがありますから(笑)。で、流石に、ボビ・コーの<風シル>は聴いたことがある、とか、そういう感じですが、でも、自社から出ているエア・サプライのことは全く知らないし(なにしろ、月に150タイトルから出てるんですって、avexさん)、ま、業界人と言えどもこれが現状かな、を実感しました。逆に、折角なので、大人が聴けそうなものがあったら紹介して下さい、とお願いすると、7月5日にリリースされる、J−Popの2人組、テリー&フランシスコの曲を選んでくれたのですが、これが、声はかなり達郎さんしているし、乾いたギターの音はかつての鈴木茂さんそのもの、といった感じで、かなり楽しめました、お世辞抜きで。ティン・パン・アレイ系が好きな方には溜まらないのでは? 早速、山崎さんに聴いていただきます。そして、その反応を伺いたい、です。
●続いて、5時から7時が生放送。前半は、マイケル・マクドナルド大特集の2週目だったり、時の記念日なので“Time”に関する名曲を2曲かけたり(ロベン・フォード、アラン・パーソンズ・プロジェクト)etc.。そして、後半は、生で「AOR普及委員会」をやりましたが、今回は、大阪音大の学生さん2人が登場してくれました。音大、と言うので、クラシカルなピアノ系お嬢様を想像していたら、100%反対で吃驚。茶髪で、アクセサリーいっぱいで、のロック姉ちゃん系。そうなんです、音大と言えどもクラシックだけではなく、ジャズから何からいろいろあって、今日のお2人は共にヴォーカル科に通っている、とのことでした。特に1人は、スカ系のバンドのヴォーカルで、コンピレーションの1曲として某老舗メジャーからこの夏デビューも決まっている、とのこと(バンド名はSKULL CANDYというそうです)。ただし、ヴォーカル・レッスンとしては、セリーヌ・ディオンとかいろいろ歌っているそうなので、本番が始まると、それなりにAORを堪能してくれたようですが。そうそう、それと、中田の書かせていただいたAOR本(シンコーさん)を持っていったところ、その表紙に載っているボズの『Silk Degrees』のジャケ写の一部を見つけ「あ〜、これ家にあります! お父さんがよく聴いていたんで! 家に帰ったら早速、聴いてみます!」と軽く興奮。中田、救われました(笑)。そしてもう1人の方は、逆に、結構、いろいろと知っていて、ボズの<We're All Alone>を歌ったことがある他、AORの有名どころは聴いたことがあるとのことで、ホッとしました。また、久々の生放送という事で、FM Co-Co-Loの営業担当さんが代理店の方を連れてこられて、立ち会われたりしましたが、その方がまた大のAORフリークだったりして番組終了後にTOTOの話しで盛り上がったり。好いですね、AORの輪。
●その後、7時半頃から、「AOR普及委員会」の8月分を早くも収録。今度は、FM Co-Co-Loで喋っているアナウンサーさんと、彼女の所属する事務所の後輩さんに出演いただきました。ここでは、ナイトフライトの<You Are>をかけて、ホラッ、これ、某アイドル・グループのあの曲とそっくりでしょ。ここからパクッたんですよ、他、楽しくやらせて戴きました。なんか、やっぱり、このコーナーは地元の方で録るほうが“らしい”気がしますね。チャキチャキの関西弁が映える、でも、関西の若人のほうがノリが好い、でもないのですが、なんとなく。
●全ての収録が終了後、宿泊ホテルのそばでスタッフと食事。流石に疲れて、生ビール3杯、焼酎ロック2杯、で、好い気分になれました。今日も1日、ご苦労様でした。
P.S.番組へ、メールありがとうございました。特に、私が歩けなくなった!というこの日記を見て、大丈夫ですか?とメールを下さった方、感激しています。お陰様でケンケンからスキップへと成長しました。今後とも、ご愛顧のほど、宜しくお願いいたします。

「今日のお休みBGM」なし
●流石に、アッという間に寝れました、疲労困憊で。

<6月9日(金)>
「今日の出来事」
●朝から昨日のライナー書きの続き。午前中にワーナー編1、を済ませて、午後からワーナー編2に。それと並行してCDの発送だなんだ、も、やり、さらに、明日の大阪での生放送用の準備もちゃんとせねば拙いので、と、奮闘。朝も早いので。結局、夜遅くまでかかって、選曲、進行表の最終型を作り、さらに、同じくFM Co-Co-Loのスタジオで収録する2本分の選曲&進行表作り。アッという間に1時くらいになってしまいました。お休みなさい!

「今日のお休みBGM」Rick Braun『Best Of Rick Braun』(1999:Atlantic)
●日曜日にブルーノートでライヴを観て(ブライアン・ブロンバーグ、ジェフ・ローバー他と共演)月曜日に取材をするトランペッターのベストを聴きました。やがて寝てしまいましたが、やはり<Missing In Venice><Night Walk><Hollywood & Vine>の頭3曲は圧巻です。日曜が楽しみ!

<6月8日(木)>
「今日の出来事」
●足、だいぶ、よくなりました。さ、それでは、そろそろ本格的に仕事、仕事! なんだか、急に忙しくなって、来週の木曜日まで仕事尽くめ。好いのでしょうか、自称:自由人の私がここまで仕事の予定を立てて....飲み会はほとんど入れずに頑張ります。16日(金)〜18日(日)のヴァケーションを心から満喫したいので。で、今日は、ワーナーさんのボックス・セットのライナー書き。まずはBMG編20曲を済ませ、続いて、ワーナー編1も半分済ませました。オール・タイムのクラシック・ヒッツ・ボックスなので、BMG編をとっても、ベイ・シティ・ローラーズあり、レイフ・ギャレットあり、バカラあり、ヒューズ・コーポレーションあり、ジャパンあり。普段全く縁のない方々もかなり登場しますが、結構楽しかったです。勉強になるし(ミドル・オブ・ザ・ロードなんてグループ、全然知りませんでした!)。意外にもCD持ってたり、あるいは、家にあるコンピ盤に入ってた、など、思ったよりは全然スムースに出来ました。さ、なるべく早期に5枚100曲、完成あるのみ! その後も、2枚組コンピ(おそらく36曲)の解説あり、普通のライナー2本あり、3日続きで取材関係あり…それよりなにより、土日で大阪生放送出張あり。1年に1度(?)の多〜忙を、なんとか乗り切るしかありません。そんなわけで、全然アメリカに行けず…です。7月こそは、なんとかLAへ!

「今日のお休みBGM」Nestor Torres『Dances, Prayers & Meditatiopns For Peace』(2006:Heads Up)
●うわ〜、ネスターの新作、ちょっとヘヴィですね。3曲目の<Lotus Sutra Of The Wonderful Law>なんか“何妙法蓮華経”って歌われてるんですよ、マジで。その他、本当の意味でのボーダーレスなワールド・ミュージック的フルートが展開されています。まあ、聴きやすいだけのスムース・ジャズはもう卒業だ! アーティストにはアーティストの主張とポリシーがあるんだ! は解りますが、ここまでポップ色が薄れた作品だったとはかなり意外でした。確かに、今まではスムース系の人気プロデューサーが結構参加していましたが、今回は、前作で2曲を手掛けたCarlo Pennisiが全曲を担当。最初からラジオ・オリエンテッドではなかったことが想像できます。まあ、アートとしては素晴らしいのでしょうが....。なんだか、吃驚して、なかなか寝付けませんでした。

<6月7日(水)>
「今日の出来事」
●それなりにぐっすり眠れましたが、今日も足はかなり痛いです。と言うか、昨日よりもさらに痛い感じ。好かったです、収録とか打ち合わせ、さらに飲み会が無くて。実は、昨年の6月6日も突然の激痛で病院に2カ所(内科と整形外科)行ったのですが、内科のほうは各種検査して「血液検査の結果が出るのは1週間後ですので、その頃、また来て下さい」で、処方箋も一切無し。こんなに辛いのに1週間、薬も湿布も何もなしで様子見ろ、は酷いですよね。気休めでも好いから薬くれ、って感じです、気休めで。そんなこんななので、今回は辛いけれど医者には行かず。明日もこの状態でしたら別の内科に行ってみます。私のエリアって、ホント、お医者さん多いですから。歯医者は5〜6軒、耳鼻科も2軒、内科3〜4軒、皮膚科1軒、整形外科2軒…丁寧に探せばさらにいろいろあるはず。ラッキーです。と、それはともかく、ホント、歩けない状態(移動する時は“ケンケン”か、“はいはい”ですから....<苦笑>)なので、ライナーを書くにもCDライブラリーに資料探しに行けないという超ハンデ・キャップ状態(仕事部屋は2FでCD部屋は1Fなので)。少しは進めましたが、これは明後日までに終わらないかも....激拙です。
●ジョーイ・カルボーンさんからメール。彼が作曲した<SIGNAL>という曲が、KAT-TUNの次のシングルになるとのこと(7/19発売)。なんでも、“docomo TV”のCMソングにも決まっているそうでブレイク必至。ホント、精力的ですね、ジョーイさん。そんなジョーイさんにジョセフ・ウィリアムスがヴォーカルを務めるプロジェクトVertigoの2ndのライナー用にいろいろと質問を送ってみました。ジョセフのコレポンですし、そのアルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーにも名を連ねていますから。それに、ジョセフに質問がある時もジョーイさんを通したほうが確実、迅速なのです。っつうわけで、いつもお世話になっています。

「今日のお休みBGM」Eric Darius『Just Getting Started』(2006:Narada Jazz)
●生き生きしたプレイを届けてくれる黒人サックス奏者の2枚目。2年前のデビュー作はHigher Octaveからのリリースで、<Love TKO>のカヴァーがなかなかだったのを覚えていますが、Narada Jazzに移籍した今回はビルボード誌のContemporary Jazz Albumsチャートでも堂々のベスト10入りを果たすなど、さらに認知を広めています。1曲目からキャッチーこのうえないフレーズの応酬で、その後も、ポール・ブラウンやブライアン・カルバートソン、さらに、ユージ・グルーヴがプロデュースしたトラックが出てくるなど、なるほど、完璧なラジオ向けのアルバムだな〜と感心させられます。そのポールさんがプロデュースしたアリシア・キーズの<If I Ain't Got You>のカヴァーがアルバムの中盤過ぎに出てくるのですが残念ながらその前に寝てしまいました。

<6月6日(火)>
「今日の出来事」
●午前中は久しぶりにこの日記を書いて(更新は明日)、午後からCOOL USEN6月後半分の選曲。今回はアリフ・マーディン特集で、1曲目はチャカ・カーンの<What Cha' Gonna Do For Me>。2曲目がアヴェレージで、3曲目がブガッティ&マスカーで、4曲目がフィル・コリンズ、5曲目がカーリー・サイモン、そしてアレサ、ベンソン、メリサ…が登場する、非常に解りやすい選曲になっています。スクリテッィ・ポリッティは入れましたが、ハワード・ジョーンズ、カルチャー・クラブは入れませんでした。あと、ビージーズとノラ・ジョーンズ、メリサ・エリコは入れたかったのですがCDがサッと出てこなかったので今回は涙、でした。そしてコンビニでCDを送って帰宅。その頃から、昨日から違和感を覚えだした右足の甲がどんどんと痛くなり、夕食後にはかなり激痛状態。左足はピンピンしているのにとにかく辛い辛い、不便不便。風呂から上がってパジャマ着るのも大変でした。そんな訳で、かなり早めに寝ましたが、さて、これってやっぱり痛風でしょうか? 旨いものばっか食べてますからね、お金の許す限り…。

「今日のお休みBGM」Ed Hamilton『Hear In The Now』(1999:Fahrenheit)
●スムース・ジャズと4ビートの間を行くギタリストです。以前、Telarcに在籍していた時はもっと4ビートよりの音を出していたのですが、1998年にShanachieからアルバムを出して<Fly Like An Eagle>のカヴァーが受けたからか、続く99年作品もスムース寄りでした、だいぶ。ウォーレン・ヒルも1曲参加。正直言って、お薦め! 要チェック! というよりもこんな人も頑張ってます、というほうでしょうか。結構、後半まで聴いてました。

<6月5日(月)>
「今日の出来事」
●旅の疲れを癒す間もなく、朝から仕事、仕事。まずは、今日の夕方から収録の「Smooth Jazz Seduction」の選曲をして、それから、その前に収録の「Adult Oriented Radio」の選曲を1時間分やり、進行表も作って、という流れ。そして、いつものスタジオで収録を済ませ、夜に帰宅。食事をしてCDを聴いているうちに睡魔が…。いかんいかん、まだ10時だと言うのに。

「今日のお休みBGM」Adani & Wolf『Adani & Wolf』(2005:Rendezvous)
●オランダを拠点にする男性2人(Roberto Adani & Daniel Wolf)によるユニット(ただし、本名はそれぞれRob Gaasterland、Daniel Testasの模様)の、アメリカでもリリースされている作品。ランデヴー・レーベルということからしてスムース・ジャズなのは推測していただけると思いますが(って言うか、私のお休みBGMは95%以上がスムース・ジャズ。気分爽快ですから)、流石、ヨーロッパ系なのでチル・アウトというかアンビエント・ハウスというかがメインになっていて、多少、辛い曲もあります。Camielのほうが全然好いな、というのも。ただ、アメリカで大ブレイクしたPraful(サックス他)のバックを受け持っていたのがこの人たちですし、アダーニ&ウォルフ自体、昨年のRadio & Recordsのスムース・ジャズ年間チャートで76位に入っていたほどですから(曲はこのアルバムの2曲目<Daylight>)、やはり無視は出来ません。と言うか、こういう人たちの音が年間チャートに結果を残している=アメリカのスムース・ジャズ・ラジオ・シーンも確実に変化を見せている、を実感する私です。そ、敬遠せずに自分から飛び込んでいかないと! で、半分くらいが歌もので、それも曲によってヴォーカリストが違ったりしますが、その中にジノ様の名曲<People Gotta Move>のカヴァーを見つけ、あら吃驚。その曲をカヴァーするなんざ、センスがニクイね〜、とニンマリもしたのですが、でも、やっぱり、歌のレヴェルが高くなく、そういう意味ではぜひジノ様に聴いて欲しい!という風には思えませんでした。ま、何れにしましても、これからはヨーロッパの音源をどんどんと勉強していかないと…。頑張ります!

<6月4日(日)>
「今日の出来事」
●旅館をチェック・アウトしてから今日は旨い魚を求めて、西伊豆の戸田(へだ)に行きました。お馴染みの漁港町でお店もたくさん。お土産用の魚もいろいろと買ってしまいました。で、昼食は地元の有名店「の一食堂」へ。ここは西伊豆名物:高足ガニ(世界最大のカニ。大きいものは両脚を伸ばすと3mとか言われています)が食べられることで有名な店ですが、流石に少人数で1パイはキツイので(お値段も¥10,500〜ですから)、シンプルにお刺身定食をオーダー。¥1,050〜¥2,100まで3ランクありますが、流石に¥2,100のは、超お得。ウニから何からこれでもかと皿盛りされていました。そして、それで満足せず、次はまたまた三島地区のラーメン店へ。昨日の「麺 まるい」が非常に美味しかったので今日も期待したのですが、流石に、そうは行かず。詳細はこの頁の右上「ものろ〜ぐ」をクリックして下さい。そして、往きと全く同じ道、三島で国道一号線に出てそのまま箱根経由で小田原に出て、そこから厚木に出て東名で都内へ。久々にスムース&スムースで、夕食前に余裕で着いてしまいました。土産類から今日は鯖の味醂干しを食しましたが、脂も結構乗っていて、家族皆で美味しく戴きました。
●そして、Eメールをチェックすると、ブルーノートの方からデイヴ・コズの原稿依頼が来てました。そうなんです、3月末から4月頭にかけて、素晴らしいショーを披露してくれたデイヴがまたまた来日してくれちゃうんです。凄い! 感激!  日程は8/29(火)〜8/31(木)の3日間。バックは未定ですが、誰が来ても最高なことは間違いなし。ホント、絶対に損はさせません。前回ご覧になられなかった方、今回はマストです。特に、女性と一緒に行くことをお薦めします。ハッピーこの上ない時間が過ぎていきますから。

「今日のお休みBGM」なし
●運転疲れ、と言うか、いつの間にか寝てました。

<6月3日(土)>
「今日の出来事」
●今日から1泊2日かで中伊豆:湯ケ島の温泉に行ってきました。湯ケ島は4年前だったかにグループで行ったことがあるのですが、実に好いところ。大人が安心して泊まれる旅館がたくさんあります。しかも、今回は昔からある名門の「落合楼」に泊まったのですが、4月29日にリニューアル・オープンした記念セールで信じられない安さ。この部屋でこの食事でこのサービスでこの値段〜???!!! と、感動しまくりです。7月中旬までの特別価格のようですが、これは超お薦めです。で、話しは逆になってしまいますが、まずは都内から東名に乗り、厚木から小田原に出て、箱根新道経由で三島に出て、まずは、ラーメン店をチェック! 「麺 まるい」という和風豚骨の店を訪れたのですが、これが、旨い! 詳細は「ラーメン日記」をご覧下さい。そして、三島から湯ケ島はほとんど道路1本、という分かり易さなのですが、これがチェック・イン出来る3時よりもかなり早く着いてしまったので、「落合楼」を右に見ながらそのまま素通り。結局、ず〜〜っと南下しまたまた下田まで行き、今回も活き伊勢エビを買い、速攻でUターン。旅館の部屋で身を取りだし、夕食前にビールで乾杯! いやあ、やっぱ、プリプリ甘くて最高です、伊勢エビ。世界で一番好きな食べ物のひとつです、間違いなく。そして本夕食は景色もなかなかの食堂で、なのですが、ここで、すっごい差し入れが! 旅館の方がなんだかワイン・グラスを持ってきて「特別の差し入れがございますので」と一言。なんと、私の友人が気を遣って赤ワインのボトルを−−それも、カリフォルニア指定で用意して下さったのでした。その方は、私の東京での呑み仲間&たまに仕事仲間なのですが、この「落合楼」のことをよく知っていたため、私が彼に「この週末、落合楼に行くんですよ」といった一言をしっかり聞き逃さず最高の気配りして下さった、というわけです。それにしても、感激の涙ではなく、汗が出ました、恐縮で。で、「落合楼」での夕食ですが、先付け、前菜、お造り(鮪他5〜6品)、焼き物(鮑です!)、蓋物、台の物(牛ヒレ)…が出てくる懐石系で、しかも、私らが席に着いた時にお釜の火を入れてくれる、つまり、誰もが炊き立て熱々の白飯が食せる、という気の配りよう。これで1万円ちょっとから、という激安価格。休前日でもアップは¥2,100くらいですし、仮に、露天風呂付きの部屋に泊まっても¥16,800〜ですから、これはほとんど“犯罪”です(笑)。食後部屋に戻って、西武vs巨人戦を観ると....終盤1点を勝ち越した西武ですが、リリーフが2本のソロ・ホームランを打たれてジ・エンド。さらに、ザッピングで観たK−1では、王者セーム・シュルトがチェ・ホンマンに判定負けという屈辱が…。テンション下がります。その後、旅館から歩いて2〜3分。蛍が見られる、出会い橋に出向くと、大勢の人が。あ、確かに居ます居ます、蛍。好い感じでした。

「今日のお休みBGM」なし●今回はCDプレイヤー関係持参していないので。

<6月2日(金)>
「今日の出来事」
●グッスリ寝たので気分は上々。午前中から「AOR通信」を仕上げ、さらに、他にもアドリブの原稿を一気に書き上げ、夜の飲み会に備えます(笑)。20人以上が集まった一大イヴェント。でも、明日が早いので11時過ぎにはおいとましましたが、そのうちの4人(40代中盤2人)は2次会〜ソウル・バーで朝までコースだった、とか。感動してしまいます。そのテンションの高さ。

「今日のお休みBGM」Everette Harp『In The Moment』(2006:Shanachie)
●ジョージ・デュークのおかかえサックス奏者だったこともある人気アーティストの最新作。これまたShanachieから、というのが好くも悪くも引っかかりますが、内容のほうは第1弾シングルとなる1曲目からゴキゲンそのものの内容。メロディもグルーヴも言うことなしですね。やっぱ、曲ですから、最終的には。基本的にはセルフ・プロデュースで、6曲が大好きなレックス・ライドアウトとの共同プロデュース。バックにはジョージ・デューク、ノーマン・ブラウン、チャック・ローブ、ジョナサン・バトラー他が参加。マリオン・メドウズ、ピーセズ・オブ・ア・ドリームの最新作と並ぶ、現在の3大お気に入りアルバムです。

<6月1日(木)>
「今日の出来事」
●朝から身体がダルくて冴えません。昨晩、食後の運動で1時間くらい歩いたから、という訳ではなく、どうも風邪気味です。昼間、打ち合わせで外出するも、帰宅後、骨節々が痛い、とでも言いましょうか、最近にはないダルさで横になることしきり。結局、溜まっている仕事も何もこなせず完璧早寝。その分、夜中に目が覚めてしまい完璧時差ボケ状態に。ま、たまにはしょうがないですね、トシですから(笑)。

「今日のお休みBGM」スペシャルEFX『ニュー・ビギニングス』(1993:ビクター)
●ギタリストのキエリ・ミヌッチが、今は亡きパーカッショニスト:ジョージ・ジンダと結成していたユニットのJVC移籍第一弾(この前はずっとGRP)。1曲目からパット・メセニーに影響されたかのようなスケールの大きなサウンドが展開され、結構、好きなアルバムでしたので、久々に聴いてしまいました。ジョニー・ケンプ(懐かしい!)が歌う2曲目では、あのリック・ローズの名前も作者の1人として見つけることが出来ます。